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寝子島、花と緑の博覧会『フローラル&グリーン』
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〇お花を堪能! ~大きな藤棚の下で~
「寝子島が花でいっぱいだワ! いっぱい走り回っちゃうノ!」
寝子高三年の
御薗井 E セレッソ
は、はしゃいでいた。
「『フローラル&グリーン』!! とっても素敵ナノ!! 一日中お花を堪能したいワ」
大柄の花柄ワンピースに白い帽子。
ちょっとレトロで爽やかな感じで、下宿先の旧商店街の質店を出た。
「まずは花で彩られた寝子島を観覧車で見てみるノ! シーサイドタウンへ行くワ!」
観覧車に乗る前に喉を潤そうと、無料ドリンクサービスにチャレンジすることにした。
「ワタシの名前、セレッソっていうノ! イタリアで『桜』って意味なのヨ!」
店員さんはにっこり笑ってOKしてくれた。
セレッソはメニューを広げ、バタフライブルーティーを注文する。
バタフライピーはマメ科の植物で、綺麗な青い花を咲かせる。
運ばれてきたお茶は、セレッソの瞳の色に似た鮮やかな青だった。
レモンの輪切りが添えられている。
「バタフライピーを使った青いお茶! レモンを入れてみるワ!」
青いハーブティにレモンを入れると、みるみるうちに綺麗な紫色になった。
「不思議! とっても素敵ナノ!」
美味しいお茶を飲んだ後、セレッソは観覧車に向かった。
前に並んでいた金髪のウルフカットの少女と目が合い、ウキウキと声をかける。
「チャオチャオ! あなたは最近寝子島に来タノ?」
「ああ……」
アシュリーは人懐っこいセレッソを見て、自分と同じくらいの年かな? と考える。
実際はセレッソのほうが2つ上なのだが。
「ワタシは前からいるけど、いつもと違う寝子島を見回してみるワ。楽しみネ!」
「ああ、あたしも島全体を眺めながらゆっくりとした時間を過ごしたいと思ってる」
アシュリーの前にゴンドラがやってきて一足先に乗り込み、セレッソは手を振って見送った。
「イッテラッシャイ!」
「……行ってきます」
すぐにセレッソの番が来て、ワクワクしながら乗り込む。
ゴンドラが高く上ると、見えてきた景色にセレッソは目を輝かせた。
「九夜山のお花畑凄いノ! 星ヶ丘のローズガーデンも見えて素敵だワ! ワタシが住んでる旧市街の藤棚、あんな風に見えるのネ!」
やがてゴンドラはだんだん下りて、遠くの景色の代わりに近くが大きく見えてくる。
「空からお友達がいないか見れないカシラ?」
見回したセレッソは、見覚えのあるアホ毛の少女を発見した。
「えへへー、ののこチャン発見!」
ゴンドラの中から手を振ってみた。
ののこは気づいていなかったが、近くにいた英二がこちらを見て手を振ってくれた。
それでののこも気づき、ぴょんぴょん飛んで大きく手を振ってくれた。
「うふふ、ののこチャンどこ行くのかな~」
観覧車から降りた後も、セレッソはあちこち見て回り博覧会を満喫した。
「帰りに旧市街の藤棚に寄ってみるワ」
観覧車から見た藤棚は、近くで見るとより一層綺麗だった。
「今日は楽しかったノ~~」
ベンチに座ってうとうとしながら夢見心地。
(わあ、お花いっぱいのブランコナノ!)
いつのまにかセレッソは白いワンピースを纏っていて。
気が付くと隣には白いワンピースを着た親友の
薄野 五月
がいて、二人はとてもいい笑顔でブランコに乗っていた。
ブランコを揺らそうとして、ふっ、と我に返る。
「セレッソさん」
声が聞こえて、目を向ければ、親友の笑顔があった。
「五月チャン!? 夢じゃナイノネ?」
さらに五月の背後から見知った顔が。
「こんにちは、セレッソちゃん」
「美和チャンせんせー! チャオチャオ! 久しぶりナノ!」
少し前のこと。
「花と緑の博覧会『フローラル&グリーン』! やあ、楽しそうなイベントでワクワクしますねー。ふっふ」
薄野 五月
は、旧市街の蕎麦屋の娘だ。
「寝子島のあちこちで行われているみたいですが、ここはやはり旧市街のジャンボ藤棚を見に行きましょー。ふっふ」
水筒にお茶を淹れて、お茶菓子に水まんじゅうも持って家を出た。
「見えてきました。綺麗ですねー。あら?」
そこで五月は、見覚えのある赤い眼鏡の女性を見つけた。
「こんにちはー、みっちゃん先生」
担任の久保田美和先生だった。
「こんにちは、五月ちゃんも藤棚を見に?」
「はい。みっちゃん先生もいらしてたんですね」
さりげなく周りに目を走らせる五月だが。
(どうやらお一人のようですね)
男性と一緒だったりしたら邪魔する気はなかったが、やはりというか連れらしき人影はない。
「みっちゃん先生、もしお時間がありましたら、一緒に藤棚を見ませんか」
「いいわね!」
嬉しそうに美和先生は答え、二人は藤棚の下の空いたベンチに腰掛けた。
「藤棚って、とても綺麗ですよね。見上げた空に、藤の花が広がって、違う世界にいるような気持になります。それに何だか落ち着きますし……」
「そうねー、五月ちゃん、なかなか風流ね♪」
「ふっふ。それほどでもー。あ、みっちゃん先生、お茶とお菓子いかがですか。水まんじゅう持ってきたんです」
「あら嬉しい、いいの? ありがとう!」
水筒からコップにお茶を注ぎ、美和先生に渡す。
葛粉を生地に使った水まんじゅうはプルプルした食感で、暖かくなったこの季節にはぴったりだ。
「いただきま~す! あ、美味しいわ」
「おや、猫さん達も集まってきましたね」
三毛や白、黒、トラ猫たちが藤棚の下に寝転ぶ。
「花粉がふんわり降っている中で、あくびをしていますねー、かわいい」
きらきらした花粉が降っている中、五月は向こうに白い帽子の少女が座っているのに気づいた。
藤棚を挟んだ反対側のベンチに腰掛けていて、こちらには気づいていない様子だ。
「あれ、もしかして……」
五月は立ち上がり、ゆっくりと近づいていく。
(眠そうですけど、声をかけてもいいですかね)
五月は静かに、親友の名前を呼んだ。
「セレッソさん」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
恋愛
コメディ
動物・自然
定員
50人
参加キャラクター数
36人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年06月09日
参加申し込みの期限
2021年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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