this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
【三寮祭】ばっひゅーんシャッフル☆ナイト
<< もどる
1
2
3
4
5
…
23
つぎへ >>
●猫鳴館~チャイナっちゃいな・その2
自宅生の
大江戸 マンモス
は、猫鳴館を訪れる前、風の噂を聞いてこう思っていた。
「猫鳴館とは魑魅魍魎が住まう人外魔境と聞いていますが実態やいかに?」
「実際来てみてどうだった?」
尋ねたのは、三寮祭実行委員長の
野々 ののこ
である。
「ふむ……ボロいですが思ったよりはまともじゃん、ですね。モヒカン頭のチンピラがヒャッハーしているくらいのインパクトは欲しかったです」
ののこと一緒に畑を耕す手伝いをしていた
佐藤 英二
はそれを聞いて思わず噴き出した。
「ちょっとわかる」
彼らがいるのは猫鳴館の裏庭菜園。
様々な野菜が植わっていたり、鶏小屋があったりする、猫鳴館の食材調達には欠かせない場所である。
マンモスは畑仕事や鶏小屋を体験してはしみじみと言った。
「昔田舎にいた頃を思い出しますねえ」
「マンモスちゃんって寝子島生まれじゃないの?」
「ええ。今でこそインドア派の私ですが、かつては野山を走り回っていた野生のマンモスだったのです」
「マンモスちゃんはマンモスだったの!?」
ののこはマンモスの言葉を本気にして目を剥いた。次の瞬間、ののこの脳内には、寝子島がまだ大平原だったころが映し出され、野生のマンモス(動物)にマンモス(少女)の顔がついた生物が、猪突猛進に駆け回っている姿が再生されていた。
「そういうことじゃ……」
英二のツッコミにかぶせるように、マンモスが声を張り上げる。
「バイタリティ見せて頑張りましょう」
ののこが盛大に拍手した。
「おおー! マンモスちゃんのバイタリティ、期待してるよっ!」
◇
収穫したての、虫食い穴のあるほうれん草の束を手に、
椎井 莉鳥
は天を仰いだ。
(猫鳴館を訪れるのは何カ月ぶりになるだろう)
ここは、幼馴染な元カレが住んでいた場所だった。
別れたあとも腐れ縁で繋がっていた彼は、この春、寝子高を卒業し島を去った。少なくとも十年は帰っては来ないだろう。それだというのに。
何故ここに来てしまったのだろう。
莉鳥は三寮祭の趣旨に沿って、セクシーなチャイナドレスに身を包んでいた。
光沢のあるエメラルドグリーンのチャイナドレスはまるで宝石を溶かして染め上げたよう。
(彼がいたら――)
裏庭菜園に集い畑仕事に勤しむ賑やかな猫鳴館勢の中に、鼻の下を伸ばしてこちらを見る彼の幻を見て、莉鳥はかぶりを振った。
「どうした?」
ウルフカットの金髪に、動きやすそうな丈の短いチャイナドレスを纏った
アシュリー・アンダーソン
が訝しげな顔で尋ねてきた。
「いえ、何故ここに来てしまったのか、と自問自答していただけ」
「ふうん。あたしは独特な雰囲気に惹かれて、だな。あたしが住んでる桜花寮とは全然違う」
アシュリーは近くで収穫を手伝っていた
北条 冬華
を見遣る。
「あんたは?」
「私、ですか? いつもと変わった日常を楽しめたらなぁ、と思いまして」
冬華は曲げていた腰を伸ばして答えた。赤地に金の牡丹があしらわれたチャイナドレスは、胸のあたりが蠱惑的に開いている。姿勢を変えると、くっきりとした谷間を形成していたたわたな双丘が重力に逆らって揺れた。ボクシング部で鍛えてもいるので、出るところは出て締まるところは締まっている。こんな娘に着て貰って、チャイナドレスも喜んでいるだろう。
そんな冬華は猫鳴館についてこう評した。
「何というか風情がありますよね。普段シーサイドタウンのアパートに住んでいるので、こういう懐かしい雰囲気には憧れます。星ヶ丘寮にも出入りしてますがあちらとも全然違いますし」
「そうね。ここは何処とも違うわ」
莉鳥はもう一束、ほうれん草を引っこ抜く。
土の付いた赤い根っこが晒される。
鶏小屋のほうからののこの声がした。
「莉鳥ちゃーん! 収穫すんだ?」
そう、今日ここへ来たのは、ののこに実行委員の手伝いを請われてのことで、その一環で訪れただけだ。
来て早々、畑の収穫に駆り出されていたのである。
「済んだわ」
莉鳥は脳裏にこびりついた彼の顔を、ほうれん草の根についた土と一緒に振り払う。
アシュリーが頬についた泥を拭って気分良さそうに伸びをした。
「うーん、よく働いた!」
<< もどる
1
2
3
4
5
…
23
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
【三寮祭】ばっひゅーんシャッフル☆ナイト
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
1000人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年05月29日
参加申し込みの期限
2021年06月05日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年06月05日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!