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☆3日 高校生シングルマザー
梓 智依子
は今日で19歳になる。
14歳で娘を産み、3年間子育てに専念し、今年になり寝子高に入学することになった。
入学式まであとわずかなこの日、4歳の娘の楓の手を引いて祖父母と一緒に寝子島海浜公園を訪れた。
「平日だからさすがに人は少ないわね」
そのおかげで適当な場所にシートを敷くことができた。
シートに座り、お弁当を広げて花見をした。
「ママー、さくらー、さくらー」
という娘の様子が愛らしくて、智依子はスマホを取り出す。
楓は落ちていた桜の花びらを、小さな両手の手のひらいっぱいに集める。
その手を上にあげ、パーッとふりまく様子を、智依子は目を細めながらスマホに収めた。
「いただきますの前に手をきれいにしてね」
「うん。いただきます」
娘は、手を拭いてニコニコとお弁当を食べ始める。
そんな楓の様子を見ているうちに、智依子の意識は過去へ遡っていった。
早熟だった智依子が一回り以上年上の男性と恋をしたのは、13歳の時だった。
この恋のためなら死んでもいい、と思うほどに焦がれた。
(忘れもしないあの日。そう、私が14歳の誕生日)
その日、お腹の中に楓を身籠ったことを医師から告げられた。
あの時の喜びは今でもはっきりと覚えている。
最高の贈り物を授かったと思った。
けれども……。
待っていたのは、愛した男に裏切られ、周囲から手酷く非難され、挙句に両親からも罵倒される日々。
両親の思いは理解できたし、誰も憎みたくなかった。
苦しかった。育てられるのかと聞かれれば、そんなことわかるはずもなかった。
それでも、産みたかった。
堕ろすなんて考えられなかった。
養子に出す選択肢も提案されたけれど、それは授かった子供ともう会えなくなるということだから。
茨の道であろうと、子供と共に生きる道を智依子は選んだ。
「ママー?」
食べ終えた楓が、智依子の顔を見上げている。
智依子は、微笑んでその顔を見つめる。
今、心からこう言える。
「楓、あなたは……私の大切な、神様からの贈り物よ」
そして優しく楓を抱きしめ撫でて、髪についた桜の花びらを取ってやるのだった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
天村花海
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
20人
参加キャラクター数
18人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年04月07日
参加申し込みの期限
2021年04月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年04月14日 11時00分
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