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【夕日】
気の置けない仲間と過ごす時はどうしてこう早いのだろう。茶屋『紗之香』を出る頃には、外はもう少し日が傾き始めていた。
「―――ねね、せっかくだから九夜山の山頂から夕日見なぁい?」
武道が提案する。それに正也も煉も賛同した。
「さーんせーい!」
「いいな。だったら、先に荷物を取ってきて宿に預けた方がいいかもな」
そうと決まると3人は1度シーサイドタウン駅に戻り、荷物を取り出す。そして今度は寝子温泉に向かった。そう、今日は彼らは温泉宿に泊まるのだ。
荷物を抱え「合宿みたいだな」なんて言いながら着いたのは、料理と泉質が自慢の趣ある温泉宿。せっかくだからと少し奮発したのだ。立派な宿の風体に緊張する彼らに、女将さんは笑顔で荷物を預かってくれた。
徐々に赤みを帯び始めた光が湯煙の温泉街を染め上げ、情緒あるものにしている。3人は温泉街の土産物屋をひやかしたり、途中で売っていたたい焼きを頬張ったりしながらのんびりと過ごし、ロープウェイで山頂に向かった。
「おおー、海も太陽も綺麗だなー!」
眼下に三夜湖を眺めながら、美しい木天蓼湾が目の前に大きく開ける九夜山頂上展望台。普段は海の青と山の緑のコントラストが綺麗な場所だが、今は沈む太陽が最後の輝きをもってすべてを赤くしている。そんな赤さに溺れそうな景色の中、3人は欄干に並んだ。
「これは凄いな……」
「時刻ばっちりだったネ☆」
赤く美しく遠い太陽は動いていないようで、実はゆっくりとその姿を海の下に沈めようとしている。時は、動いているのだ。その証拠に赤いフィルターのような世界は、徐々にその明度を落とし始めていた。
「……そーいやさ、ここで神輿とか担いだよなー」
「あ、
らっかみおろし
! 楽しかったよね」
三夜湖を見下ろしながらふと呟いた正也の言葉に、武道が笑顔で頷いたが、煉は少し眉をしかめた。
「あれも色々大変だったけどな。ピカピカティアラにピンクのブーメラン水着つけた人形とか、もう悪夢だろ……」
「イイヨネ! ハデダヨネ!」
「ティアラは持たされたんだ……! まあでも、結局ぶっちぎり1位だったんだから、ご利益あったんじゃねー?」
「岩場で鼻血出したのは誰だっけ? 武道もそれ煽ってたよな」
煉は当時を思い出し、氷の女王のような微笑みを見せる。2人はひゃん! と背筋を伸ばし、「あの岩場見えるかなー」ときょろきょろし始めた。
しかし、そんな2人の背中に見せる煉の笑顔は温かかった。岩場の割れ目での正也の頑張りを俺は知っている。滝行での武道の頑張りを俺は知っている。―――ま、確かに。
「……楽しかったよな、らっかみおろし!」
煉が背後から歩み寄り、がっしりと二人の肩に両腕を置いた。
「「うん!」」
正也と武道が嬉しそうに頷き、3人は笑い合う。その笑い声はらっかみおろしの時のように、山肌を仲良く楽しく駆け抜けた。
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担当ゲームマスター
KAN
シナリオタイプ(らっポ)
プライベートシナリオS(400)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
3人
参加キャラクター数
3人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年11月09日
参加申し込みの期限
2020年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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