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のんびり日和の寝子島で
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◆第二話「コンセプトはどんなもの?」
SNSで少しずつ取り上げられ、寝子島の人々が猫生菓子を買いに来る。
ヤマトもとても嬉しそうにお店を切り盛りしていたが、一時的な波が来ると静まり返るものだ。
そんな中、
高瀬 誠也
は仕事の疲れを甘いもので癒そうと、SNSで話題の猫の宮にふらりと訪れる。
メニューを手に取り中をぱらぱらとめくっていると、猫生菓子を大々的に取り上げたページが。お宅の猫ちゃんを元に作ります、の文字も書かれている。
「猫か……犬はどうなんだろう」
ふとした疑問が誠也の頭にによぎる。この店では猫を主軸として売り込んでいるが、犬や他の動物はどうなのだろう、と。
彼は店主のヤマトに声をかけ、自分の柴犬の写真を見せつつ尋ねてみた。
「犬ですか……。木型が猫しかないので、今回は難しいですね……」
「そ、そうですか……」
少ししょんぼりした誠也。確かに、店では猫生菓子と銘打っている以上、犬の再現は難しいのだろう。
しかし誠也の言葉をヒントに何かを得たヤマトは、犬の型を作ればあるいは、と呟く。
「えっ……じゃ、じゃあ」
「木型が出来次第になりますが、数日中には必ずお作りしますよ」
「本当ですか!? よっし!」
喜ぶ誠也の声に、ナナが思わずにゃんと鳴く。よかったね、という声をかけられたかのように。
今日は別のお菓子とお茶を頼み、猫生菓子は頼まずにおいた。
数日経って、誠也は再び猫の宮を訪れる。
メニューを開いてみてみれば、なんと犬生菓子も出来ているではないか。
「店主さん! 犬生菓子もお願いします! あ、これ、俺の柴犬の写真です!」
嬉しそうにはしゃぐ誠也はヤマトに写真を渡し、完成を待った。快く承ったヤマトは、猫生菓子同様の手法で犬生菓子を作り、それを誠也へと持っていく。
その出来上がりはまさに、誠也の柴犬そのものだった。額のワンポイントな白毛の部分もきっちりと再現されており、ヤマトの腕が素晴らしいことを示している。
「おおぉ……! こ、これ、家と会社の机に飾っても!?」
「構いませんが、生物ですので1,2日中には食べてくださいね。甘い餡なので、カビが増えるのも早いんですよ」
「おっと、わかりました!」
誠也は包みを受け取った後、広めのテーブルを借りて写真を撮る。
取った写真を飾るため、彼はこのまま写真立てを買いに出かけたのだった。
また後日のシーサイドタウン。
今日も晴れやかな天気で、ポカポカ陽気がむしろ心地よい。
普段であれば旧市街での散歩を済ませている
猫屋敷 姫
なのだが、寝子高生になってこちらに来ることも多くなったため、ちょっと遠目のお散歩をしていたところだ。
そんな彼女が目についた猫の宮。最近何かと話題になっているようだが、お店の客はまばらだ。
「そういえば……高校生の方々のSNSでも話題になってたような」
お財布にも優しくて、お持ち帰りも簡単に出来るお茶請け。しかも、写真を渡せば猫を再現してくれるというサービスまで付けられているため、可愛いものが大好きな高校生たちは皆口を揃えて猫の宮の話をSNSに上げている。
話題の店だとは聞いていたが、まだ食べたことがない。ということで、姫は早速猫の宮へ突撃。
「いらっしゃいませ。空いているお席へどうぞ」
店主のヤマトが促すと、看板娘のナナがにゃんと鳴く。スタスタとテーブル席へと向かい、メニューの中から猫生菓子を発見。
「なるほど、手作りの生菓子……。んん、食べてから判断してみないとわからないですね」
すみませーんと声をかけ、猫生菓子を注文。手際よく作られた猫生菓子は看板娘のナナを模しており、ちょっとだけ見比べてみた。寸分違わぬ、完璧なナナがお菓子になっている。
そのまま小さく切って、一口。穏やかな甘さがさぁっと口の中に広がり、すぐに消えてなくなる。これには思わずお茶が欲しくなり、温かいお茶を一杯頂く。
「あ、そうだ。写真、写真……」
口をつけた後ではあるが、猫生菓子を写真に収めてふと気づく。このお菓子の取り寄せは出来るのだろうか、と。
その点をヤマトに尋ねてみたところ、1人で切り盛りしているためそのようなサービスが難しいのだという。
「いつしか旧市街の方にも届けられたらいいんですけどね。僕1人だから、今は難しいんです」
「そうでしたか。むむぅ、だったらあとはSNSに上げるしかないですね」
宣伝方法に若干の難しさに唸りつつ、猫生菓子を追加でお土産に買った姫。丁寧に包まれた猫生菓子を手に、家へと帰る。
家ではいいお皿とお盆、いいお茶、丁度遊びに来てくれた常連の野良猫と一緒に写真に収め、それをSNSへと上げた。シーサイドタウンの猫の宮、というしっかりとした宣伝を付け加えて。
「これでよし。……あっ、だーめーですよー。猫の顔ですが、猫にはあげられませんー」
飛びついてきた猫達に取られないよう、煮干しをプレゼントして再び猫生菓子を楽しんだ。
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担当ゲームマスター
御影イズミ
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イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
9人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2021年01月28日
参加申し込みの期限
2021年02月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2021年02月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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