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ネコジマ・イン・カオス! ―ゲームの世界と溶け合いました―
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>大きなレンガの建物にて
「「わぁ……」」
恵御納 夏朝
と
恵御納 夏夜
の姉妹は、そろって現実世界で言えば寝子高のある場所に来ていた。ここにあるのは大きなレンガの建物だ。
「寝子高より大きいかも」
「確かに5階ぐらいありそうだね」
二人はそう話しながらもつい最近の事を振り返る。
(確かに、ここ最近は受験勉強を優先してるから、たまにしかログインできてない、けど……)
そのためあまりレベルも上げられていない。夏朝はふと夏夜に問う。
「最近『SOC』にログインした?」
「ここ数日は受験勉強を優先していたから……。たまにログインして確認してるけど、過疎化が進んでいるのが心配だね」
「そうなんだよね……」
夏夜の言葉に夏朝も頷く。時々しかログインしていないが、確かにプレイヤーが減っていくのはとても寂しい。
「界喰らいのグラトニエル……『SOC』の過疎化の原因でもあるし、絶対倒さないと」
「暴食の女神とやら、だね。絶対に倒そう」
双子の姉妹は頷き合い、調査を開始した。
全てではないか複数のジョブを経験した夏朝は、どのジョブなら動きやすそうか考えながら周辺を散策していた。
(そうだね、広さ的に軽戦士が動きやすそう? 大きな武器を使う人も建物内でなければいける? 遮蔽物は建物周辺にないし……)
特徴的なものはそこあたりだろうか? 夏朝は、森の調査にいった夏夜からの情報も併せて考える事にする。
ある程度外を調査した後、夏朝は建物へと入った。
清潔感のある室内は、1階から3階部分が吹き抜けになっており、壁に沿うように廊下があった。なにか大きなものを格納するような場所に見える。
(籠城には向かなそう……? もっと上に行ってみよう)
階段を上り、4階の部屋に入ってみると魔力の籠ったや結界に使えそうな道具が棚にあった。籠城には向かないが建物の屋上から大きな敵を攻撃する事が出来そうだ。
「女神の大きさにもよるけど、この中に誘い込んで、高い所から攻撃するって手もあるのかもしれない」
夏朝は、簡単に建物内部の図を描き残すことにした。
一方夏夜は森の中を歩きながら元の寝子高や寝子高周辺の共通点や差異を考えてみる。
「うーん、標高的な部分は同じ。開けた場所は校庭とほぼ同じぐらい。違うのは周囲を森に囲まれている事と建物……かな。頑丈そうには見えるけれど……」
夏夜が森を抜け建物の近くへと向かうと、ふと体が軽くなった気がした。それが気になり森へ入ると、少し体が重く感じる。
(なんだろう、見えない手で軽く体を抑えられているみたいだ)
直感的に、この森自体が濃厚な魔力を帯びているように思えた。そこから夏夜は更に考察する。
――ここの魔力を誘導すれば結界を強化できるのではないか?
(軽戦士としては建物以外の遮蔽が無いから、のびのび戦えそうかな。強固な結界の中で戦えれば森への被害も考えなくていいかもしれない)
夏夜は森と庭の境目を見ながらゆっくりと建物へ目を移すと、建物を外部から調査することに。
レンガの建物は大きく、とても頑丈そうだ。しかし、近くで見ると罅など老朽化している事に気付いた。
「すぐには壊れないとは思うけれど……」
罅は複数あり、そのどれもが細かい。だが、一か所に集中攻撃を受けたら危ないかもしれない、と夏夜は考える。
だが、嬉しい調査結果も得られた。夏夜が己に三日月のシールを貼り、実験的にろっこん『月の満ち欠け、重く軽く』を使った時の事だ。普段よりもより自然にろっこんを使うことが出来、息をするかのように屋上に着地することが出来た。
「凄い……。言葉に言い表せないけれど、なんかこう、普段より使いやすく感じる……」
その原因は分からなかったが、夏夜はとても心が躍るような感覚を覚えていた。
「え? ろっこんが使いやすいの?」
「そうなんだ。でも、気分が高揚する症状もあるみたいだ」
落ち着きを取り戻した夏夜は、夏朝に調査結果を伝える。不思議に思い自分のろっこん『重く軽く』を利用し屋上まで飛んでみると、確かに気分が少し高揚した。
「これは多分、他の人のろっこんも同じだと思う。モチベーションの維持には役立つと思う」
夏夜の言葉に夏朝は静かに頷いた。
「さぁて、実際の時どのジョブかもわからんし、スキル系で仕掛作ると確実に時間経過で消えると思うからとりあえずは……」
そう言って森の中を行くのは、
黒兎 都
。背負っている包みの中身は冒険者達が使いやすそうな武器である。
都は「事前に下調べできるということは、仕込みもある程度はできるのでは?」と考えた。故にこの機会をギミック設置イベントと思い行動していたようだ。
「うーん、海の方ではスキルで凍らせていたけど……。残るといいなぁ。でも、念には念をっていうからね」
都はここに来る前海岸とコロセウムも簡単に調査していた。その道中でいくつかの武器を発見したようだ。
レンガの建物に到着した彼女は、その建物の中を見て目を見開く。
「んあ? 吹き抜け?? 予想外だね」
「黒兎先輩! 先輩もここの調査なの?」
そうしていると、後ろから夏朝が声をかけた。都は彼女と夏夜に海とコロセウムの状況について説明し、ついでに集めた武器を見せた。
「これって……」
「まぁ、冒険者達が使えるように準備したんだよ。ここでの戦いは物にしておきたいからね。確実に倒すためにも、必要なんじゃないかって」
「実は……」
二人の報告を聞いた都は「ほーん?」と興味を持つ。そして四階に案内してもらう。彼女はそこにあった武具を見、持ってきた武具と見比べて目を輝かせた。
「なるほどなるほど。これも、持ってきた奴も同じぐらいの強度かも? さらに安心だね」
「仮にここが決戦の舞台になったら、武器の備蓄は確実だね」
都と夏夜はすぐに使えるように準備に取り掛かる。夏朝は念のためポーションとかが無いかチェックしたが、そういった類はなさそうだった。
「森の中とか家の中に『誰でも使える』インスタントな兵器隠しておくのが定石よね」
都は、充実した武具を見、楽し気に頷いた。
※最終決戦時、『大きなレンガの建物』を選んだ場合、内部にある魔法の矢など道具を利用できる(さらに都が持ってきた分が追加された)。また、木々の魔力を使う事で結界をより強固にもできる。ろっこんも普段より負担なく利用できるが気分が高揚しやすい。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2023年09月09日
参加申し込みの期限
2023年09月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2023年09月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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