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【修了式】今年度、最後の一日どう過ごす?
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◆
――生徒会室。
「終わったー……」
くっと小さく伸びをして、「お疲れ様です」と桜。
「はい、お疲れ様でした」
整理した議事録を、紫苑がきれいに戸棚へしまう。
たくさんあったお茶菓子の残りも、きれいに空っぽになっていた。もちろん、食べかすなんかのゴミは出していない。
「……あら」
柔らかい赤みを帯びた日差しに、紫苑が視線を窓の外へ向ける。
気付いたら、空はすっかりオレンジ色に染まっていた。
「もう夕方ですか……」
残念そうに呟く紫苑。最後に学食も食べたかったのだけれど、流石にもうやってはいないだろう。
新年度の楽しみに取っておくと思って、気持ちを切り替えることにした。
(今度ここに来るときは3年生ですか……時が経つのは早いですねぇ)
夕暮れに染まる生徒会室を眺めて、少し感慨深い気持ちになる紫苑。
そんな彼女に、桜が声をかける。
「先輩、1年間お疲れさまでした」
「水上さんも、お疲れさまでした」
生徒会としては、まだまだこれからも続くけれど。まずはひとまず、無事に今年度終わりを迎えたことをかみしめて。
そして、次は。
「新年度も楽しく過ごす為に、頑張らないと……ですね♪」
来年度に思いを馳せて、紫苑は微笑むのだった。
◆
放課後、2年1組の教室。
「やっべ、そのまま帰るとこだったー」
忘れ物に気付いたラッセルが戻ると、そこにはまだセレッソと五月が居た。
「あれ、二人ともまだ残ってたのか?」
「セレッソさんが最後まで残っていたいそうなので、お付き合いを」
「五月チャンが一緒に居てくれて嬉しいワ!」
ぎゅー、っと。セレッソは、後ろから五月に抱きついた。その表情は、どことなく淋しげで、甘えるようで。
寂しくなる気持ちは、ラッセルにもわかる。
「この教室も最後だもんなあ」
「そうナノ! ワタシ、今日は早起きして教室に一番乗りを目指したワ! クラスの皆が入ってくるところ、見ていたかったノ!」
抱きついたまま五月ごと身体を揺すりながら、「皆におはようって言ったワ!」とセレッソ。
「そういえば、皆さんに言ってましたね」
修了式で眠くなってしまったのは、もしかしたらそのせいかもしれない。そこは素直に反省点だ。
「クラスの皆と別々になるのとってもさびしいワ……」
むぎゅっ、と五月の肩に顔をうずめる。夕暮れに溶けるようなセレッソの赤毛にぽふっと手をやって、五月は来年度に思いを馳せる。
「来年もクラス替えがありますけれど、また同じクラスだったら良いですよねぇ」
「だな。3年のクラス替えにかけるっきゃねー!」
そんな話をしていると、
黒崎 俊介
先生が廊下から顔を覗かせた。放課後の見回りだろうか。
「まだ残ってたのかい? 名残惜しいのはわかるけど、そろそろ帰らなきゃダメだよ、皆」
黒崎先生が教室を覗くやいなや、セレッソがバッと大きく手を挙げた。
「俊介せんせー、皆! お願いがあるノ! ……一緒に教室を出てほしいワ!」
ぴょんって、と飛び跳ねる親友に、五月がふっふと笑みをこぼす。
「いいですよ」
「いんじゃね?」
「僕もかい?」
「……だめカシラ?」
大きな瞳に上目遣いでじっと見つめられ、黒崎先生は「もちろん、ダメじゃないよ」と優しく微笑む。
そんなわけで、扉の近くに四人が並ぶ。
「――セーノ!」
セレッソの合図で、「ぴょん!」と皆で教室を出た。
夕暮れの廊下に、四人分の足音がにぎやかに響く。それから誰からとでもなく笑い声があがって、
「クロ先生、一年お世話になりました!」
五月の言葉に、黒崎先生は胸がいっぱいになったようだった。
「ありがとう。……じゃあ皆、また来年度。気をつけて帰るんだよ」
そうして黒崎先生が去っていき、ちょうど入れ替わりで荒太郎がやってくる。
「ラッセルくーん、忘れ物あったー?」
「あったあった! 悪ぃ、待たせちまったなー」
「いいよいいよー」
そのまま四人で下駄箱に向かっていると、やはりそろそろ帰るところだった瑠奈と出くわした。
今日一日インタビューを続けてきたからだろう、瑠奈は流れでラッセルたちにもインタビュー。
「楽しいこと? 今こーしてる瞬間だろ! 駄弁って笑えるのが一番だって!」
そう答えて、「駄弁るっつたらさぁ」と言葉を続けた。
「このままさぁ、駄菓子屋かコンビニでもよってかねー?」
放課後も、もう終わってしまうけれど。
2年生の最後の1日、もう少しだけ駄弁っていたかった。
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担当ゲームマスター
風雅宿
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
NPC交流
定員
1000人
参加キャラクター数
19人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月10日
参加申し込みの期限
2020年12月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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