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暴風イタチ接近中!
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(冬に台風なんて何かおかしいと思ってたが、イタチが大暴れしてたのか)
季節外れの台風に、突然の急速接近。それを訝しんだ
響 蒼留人
は、携帯で検索し、寝子島で大暴れをする大イタチを見た。と言う情報を見つけていた。
「そいつを倒せばいいんだな? 神魂絡みの事件で戦うのは修行みたいなもんだ。丁度いいかもな」
台風の影響で剣道部の練習も中止になっていた。丁度いいとばかりに大イタチの捜索に乗りだそうとする。
「どいたどいたー! オレっちの前にあるものは全部吹き飛ばすよー!」
突然蒼留人の目の前から、強風を巻き起こし大イタチが通り抜けて行く。突風を受け蒼留人は腕を盾にし、その場で強風をやり過ごすと、身を振り返らせ、通り抜けていった大イタチを視線で追っていく。
「あれがイタチ? でかいが……なんとかしてやる!」
蒼留人は急いで大イタチの後を追う。そして曲がり角を曲がっていくと、その先で先程見た大イタチがジタバタと地面で暴れていた。
それは
富士山 権蔵
によるもので、フジコ先生という愛称で呼ばれているその先生は、がっしりとした体格で、がっしりと大イタチを抱え込み、地面に押し倒しながら身体をくねくねさせ、絡みついていた。
「やーん♪ あなた最高にツボだわーん♪ ずんぐりとしてるのに、ふかふかでやーわらかくて、う〜ん理想のボディだわ〜ん♪」
「やめろよぉ〜っっ! 離してよぉ〜っっ!!」
フジコ先生にすりすりされる大イタチが、嫌がりながら空を見て悲鳴を上げていくと、周囲にピシャンピシャン! と雷が降り注いでいく。それを見た蒼留人が慌ててフジコ先生を止めに走る。
「フ、フジコ先生! なにやってるんですか! 危ないですよ!?」
「あら、あなたは体育科1年10組の響ちゃんね? どうかしたのかしら?」
「あ、俺のこと知ってるんですね。さすが……じゃなくって危ないですって! 離れてください!」
「ふふっ、かわいい子は覚えてしまうものなのよ。そうね、恋愛初心者な響きちゃんにいい事を教えてあげるわ。恋は危険な物なのよ。心が傷付けられてしまうかもしれないし、夜も眠れなくなってしまうくらいに胸を焦がされてしまうかも知れないものなの。でもね、その危険に飛び込む勇気が無ければ、恋を掴む事はできないわ。だから、危険だと感じても、ツボを感じたらどんどん向かって行きなさい? 恋に目を逸らしては後悔してしまうわよ? はあああああんっっ!!」
ビリビリビリッ! 落雷が語っていたフジコ先生に飛来した。フジコ先生はとっても気持ち良さそうな表情をしながら地面に崩れ落ち、気絶してしまう。その様子を見ながら、大イタチはオレっち知らないよ。と言いながらぴゅーっと逃げ出してしまった。
「なんていうか……ほんとすごいです、フジコ先生……じゃなくて追わないと!」
蒼留人はフジコ先生を道の端に移動させ、上着と傘をフジコ先生に掛けると、急いで大イタチを追いかけた。
「待てデカイタチ! 散々暴れ回ってるんだってな。ねこったーで見たぞ! 暴れるのを止めないなら俺が成敗してやる!」
「君がオレっちを? あははっ、出来るものならやってみなよ。吹き飛ばしてあげるから」
大イタチに追いついた蒼留人は竹刀を抜き出し、大イタチと相対する。大イタチもやる気満々のようで、二人は睨み合い牽制し始める。
(身体のでかい奴に致命打を与える事は難しい……それなら、虚を突き踏み込むか、返し打つかだ)
「そっちから来ないみたいだね。ならこっちから行かせてもらうかなぁ!」
蒼留人が方針を立ててる間に、大イタチが先に動き出し、強風を身体に纏わせ高速回転を行いながら、蒼留人目掛け突進を行う。浴びたことの無い凄まじい強風が蒼留人を襲い、蒼留人は迫る大イタチと旋風を表情を引き締めながら見据え竹刀を構える。
「ツッ! 此処だッ!!」
蒼留人が身を逸らし、腕を掲げ斜めに構えていた竹刀を押し当て、強風を受け流す。その瞬間、蒼留人は素早く腕を返し払わせ、大イタチに鋭い胴打ちを放った。閃光のような素早い一撃を受け、大イタチは。
「ん? 今なんかした? へっへ、次は外さないからね」
「ゲッ、効いてないのかよ……」
大イタチは打たれた所をポリポリと搔いてみせる。やはり竹刀では大イタチの分厚い皮膚に衝撃を通すのは難しいのかもしれない。大イタチは勝ち誇った表情で、ジリジリと蒼留人に歩み寄ってくる。それに合わせ蒼留人は、なにか対策はないか、と周囲に視線を巡らし後退っていく。
「待ってよぉー! それ以上悪さしちゃだめだよぉー!」
「ん? なんだよぉ〜離せよぉ〜」
「うわわわぁ〜っ」
今にも蒼留人に飛びかかろうとしていた大イタチの後ろから、
曖浜 瑠樹
が走って大イタチに駆け寄ると、グイグイと尻尾を引っ張って止めようとする。大イタチはパタパタと尻尾を動かして瑠樹の身体を軽々と浮かせ、宙に放り投げてしまう。放物線を描き落ちて行く瑠樹を見て、蒼留人は慌てて竹刀を背に納刀させ、両腕で瑠樹を抱き抱えた。
「おっと、危ない。子供がこんな所に……危ないぞ。すぐ離れたほうが良い」
「わぁ、ありがとねぇお兄さん。でもなぁ、イタチさんは悪い子達じゃないんだよぉ。話し合って解決したいねぇ」
「説得? 通じるのか?」
「うん! オレのろっこんで和ませてあげたいねぇ。でも、イタチさんなかなか隙がなさそうなんだぁ。近寄れないよぉ」
「君はもれいびだったのか。なるほど、分かった。俺が隙を作ってみよう。そしたら君が説得を試してみてくれ」
「分かったよぉ! 任せたねぇお兄さん!」
蒼留人は竹刀を構え直し、大イタチの前に立ちはだかり見据える。力押しでは勝てない。今の武器で出来る事を考えろ。なら。
「そろそろお終いにしてあげるよぉ! てりゃああ!」
「……弱点は……そこだ!」
再び風を纏った大イタチが宙に飛び上がり回転しながら蒼留人へと突進を放つ。刹那、蒼留人は素早く屈み込み、大イタチの巨体の下に潜り込むと同時に、竹刀を突き出させ、勢い付いた大イタチの足の小指に鋭い突きをお見舞いした。
「うわあああ!! いだだだだーー!」
これには大イタチも参ったようで、宙でバランスを崩し地面に転倒し、ジタバタと痛みにもがき暴れている。
「うわわぁ痛そうだよぉ。大丈夫かねぇイタチさん?」
「大丈夫じゃないよぉ! メチャクチャ痛いんだよぉ! ……はふぁ、なんかすぅって軽くなるぅ……」
瑠樹は大イタチに近寄ると、ろっこんを使用して大イタチを和ませていく。すると痛みも紛れて行く様で、大イタチは地面にぺたんと寝そべりながら、柔らかい表情を浮かべ大人しくなった。
「おお本当に説得できてる。やったな!」
「えへへ、お兄さんのお陰だよぉ。ほわ?」
蒼留人が瑠樹に駆け寄り、手をハイタッチさせる。刹那、瑠樹の背後、大イタチの背中に何かが飛来した。ぽすっと音を立てて大イタチの背中をクッションに立ち上がるのは、
サキリ・デイジーカッター
だった。
「ふぅ、中々に休ませてくれないね。おっと、ここにも居たようだね」
「サキリ先輩? どうしたんですか――ってあんなに?!」
サキリがクッションにした和みきった大イタチから飛び降りると、宙に視線を送る。その視線を追い蒼留人も宙に視線を向けると、そこには3匹程の傷だらけの大イタチがすごい形相で宙を飛び、此方へと向かって来ているのが見えた。サキリはあれからずっと追尾戦を仕掛けられていた様で、
八神 修
の活躍で数は減ったものの、かなりの耐久を誇る大イタチに苦戦し、息をつくのも一苦労していた様だ。大イタチ達はあっという間にその場に居たものたちを取り囲み逃げ場を無くしてしまう。
「これは逃げる訳にも行かなくなったね。響、戦えるかい?」
「俺の武器だとあいつらに致命打を与えることは……難しいですね……」
「僕も今はそこまで有効な手段がなくてね。なんとか切り抜けてこの場から脱出するとしよう」
赤く染まった二振りのマチェットを構えるサキリ。その刀身には幾つもの傷を作り上げたことが分かる程に血痕が見える。その影響で、大イタチの油や血が、冷たい雨で冷え固まってしまった事で、切れ味が落ちてしまっていることが分かる。それを見た蒼留人は。
「サキリ先輩、俺がろっこんで刀に変身しますから、使ってくれませんか?」
「君を? なるほど」
言うより早く、蒼留人は刀になりたいと念じ、サキリに示す。サキリはマチェットを服の内に放らせると、刀となった蒼留人を握り、一振りしてみせ構える。
「もう逃さないからね! 燃え尽きちゃえ!!」
怒りに目をギラつかせた大イタチ達が、サキリに雄叫びを上げる。刹那、上空で稲光が発生し始める。
「!」
その場から移動しようとしたサキリが腕を振るい、蒼留人を一瞬掲げる。刹那、無数の落雷が蒼留人に降り注ぎ、雷の束を造り出した。バチバチと激しくぶつかり合う電撃が刀に帯電し、サキリは掲げた腕を引き戻させると同時に前方へと踏み込み、大きく腕を凪払わせた。
刹那、周囲の光を全てかき消すかの如く雷光が走り、大イタチ達はその雷に痺れ上がらされ、地面に落下して行く。
「大丈夫かねぇ!? イタチさん!」
「うっ……うわあああん! こんなに痛いなんて思わなかったんだよぉおー! もう悪いことなんてしないよぉー!」
瑠樹のろっこんによって怒りを沈めた大イタチ達は、もう暴れるのは懲り懲りになってしまったらしく、わんわんと泣き始めてしまう。力を使い果たしたのか、大きさは元通りのイタチの大きさになっており、傷も小さくなっていた。もう大丈夫だな。と思い、蒼留人は刀から元の姿へと戻る。
「ふぅ……なんとかなりましたね。ありがとうございますサキリ先輩」
「礼はこちらこそかな。それにしても響、気に入ったよ。僕の刃物にならないかな?」
「ゲゲッ、そういうのは間に合ってるので!」
「はははっ、冗談だよ、半分くらいはね」
それって冗談じゃないんじゃ? そんな事を思いながら蒼留人は苦笑いを浮かべた。
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3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月16日
参加申し込みの期限
2020年09月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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