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\ オーバータイム!/
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暴風イタチ接近中!
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◆和み伝導開始
寝子島内に突如起こった緊急速報。それを聞いていた者達は一斉に家屋から飛び出し外の様子を確認し始める。その中の一人として
曖浜 瑠樹
も外の様子を確認していた。
「あれぇ? 雨も降ってないし風も吹いてないねぇ。こっちの方には来てないのかなぁ?」
瑠樹の住むシーサイドタウンは朝から雲ってはいるものの、雨が降ったり風が吹いたりはしていなかった。瑠樹が小首を傾げていると、突然瑠樹の背後からビュゴォッという音と共に突風が巻き起こり、風を受けた瑠樹はその衝撃によりその場でぐるぐると回転させられてしまう。
「うわわわわぁ~っ!」
「どいたどいた! そんな道の真ん中で立ってたら邪魔だよ!」
「そうだよね〜。こんな狭い道作るからそうなるのに。わざわざ狭くしていって、人間ってほんとばっかみたい」
ぐるぐると目を回す瑠樹に、竜巻の中から現れた大イタチ達が笑いながら話しかける。するとピシャンピシャンと幾つかの雷が近くに落ち、大イタチ達は竜巻を纏い、笑いながら去っていった。
「い、今の〜、台風を起こしてるのはあのイタチさん達の仕業なのかなぁ? 悪さしちゃだめだよぉ! 止めなくちゃねぇ!」
瑠樹は急いで家の中に戻り、大イタチ達を止めるための準備をする。ゆるキャラの長袖と長ズボンを着て、雨に濡れないように、ゆるキャラの長靴と、その上にゆるキャラのレインコートを羽織って準備万端! 本当は縫いぐるみさんたちも連れていきたいけど、飛ばされちゃったら大変だしお留守番。瑠樹は一人で大イタチを追って外へ繰り出した。
「へへっ、街中で大騒ぎになってるみたいだよ。大注目浴びてるって」
「でも、お腹空いてきたし。そろそろなにか食べに行かない?」
「いいね! それじゃあいっぱい美味しい物がある商店街壊しに行こうよ! 一本道を挟んでいっぱいお店があるんだ。食べ物も沢山あるし、邪魔なお店も全部ふきとばしてやろうよ!」
「ふふふっ、面白そう。竜巻だーって慌てるかな? いっぱい泣かせちゃうかな?」
「ちょっと待ってよぉ! そんなことしたらだめだよぉ!」
「ん? さっきの人間じゃん。よく追ってこれたね。やっぱりオレっち目立ちすぎ?」
「ふふっ、またぐるぐる回されたいの? それとも遊んでほしい? くすくす」
急いで追いかけて来た瑠樹を見ると、大イタチ達は凄んで見せる。けれど瑠樹は息を整えたりして動じていない様子。
「イタチさん達と遊ぶの楽しそうだねぇ。でも他の人を巻き込んだりいじめたりするのはだめだよぉー!」
瑠樹がレインコートにプリントされていたゆるキャラを見て和む。すると瑠樹のろっこん『ゆるゆる和みと恩恵の輪』が発動し、攻撃的な大イタチ達を和ませていく。
「はれ? なんか力抜ける……ほへぇ〜っ」
「ふふっ、よく見たら君かわいいのに囲まれてるね。すりすりしたくなっちゃう」
瑠樹のろっこんで脱力して和みきってしまう大イタチ達。瑠樹は一安心と息を吐くと、大イタチ達を説得していく。
「和んでくれたみたいだねぇ。もう悪さしちゃだめだよぉ」
「へぇー、なんで?」
「だって、みんな怖がっちゃうし、辛くなっちゃうよぉ」
「ふふっ、そうなっちゃえば良いんじゃない?」
「うぅ〜、どうしてそんなひどいことするのかなぁ?」
「ひどいって? 人間の方がひどいんじゃないかなぁ。だってオレっち達の森を壊したんじゃん」
「そうそう。それに食べ物探しに行くと攻撃してきたりするよね。ほんっと腹立っちゃう」
「そんなことがあったんだねぇ……。ごめんなさい」
大イタチ達の話を聞いて、悪い事をしたな、としょげてしまう瑠樹を見て、大イタチ達は顔を見合わせる。すると笑いながらこう言った。
「ってじっちゃんが言ってただけだけどね。オレっちは目立てれば別にどうだっていいんだけどね!」
「ふふっ、わたしも美味しい物食べられたらなんでもいいんだけどね」
大イタチの主張はこういう事だった。普段は九夜山で過ごしていたようだが、力を手に入れてからしたいことを思いっきりしてしまっている様だ。中には人を嫌うイタチも居るようだが、このイタチ達はそうでもないようだ。むしろ人の多さや文化に混じりたがっているようだ。
「そっかぁ。なんとかできないかなぁ。動物園とか電話してみようかねぇ」
「動物園? なんだいそりゃ」
「動物がいっぱい集まってる所だよぉ。うんと広くて、人もいっぱい見に来るんだぁ。中にはテレビに出て世界中ですごい人気の子も居たりして、見に来てる人達にご飯もいっぱい貰えたりするかもねぇ」
「せ、世界中……いいじゃん! 早く行こうよ動物園!」
「ご飯がいっぱい……いいね! 早く行きましょ。お腹ペコペコなの」
「聞いてみてからじゃないとだめだよぉ。それに他のイタチさんにも知らせなくちゃねぇ」
「それならオレっち達も手伝うよ! 速さには自信あるんだ任せといて!」
「うふふ、そうだね。一度だけお腹いっぱいにするより、ずっともらえる方がお得だもの」
瑠樹の思い付きは大イタチ達の関心にストライクしたようで、動物園に行く気満々になってしまった。どうなるかはさておいて、台風を止められるなら、と大イタチに手伝ってもらうことにした。
「それじゃあまた後でここで会おうねぇ。オレもイタチさん達に伝えに行くよぉ」
瑠樹は一度大イタチ達と別れると、寝子島を騒がせている他の大イタチを探しに駆け出した。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
スーパーにょろんにょ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
バトル
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月16日
参加申し込みの期限
2020年09月23日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月23日 11時00分
参加キャラクター一覧
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