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男の娘Day★
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「チャオチャオ! 一二三チャン!」
御薗井 E セレッソ
が、三つ編みを揺らして店内に飛び込んできた。
「いらっしゃいませ。本日もご来店ありがとうございます」
トレーを手に、お辞儀をする一二三。
「えへへー絶品のスイーツが食べれるかもって聞いてお友達連れてきたワ!!」
セレッソがぴょんと横にジャンプする。
「ミラベルセンパイ! と千代チャン!」
セレッソの手の平が指す方には、
ミラベル・ウェインドリア
と
穂高谷 千代
が佇んでいた。
「こんにちは……私……ミラベル……素敵なお店……ね」
「ども! 僕、穂高谷千代! わぁ、マジいい雰囲気~。あはっ、ケーキの良い匂いするッス」
ミラベルがおっとりと、千代が元気に挨拶をする。
「ふふ、ありがとうございます。それで……このお店のルールなのですが……」
一二三が今週限定のルール……男の娘Dayの説明をする。
「……となっております。それではセレッソさんは私が……若さん、エイプリルさん、お二人をお願いします」
先導する一二三の後を、跳ねるようにセレッソが歩いていく。
「はい! わぁ、美人さんですね~~。お客様のお手伝いは、このエイプルリルが勤めさせてもらいます! こちらへ」
「……そんな、美人だなんて……ぽ」
頬を染めるミラベル。
豪奢な立てロールを揺らして、しずしずとエイプリルの後に付いていく。
若が千代の傍らに立つ。
「お客様は、私、若がご変装の……あ、もうお済みですね、お似合いです」
ジャージの上に制服のスカートと短パンの重ね着。
健康的に締まった脚がすらりと伸びている。
「ふぇ、変装? 僕、特にしてないけど?」
「ご謙遜を、本日のテーマにピッタリな御衣装ですよ。コンセプトは……あ、私が推測してみましょう……うーん、そうですね、陸上少女! 正解ですか?」
ぽかんと口をあける千代。
「あれ、違っていました? では……うーん、水泳かなぁ、それともソフトボール? それともそれとも……」
「ちっがぁ~~~~う! ぼ、僕は、しょーしんしょーめい、女の子だよぉ~~~」
「はい? あ、ええ、女の子ですわね。分かっております。スイーツサービスさせて頂きますから、うふふ」
ニコニコと笑う若に、がくりと肩を落とす千代。
「分かってない、分かってないよ、メイドさん……あ、セレッソさん!」
一二三とメイド服に身を包んだセレッソが戻ってきた。
「千代チャン! 見てみて、ワタシメイドサンなのー、イリャッシャリマセー!」
白いヘッドドレスが、赤い髪色に映える。
黒いチョーカーには白のワンポイントリボン。
紺色をベースにしたオーソドックスなメイド服の上に、フリルがついたエプロンを着けている。
膝丈までの裾から、白いニーソックスに包まれた足が伸びていた。
くるりとその場で回るセレッソ。スカートの裾がふわりと舞う。
「わぁーチョー可愛いよぉ~~! セレッソさん、マジお似合い!って違うぅ~僕って
男の娘
じゃないよね!?」
なんだか自信なさげな千代。
もしかして僕は男の娘なの? ソウイエバソンナキガシテキタ……オトコノムスメ、ボクハオトコノムスメダヨー……
「えへへ、千代ちゃんは
女の子
ナノ! オトコノムスメさんじゃ無いノ」
「え……あの、えっと…………そうなんですか? 女の子、そうですか……」
ニコニコ笑顔のまま、若の顔色が、グラデーションのように青くなっていく。
「も、申し訳ありませ~ん! あの、そのなんていうかあまりにもお似合いでしたので~」
「いや、そんなに謝らなくっても……って、僕ってそんなに男の娘に見えたのかぁ~ショックぅ~」
「んもぉ~、こんなにキュートでぷりちぃな僕が、男の娘なわけないじゃんね~」
「えへへ、デモデモ、千代ちゃんどっちでも可愛いノ! 機嫌なおして!」
「あは、大丈夫、慣れてるし~。それにしても……ラベっさん先輩、随分掛るなぁ~」
「……お待たせ……しました……」
千代に応えるように、ミラベルの声が聞こえた。
「もぉ~遅いッスよぉ~、らべっさ…………わ、わわ!?」
ガタンと音を立てて立ち上がる千代。
「わあ、ミラベルセンパイ! 格好いいノ! オトコノムスメサンナノ!」
白いボタンダウンのシャツに、ベージュのベスト、紺色のスラックス。
エンジのネクタイ
が差し色として映える。
豪奢な金の髪は後ろで結わえられ、つるりとした額が覗いている。彼女が持つ気品が、異国の貴族のように見せる。
隠しきれない胸の膨らみと相まって、華やかなオーラを放っていた。
「……そう? 普通だと……思うけど……」
「なにいってスカ! こんなイケメン、どっこにも居ないッス! ラベっさん先輩! すげー!」
「ミラベルセンパイ! イケメンナノ!」
口々に褒められ、頬を染めるミラベル。
「……ぽ……ありがとう……セレッソちゃんも……メイド、可愛い……」
「ワーイ褒められたノ! センパイ! ケーキ食べるノ!」
三角形の頂点で向かい合うように、丸いテーブル席に着く3人。
「……えと、ケーキは……あ、サービス?……」
「ウン、オトコノコサンにはサービスナノ! ワタシ、運んでくるノ!」
ぱたぱたとキッチンの方に向かうセレッソ。
「あは、セレッソちゃんお手伝いするのーとか言ってて。よっぽどメイド服が気に入ったのかな」
「……ふふ、良くお似合い……穂高谷さんは……男の娘?」
べたーっとテーブルに突っ伏す千代。
「ラベっさん先輩! ひどいっス~僕は…………ふー、もー男の娘でもなんでも良いッスよぉ~」
「?」
小さく首を傾げるミラベルであった。
しばらくして、セレッソが飲み物とスイーツを運んでくる。
「おまたせしましたなノ!」
ゆっくり、一つ一つテーブルの上に置く。
本物のメイドさんと違って、少しつたない給仕。けれども、セレッソの優しさが垣間見られる仕草だった。
「わぁ、マジうまそぉ! これってあれだよね、タクト!」
「……それ指揮者が使うの……タルト……」
「これタルトっていうノ? くんくん……とっても美味しそうナノ!」
男の娘ということでミラベルと千代にはサービスのタルト。
セレッソにはイチゴたっぷりのショートケーキだ。
旬のフルーツをふんだんに使ったフルーツタルト……甘く、フレッシュな香りが広がる。
「とっても……おいしそう……いただきます……」
「わお、良い匂い! そんじゃ、いっただきまーす」
ミラベルは小さく切って、千代は大胆に……フルーツタルトをほおばる。
「…………すごい……こんなの食べたこと、ない……」
大きな目を見開くミラベル。裕福な家庭に育ち、様々なスイーツを食してきた彼女にして、初めての衝撃だった。
「うっめ~~~~! あぁんほっぺたが落ちるぅ~~♪」
目を瞑ってほっぺたを押さえて食べる千代。美味しさのあまりか、手がぷるぷるしている。
「ねーねー千代チャンのも美味しそうナノ! ひとくちちょうだい!」
「あは、いいよ! それじゃ……はい、あーん」
小さな口を目一杯開けて、ほおばるセレッソ。
「あーん♪ あんむ……にゃむ、にゃむ…………うーん、とってもオイシイノ!」
「……ふふ、セレッソちゃん可愛い……」
ミラベルが目を細める。
「ミラベルセンパイも、ワタシたちと一緒にどんどん食べるノ! はい、ショートケーキ、あーん!」
「あ……はい……ありがとう…………あんむ……」
(ちょっと恥ずかしい……かも……でも……)
「ミラベルセンパイ、おいしい?」
「……はい、とっても……うふふ」
ミラベルは口元を抑えて微笑んだ。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
甲二
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
コメディ
定員
20人
参加キャラクター数
20人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月24日
参加申し込みの期限
2013年10月01日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月01日 11時00分
参加キャラクター一覧
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