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〇花畑スタンプラリーと花の観覧車
「楽しそうな、イベントだから……一緒にどうかな、と思って」
寝子高3年の
志波 拓郎
は、同級生で恋人の
高梨 彩葉
にそう声をかけた。
「うん、誘ってもらって良かったよ♪」
「いい香り、だな……お花も、食べ物も……!」
二人は屋台を巡りながらスタンプ集めをしている。
彩葉は屋台のフライドポテトを買って、拓郎の隣を歩いている。
「屋台って何でこんなに美味しいんだろ」
ずぞー、と拓郎が焼きそばをすする。
「屋台の料理って高いけど、何故か美味しく感じちゃうよねー」
同意して彩葉は拓郎の顔を見た。
「拓郎が食べてる焼きそばも美味しそう……って、頬にソースがついてる」
「えっ? どこ?」
「……じっとしてて」
彩葉は持っているハンカチで拓郎のソースを拭ってあげた。
「ありがとう……ごめん、ハンカチ汚れちゃった」
「いいよ、ハンカチは汚れてもいいものなの。洗えば落ちるって」
「ほんとに? ……あ、あそこ最後のスタンプだ」
美味しく食べつつスタンプのチェックも怠らなかったので、あっという間にスタンプを集め終わった。
「どんな花をくれるのかワクワクするねー」
彩葉が言い、拓郎も頷いた。
ゴールへお花を貰いに行くと、それぞれ違う花がもらえた。
「……これ、何の花だろう?」
「ここに、ストックって書いてあるよ。私のはアネモネ」
「よし、検索で調べてみよう」
「私もー……ストックの花言葉は、『愛の絆』だって。あっ、色によっても違うんだ。紫は『おおらかな愛』」
「彩葉さんのは……『君を愛する』『希望』『期待』、だって。いい言葉、だ……彩葉さんに、似合ってる」
「えー、照れるな」
「待てよ、寮の部屋に花瓶……なかったな……」
「そういえば私もない……どうしよう」
しばし考え込む二人。
「……そうだ、いいこと思い付いた」
拓郎の顔が明るくなった。
「屋台かコンビニで、瓶ジュースを買ってこよう。彩葉さんの分も?」
「いいねぇ。じゃあ、私の分も頼んでいい?」
と、彩葉は拓郎にジュース代を渡す。
「……それくらいいいのに」
「いいから取っておいて。買ってきてもらうんだもの」
ほどなく拓郎はジュースを手に戻ってきた
「これなら花瓶の代わりになる、かなって」
手ごろなのジュースを、二人で飲み干す。
空の瓶を洗い水を入れて、花を挿した。
「花の命が少しでも長くなるように、大切に扱おう」
彩葉の言葉に、拓郎は優しい笑みを向けた。
夕方頃。
「ちょっと行きたい場所が、あるんだ」
と、拓郎が言い、二人は観覧車へ移動した。
「上からお花を見るなら日が出てるときがいいんだろうけど、もしかしたら……」
二人の乗ったゴンドラが上へと昇っていく。
辺りは薄暗くなっていたが、各エリアの花々がライトアップされていた。
ピンク、紫、黄、白、青、緑、赤……
「わぁー、綺麗だね!」
「ここ、おすすめスポットだった」
「さすが! おすすめスポットなだけあるね」
拓郎は貰った花をそっと取り出して、彩葉に差し出す。
「えっ?」
受け取るとスマホを向けられた。
「えへへ、ピース♪」
片手でピースを作ると、拓郎はほんわか笑いながら、スマホでパシャリと写真を撮ってくれた。
「今日一日は楽しかったなぁ、またこういうイベントがあったら一緒に参加したいね」
彩葉が言うと、
「彩葉さんと素敵なお花をたくさんみて、すごくたのしかった……!」
うんうん、と拓郎も頷く。
お花を見ていたら、ふと閃いた。
「そうだ、ケーキ……」
「えっ? ケーキ? お花みたいなケーキが食べたくなっちゃったな……」
「拓郎も?」
以心伝心とはこのことだろうか。微笑みながら彩葉が言う。
「ねぇ、拓郎。帰ったらお花のケーキを作ろうと思うんだけど、試食する?」
「作るの!? 食べる、食べたい……!!」
拓郎は目を輝かせ、尻尾があったら振りまくっているくらい喜んでいる。
「今日の記念に美味しいケーキを作ってあげる」
「楽しみにしてる……ありがとう」
おかげで、花よりも拓郎の瞳のほうが印象に残ってしまいそうだが。
これはこれでいいかな、と彩葉は思うのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
36人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月09日
参加申し込みの期限
2021年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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