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FINYALFANTASY7 RE Ep.3 「骨太の種族」
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【リッカルドの野望】
1F・2Fの守りを突破した陽動組・潜入組は、社長室に向かっていた。
「社長室はこっちだ! 何でも屋! って、いねぇ!?」
ニャークスのゲンゾウが先導して社長室に入るが、そこはもぬけの殻だった。
「逃げたのか……?」
油断なく日本刀を構えながら、カタナが視線を動かす。
「うーん。あれだけフジコさんに固執していた社長がそう簡単に諦めるとは思えないけど……」
タケミチが小さく唸り、考え込む。
それから、一同は注意深く社長室を見渡した。
「ふむ。社長の金庫が開いているね。誰か先に来たのかな……?」
不思議そうに呟いたのはレインボー仮面だ。あくまで謎の人物を装いつつ、彼もまた一同に同行している。
「ここからだと屋上のヘリポートくらいしか逃げ場はねぇはずだ、何でも屋達案内するからついてきな!」
ゲンゾウの鶴の一声で、一同は屋上に向かう。
「おー、なかなかいいヘリがあーるじゃなーい♪」
屋上に上がったタケミチが最初に目をつけたのが、巨大な神猫製のヘリだった。
「これなら全員で脱出できそうですね。でも、ロックがかかっているんじゃ……」
と、カタナが呟いたそのときだった。
『ご心配には及びませんニャ。ヘリのロックは解除しておきましたニャ』
いつのまにか、例の猫ロボット――ハルくんが足元に現れ、そんなことを言った。
「――あら、あいかわらず頼りになる猫ちゃんね」
さらにいつのまにか、そこには大量の猫を抱えたフジコも立っていた。
そんなフジコの腕には、かわいい子猫達がしっかりと抱きかかえられている。
『ネ、ネコさん……もふもふしたい……』
と、そのときハルくんの中の人の本音が一瞬だだ漏れたが、それは屋上の風にかき消された。
「あれ? そういえば、さっきの人は……」
と、そこでカタナがフジコをエスコートしているはずのユズハの姿を探した。
「私ならここにいるよ」
と、そこでユズハもまたひょっこりとフジコの背中から姿を現した。
(私の目的はすでに果たした。けれど、彼女には借りがあるからね……)
だから、ユズハは先に帰らず、フジコを最後まで5番街スラムに送り届けることを選択したのだ。
「よーし! じゃあひとまず脱出しよう! 社長が気になるけど、まずはフジコさんの安全を第一に――」
と、タケミチが言ったそのときだった。
『ふふふ。残念ですが、行かせるわけには行きませんよ』
屋上の端に設置されたコンテナのシャッターが開き、中から巨大なロボットが現れた。
「あ、あれは……神猫の人型最終決戦兵器、ザ・神猫! まさか完成していたのか!」
レインボー仮面が大仰なポーズで驚く。
「おいおいおい、社長こんな物騒な兵器を作ってやがったのかよ!」
ゲンゾウは、そんな兵器の存在は露とも知らなかった。
巨大な釜に手足が生えたようなデザインはともかく、最終決戦兵器というその肩書はなかなか強そうだ。
さらに、それだけではなかった。
『ふふふ。私の切り札はこれだけではありませんよ!』
そこで、屋上の排水溝から、ぬるぬるとゲル状の物体が多数屋上に押し寄せてきた。
『皆さん、気をつけてニャ! あれはリッカルドコピーですにゃ!』
ハルくんが尻尾をフシャーと立てて警戒を促す。
彼の言うように、ゲル状の物体は次々と集まると大量の釘バットを持ったリッカルドコピーを形成した。
さらに、
「うっふふふ! イケメン、みーつけーたわん!」
ゲル状の物体の一部はリッカルドではない別の筋骨隆々のオカマを形成した。
「あ、あれは……神猫の地下で培養されていたNG細胞! まさか脱走していたのか!」
またまたレインボー仮面が叫んだ。
「ガムテープで塞いでおいたはずなのにどうして……」
「あら、それはもちろん私の――」
『それ以上は言わなくてよろしい』
部下(?)の倫理違反を察知して、リッカルドが機先を制して言った。ナニがどう倫理違反なのかは、神猫のトップシークレットである。
それから、リッカルドはこほんと咳ばらいをして――
『さて、1匹予定外の「何か」がいますが……それはさておきこの布陣。はたして君達に逃げ切ることができますか?』
リッカルドの不敵に笑う声が屋上に響く。なお、声に混じってギコギコ聞こえる音は、中でリッカルドが漕ぐ発動機(自転車)のペダル音だということを知るものは少ない。
「……やっぱり一筋縄にはいかせてくれないか」
カタナが何となく予感していたような表情で、武器を構えなおす。
「予想の斜め右上をいくデザイン……。でも、なんか強そうダネ☆」
明るい口調で言いつつ、タケミチは頭の中で作戦を組み立てている。
仮にも神猫のボスの乗機。ザコであるはずはなく、まずは自分は後衛で様子を見るべきだと判断する。
『まさか、これを使うことになるとは思いませんでしたよ。ですが、これも全ては私の悲願のため……」
そこで、リッカルドは言葉を切る。
一同が知らず息を飲む。
あのようなデモンストレーションを行ってまで、フジコを追うリッカルドの野望とは果たして――
『私の悲願、「猫ちゃんの猫ちゃんによる猫ちゃんのための世界」を創るために、猫ちゃんに愛される古の種族『骨太種』の生き残りのフジコさんと猫ちゃん以外はミッドニャルから――いいえ、この世界から消えて貰います!!』
「「「猫のため!?」」」
まさかの理由に思わず叫んだ何でも屋達の突っ込みとともに、神猫とフジコをめぐる最後の戦いが幕を開けた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
SF・ファンタジー
バトル
定員
15人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年09月08日
参加申し込みの期限
2020年09月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年09月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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