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煌燦璃 ~KiraKira-Re ホワイトアイランド~
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◆お揃いの思い出
『イベント、楽しみだね』
小山内 海
、
橘 千歳
、
御剣 刀
の3人が、学校帰りの昼間に並んで歩いていた所、
小山内 海
が少し前へ出て、楽しそうに後ろ向きに歩きながら、イベントのチラシを体の前で開かせる。
「そうね。何処のイベントも楽しそうだわ。それに……」
楽しそうに歩く海を眺めながら千歳は微笑む。それに……恋人と一緒だもの。と続けようとするも、千歳は顔を赤くさせ、言い淀んでしまう。千歳は照れ屋な所があり、大胆なことが言えないことがよくあった。
「そうだな。俺は海と千歳が一緒なら、何処でも楽しめるけどな」
御剣 刀
は海と千歳を交互に眺めると、表情を緩ませ微笑んで見せる。刀の言葉を聞いて、海はくすぐったそうに照れ笑いし、千歳はすぐにそういうことを言うんだから……。と赤面し口をつぐんでしまった。
(今日は三人でデート。いつもと変わらない筈なんだけど、気分が違うな。やっぱり恋人であるっていうのが大きいんだろうな……。うん、なんか不思議な気分だ、ふわふわする)
今までの三人は、互いの好意を知りつつも、その関係をハッキリとはさせず、友人以上、恋人未満の関係のまま親しくしていた。しかし今は、その気持ちを気兼ねなく発し、好意を寄せ合うことができる。三人とも大事な恋人同士となれたのだから。それはとても高揚感があり、幸せな気分だった。そう思っていたのは刀だけでなく、海と千歳もだった。
(ホワイトデー。色々とイベントをやってるみたいだし、すごく楽しみだな。それに……恋人としてのデート、だしね)
海がそんなことをふと思うと、ぽっと顔が赤くなってしまう。海は気が付かれないようにチラシで顔を隠した。刀と同じくふわふわとした高揚感があり、海の心はドキドキとしていた。
(海と刀君と、私。恋人なのよね……。恋人らしいこと、したほうがいいのかしら……)
千歳は生真面目な所もあり、恋人らしいこと。を想像し、自ら恥ずかしくなり赤面していく。今までの関係ではこんな所でそんな想像はしなかったことだろう。やはりふわふわとした高揚感があり、いつもより二人を意識していた。
(ああ。こんな気分で二人とデートか。幸せだな。とりあえず二人とも抱きしめて頬ずりしたくなる、ヤバいね)
そんなことを思う刀の表情が緩んでいく。それに気が付いた海が、チラシとスケッチブックを持ち替え、さささっと文字を書き上げていく。
『刀、へんなかおしてる』
「もしかして、また変な気を起こそうとしてないでしょうね?」
海の指摘に気が付いた千歳が、無意識に腕を組み体を隠す。以前から色々とあったようだ。刀は慌てて思っていたことを口にし、潔白を晴らしていく。
「ち、違うんだ。俺は、ただ二人に抱きしめて頬ずりしたくなっただけだ」
「ちょ、ちょっと! こんな所でなんてこと言うのよ」
『さすがに、はずかしい』
千歳は周りの視線を気にして顔を真っ赤にさせながら怒り、海はスケッチブックを顔の前まで上げて恥ずかしがってしまう。刀は正直だが鈍感で、自分の言った言葉で彼女達がどう思うかあまり判っていなかった。刀はバツが悪そうにすまん、と謝っていく。そんな様子をなんだ? と周囲の視線は取り囲っていった。
『ほおずりは、できないけど』
海がスケッチブックを控えめに持ち刀へ近寄ると、バッと身を乗りださせ刀の腕に抱き付いた。そして恥ずかしがりながら、頭を傾け刀の体に身を寄り添らせた。
「っ/// これ、いいな……」
刀は恋人を感じながら、手を口に当て、幸福感に身悶える。それは海も同じで、刀の腕にしがみつき、なんとか恥ずかしさと幸福感に堪えている。
「っ、しかた、ないわね……」
海が刀のために動いたのを見て、千歳も控えめに刀へと近寄り、視線を逸らしながら刀の腕をとると、自分の両腕で抱きとめ体を寄りかからせる。千歳にしてはとても積極的な行動だ。とてつもなく恥ずかしいが、恋人が望むなら。と、目と口をつぐみながら恥ずかしさを堪えている。
「っっ! 海、千歳、ヤバイ。俺、幸せすぎる……」
いっぺんに舞い込んで来る幸福感にどうすれば良いか分からず、刀は空を見上げながら、絡んだ腕を抱き寄せる。身動きの出来なくなった三人は、暫く街中でそのまま佇んでいた。それを見かけた人達の心境は。えっ、なにその関係。羨ましい。に尽きた。そんなことを思われる程には、三人は幸福を感じていた。
誰から動いたのか。思い出せないままに、その状態で歩く三人は寝子島マリンパラダイスに来ていた。今日ここではイベントが行われており、特設の看板が入り口手前に飾られており、内容を知る事ができた。
「何か書いてあるわね。ふむふむ。『フリルの海』ってイベントが開催されてるみたい。あ、泳いでいるのはベタね」
『ベタ?』
「ええ、海はベタ知らない? 熱帯魚なのだけど」
『ねったいぎょ。グッピーならしってるよ』
「熱帯魚って言うとグッピーとかがメジャーよね。ベタも最近人気のある種なの」
「ベタ? へーっ、そういう魚もいるんだな、知らなかった」
「ヒレがドレスみたいで見た目も綺麗で、性格も人懐っこいんだって。女性から特に人気だっていうのも分かるわね」
ドレス。と聞くと、海はあの時の光景を思い出し、私も千歳も、いつか着るのかな。と想像してしまう。綺麗なんだろうな。そう思うと、顔がほんのりと赤くなってしまう。
「――海? 顔赤いけれど大丈夫?」
『!? だ、だいじょぶ、なーでもないよ』
突然ぼーっとなり、顔を赤くさせている海を心配して、千歳が海の顔を覗き込む。海はそのことに気が付き、慌てて文字をスケッチブックに走り書きさせ、くるりとスケッチブックを回転させ伝える。
早速向かってみると、大きな水槽にフリルの海は広がっていた。色とりどりの海藻や光石の中を泳ぐ、無数の熱帯魚「ベタ」が混ざり合い、虹色の様な鮮やかさを展開させ、ドレスの様な裾を揺らし泳いでいる。その様はフリルの海に灯りを灯し、踊っている様だった。
「おお、これがフリルの海か。すごいな」
「ほんとね。あっ、あの子達こっち見てる」
(わ、可愛い)
赤、靑、黄、黒。視界いっぱいに広がる虹色のドレスの裾に刀は魅了され、千歳は此方に気が付き、体を正面に向けじっと見つめるベタの群れに心を掴まれ見つめ合い、海は踊る様に泳ぐベタの可愛さに見惚れ、暫くスケッチブックに書くことを忘れてしまう。
三人は暫くして、イベントの存在を思い出す。イベントの内容は、このフリルの海に、白いベタが数匹紛れており、白いベタを写真に映すことが出来れば、白いミサンガをペアでもらえるというイベントだ。三人は早速探してみることにした。
『みんなきれいで、みつかんない』
海は白いベタを一生懸命に探そうとするも、様々な色を持つベタに翻弄され、中々見つけられないようだ。
『刀、ちとせ、見つけられた?』
「中々見つからないわね。あ、いた」
むーと小さく唸る海が二人に尋ねた瞬間、千歳が白いベタを発見し声を上げる。刹那、刀は撃鉄が落ちるイメージをし、ろっこん『加速』を発動させ、千歳を見つめる。千歳の眺める場所を刀は確認すると、空気を蹴り上げその地点へと一気に詰め寄り、カメラを構え、ファインダー越しにピタリと止まっている白いベタを捉え、シャッターを切る。
とっ、と刀が着地するまでの間、ほんの僅かな時が流れていた。
「刀君、今の撮れた?」
「ああ千歳、しっかり撮れたぞ」
隣で着地する刀を見て千歳は何をしたか理解し訊ねる。こういうのを阿吽の呼吸と言うのだろうか。刀はカメラを千歳へと差し出し立ち上がる。
『わ、みつけられたんだ。やっぱり刀もちとせもすごいね』
「私は何も……すごかったのは刀君じゃない?」
「そうか? 俺は見つけられなかったからな。撮れたのは千歳のお陰だと思うぞ」
千歳の後ろから海がひょっこりと顔を出し、千歳の手の上のカメラを覗く。カメラのモニターには白いベタがくっきりと映されており、海はすごいすごいと喜んでいる。褒められると千歳は謙遜するが、刀に褒め返され千歳はもう……。と言いながら、また照れさせられてしまう。
白いベタが撮れたことで早速スタッフに見せに行く。するとスタッフにすごい近くで撮れましたね! どうやって撮ったんですか? と尋ねられてしまう。
「あ、や、自撮り棒、的な?」
「そこまで考えてなかったわ……」
『きれいに、とりすぎちゃったね』
何はともあれ白いミサンガを二つペアで差し出される。でも三人で付け合うにはそれでは足りない。そこで刀がとった作戦は。
「お願いします。三人ペアにさせてください! 彼女達二人とも俺の恋人で、彼女達も愛し合っていて、互いに大切に想い合っているんです。どうか俺達全員で、絆を結ばせてください!」
真摯に頼み込む作戦だった。それぞれが白いベタを撮りあって三人別々にもらいに行けば良かったのだが、刀は真正面から思いを打ち明け正直に伝えていく。刀の熱意が伝わり、スタッフは白いミサンガをもう四つペアで渡される。
「ありがとうございます! 恩に着ます!」
刀の真摯な頼み込みは周囲に響いており、また注目を集めてしまった。刀の恋人で愛し合う海と千歳は、顔を真っ赤にさせて俯くことしかできなくなってしまった。
刀の頑張りで貰えた六つのミサンガを、三人で着け合っていく。
「なんだか人前で着けるのって、照れるわね……」
『ふたりとも、ミサンガにあってるよ』
「うん。海も千歳も似合ってるぞ」
海と千歳は白いミサンガを利き手に結びミサンガを揺らしている。ミサンガの願いは着ける位置によって代わり、利き手に着ける願いは恋愛成就。もう叶っている気はするが、もっと親密に、という願いも良いのだろう。ちなみに刀はそんな事を知る由もなく、両腕に着けている。千歳は刀君らしいわね。と苦笑いする。
こうして白いミサンガを着け合った三人は、仲睦まじくマリンパラダイスを夕暮れまで堪能し、陽が落ちるまで喫茶店でお茶を楽しみながら、マリンパラダイスの感想の話題に花を咲かせていく。
陽が落ちると外はすっかりホワイトデームードに変わっていた。様々なイルミネーションがライトアップし、夜の街を美しく照らしている。そんな光景が喫茶店を出た三人の目の前に広がっていた。
「夜のイルミネーションは綺麗だからこれ楽しみにしてたのよね。すごく綺麗じゃない?」
『わっ、すっごいきれい。キラキラしてて……なんだかゆめのせかいみたい』
「なるほど、これは綺麗だな」
キラキラと輝くイルミネーションに、海と千歳はすっかり心を奪われている。
『あ、ここからキャットロードまでイルミネーションずっとつづいてるみたい』
「光のトンネル。素敵な名前ね。見に行きたいわ」
海がチラシを広げ、嬉しそうに見て見て、と指を指している。それを読み上げ、千歳は期待する表情を浮かべている。刀はイベントに胸を躍らせる二人を遠目から眺め、とても愛おしくなる。二人と手を繋ぎたい。腕を組んで歩きたい。そんな想いが溢れてしまう。刀はコホン、と咳を一つすると、提案する。
「あー、じゃあ見に行くか? はぐれないように手を繋ぐか腕組んでいこうか?」
とても不自然な刀の提案に、海と千歳は目を見合わせ苦笑いを浮かべた。そんな彼女達を見て、刀は見透かされていることに気が付き想いを白状する。
「うん、はぐれないようにっていう口実で手を繋いだり腕組んだりしたいだけです」
「もう、仕方ないわね」
『でも、うれしいよ』
妙な所で素直だったり素直じゃなかったりする刀に苦笑いしながら、千歳は手を差し出し刀に手を握らせる。海は照れる刀の空いていた腕に抱き付き嬉しそうに微笑んだ。そんな二人の恋人に挟まれ、刀は感無量となり、微笑みを浮かべる。
そんな幸せを感じながら、三人は光のトンネルを歩き、幸せと楽しさを共有していく。光のイルミネーションの中で形成された、様々な形や生き物が流れて行き、見る者の心を動かしていく。
「こうやってイルミネーションの下を通っていると、何だが心が清らかになっていく気分がするわ。でしょ、刀君?」
「ああそうだな。俺はいつも清いつもりなんだけどな?」
ほんとかしら? と千歳は刀を疑う様な流し目で笑う。刀にはよく、下心がある様なハプニングに巻き込まれていたから。そのつもりがあるのかないのか、本当にわからないのがこの刀という鈍感な男だった。今も何だ? と疑問を浮かべ首を傾げている。千歳は何でもないわ。と含み笑った。
『あっ、ねね、かんらんしゃのっていこうよ』
「あ、良いわね。今日の夜景はとっても見てみたいわ」
「よし。乗ってみるか」
光のトンネルを抜けると、広がる光景の中に観覧車が目に入る。下から眺める光景とはまた違った光景が見えるのだろう。三人は期待に胸を膨らませながら観覧車へと乗り込んだ。
観覧車が動き始め、高度を上げていくと、その世界は現れた。寝子島の全てを包む様な、真っ白な光の世界。今日の夜景は格別な美しさを誇っていた。よく見ると光のイルミネーションで、店やスポットを表しており、寝子島のどこに何があるかわかるようになっているのも面白い。そんな光景に、三人は息を呑む。
「普段でも綺麗だから今日ももっと綺麗なはずだと思ったけど、想像以上ね。来てよかったわ」
『ほんとだね、すっごくきれい。こうして上から一望するのも、ちがったよさがあるよね』
「ああ、綺麗だな。光の川のようだ……」
ぼそりと呟く刀の言葉に、海と千歳が振り返る。
「刀君って意外とロマンチックなこと言うのね」
『たしかにこれは、ひかりのトンネルだね。すてきなひょうげん』
海と千歳は刀の放った素敵な言葉に心くすぐられ微笑む。珍しく二人に正面から褒められ、刀は照れてしまう。
そんな雰囲気が良くなった頃、観覧車は一番上に差し掛かっていた。
『きょうはたのしかったね。三人でのおもいで、またふえちゃった』
「ええ、私も楽しかったわ。素敵な思い出になりそうね」
「うん。俺も。三人での思い出が作れて、嬉しいよ」
海が嬉しそうにしながら二人へと伝える。すると千歳と刀も共感し頷く。今日の日を三人で過ごせて良かった。その想いは繋がっていた。
海が刀へと近寄ると、両手を後ろに回し、体を伸ばし、目を瞑ったまま顔を近付け、刀の口へと口づけをした。海の行動に刀は驚き目を開かせたが、直ぐ想いを海でいっぱいにされ、優しく海を抱き止め、口づけをしかえした。
「もう、海ったら、また……仕方ないなぁ」
その光景を眺めながら、千歳は赤くなる。恋人と恋人がキスをし合っている。なんとも複雑な心境だが。
「でも、今日はホワイトデーだしね、特別だからね」
ヤキモチを妬かないことはない。それでも、特別な日だから。千歳は目を瞑り想いを押し込めようとする。
「……?!」
千歳がそうしていると、海が今度は千歳へと近寄り、千歳へとくちづけをする。千歳は驚き目を開けると、すぐ目の前に目を瞑った海の顔が見える。海は目を細く開かせると、と・く・べ・つ。と口を動かし、もう一度千歳にキスをする。
(も、もう……海ったら……)
千歳の心境は波のように荒れていたが、海の幸せそうな表情と、感触がその波を飲み込んでいく。千歳は成されるがままに受け入れ、海を優しく抱きしめていく。
(こう見てると……うずうずしてくるな……)
『ほらほら、ちとせと刀もしちゃおうよ』
海と千歳がキスをしているのを眺めていると、刀は千歳ともしたくなってしまう。そんな想いを汲むかのように、嬉しそうに千歳から離れた海が、スケッチブックに大胆なことを書き上げる。それを見た千歳の顔が見る見るうちに真っ赤になってしまう。
「……千歳……」
千歳はゆっくりと近付いてくる刀に対し、観覧車の隅っこで胸の前に両手を組みながら立っているだけしかできなかった。そんな千歳の頬に刀は手を当て、そのまま顔を寄せていく。
「海に言われたからじゃないけど……良いかな?」
「い、良いって……そんなこと……」
「だってキスしたいじゃないか……三人の、特別な日だから……」
刀は千歳の顔の目の前で訊ねる。そんなことを言われてしまえば、千歳も観念してしまい、真っ赤になりながら、小さく頷いてみせる。それを見て刀は微笑み、千歳へと口づけをする。そんな光景を、海は赤くなりながら、どこか嬉しそうに眺めていた。
時間が止まるように感じる程甘美な時間を、恋人達は共に過ごしていく。その時間は突然開いた観覧車の扉の音で中断される。三人はその音に慌てて離れ、いそいそと観覧車の外へと出て行く。
「そういえば、楽しくて最後になってしまったな。これ、二人へのプレゼント」
帰り際に刀は海と千歳へとプレゼントを贈る。驚く二人が開けてみると、刀からのプレゼントはお揃いのネックレスだった。
『わぁ、ありがとう! きれいだね』
「ありがとう。あっ、海と刀君ともお揃いね」
「まあ、だからできるだけ身に着けててほしいかな。……いや、ほらいつも一緒にいたいと言うか……そういう気持ちで買ったんだよ!」
千歳に指摘されると、刀は想いを自白してしまう。そんな刀に海と千歳はくすくすと笑いながらも、そんな刀の気持ちを嬉しく思い、大切にお揃いのペンダントを受け取った。
「また、三人で来ような」
『もちろん!』
「ええ、また素敵な思い出を……作りましょ」
たくさんのお揃いの思い出を作った三人は、手を繋ぎ合い歩いていく。白いイルミネーションに照らされる三人の後姿は、共に寄り添い合い、とても幸せそうだった。
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シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
恋愛
定員
1000人
参加キャラクター数
22人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月27日
参加申し込みの期限
2020年12月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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