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1月の☆ハッピーバースデー
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◆ハッピーバースデー☆ ディア:大橋先生
「(懐かしいわ。あれからこんなに続けるなんてね)」
シーサイドタウンにあるカフェの中で、写真を眺めていたのは
仙藤 紫
。写真は、1年前の期末テスト前に行った、
大橋 尚
の家でした、勉強会の時の写真。皆でコスプレをしながら年号等を記憶したのだが、この時初めてコスプレした写真を今見返すと、懐かしくて笑みが溢れる。
それから紫は、尚にネコミケへと強く誘われ、コスプレの魅力に魅了されていった。紫にとって想像及ばない世界だった門を、尚が開いてくれたのだ。紫は口にこそした事はないが、内心尚に感謝していた。
「(まさか男装までするようになるなんてね)」
紫が見ている写真はネコミケの時の写真へと移る。写真の中の紫は、土方歳三や劉備玄徳等、特徴ある人物のコスプレをしており、とてもサマになっている。恐らく強く勧められなければ着ることもなかっただろう。コスプレに関して、尚は本当に良い先輩だった。思い出しながら紫は微笑んだ。
1月6日。今日は尚の誕生日だ。3月にあるイベントの打ち合わせのために、この日紫は尚と待ち合わせをしていたが、打ち合わせを今日にしたのは、尚の誕生日を祝う目的もあった。それと、気恥ずかしさからか伝えられなかったが、コスプレを勧めてくれたこと、いつも素敵な衣装を用意してくれること等、今日こそ尚に感謝を伝えたかった。
暫くどの様にして伝えようか等考えていると、待ち合わせの時間から10分が経過していた。それでも尚はまだ店に来ていない。
「新学期が始まったばかりだし、学校も忙しいものね」
そう思っていると入り口の方で音がした。尚が息せき切って入店してきたようだ。
「ごめんなさいね! 生徒から相談を受けていたら、解決できそうでついつい話し過ぎてしまって、遅れてしまいました」
「いえ、大丈夫ですよ。解決出来たみたいで良かったわ」
両手を合わせ謝る尚を見て、相変わらず先生をしているな、と紫は感心する。尚の面倒見の良さが、この関係を作った切っ掛けだった。変わってないわね、と紫は微笑んだ。
「それで今日は3月のイベントの打ち合わせですよね。今度は何で行きましょうか?」
「そうですね。以前が三国志だったので、今度は明治時代か、大正時代はどうですか?」
「文明開化! 良いですね! 着物に軍服軍帽、インバネスコートなんかも。薩摩隼人に抜刀隊……は少しマニアックすぎですね」
紫の提案に、尚の想像に火が点いた様だ。そこから纏めるのが今回の打ち合わせの目的だ。
「折角二人なので対極的にするのはどうですか? 白と黒や、明暗に分かれるとか」
「良いですね! 映えると思います! そういえば明治に大正時代と言えば、試したかったものがあるのですが、時間もありますしチャレンジしてみたい気もしますね」
「試したかったもの? どんなものですか?」
「和傘を作ってみたかったんです! 小さいものを何度か和傘作りの体験で作ってみたので、今度はコスプレにも使える大きなものをと思っていました」
「和傘ですか。良いですね。和傘でしたら色だけで無く、文字や模様でも対極を表せられるかもしれないわ」
「文字! オリジナルでこそ出来ることですね! 俄然作りたくなってきました!」
今からでも店を飛び出して取り掛かってしまいそうな尚を見て、紫はくすりと笑ってしまう。普段はおっとりのんびりしているのに、いつもコスプレの事になると熱意と勢いが凄まじくなる。ギャップというか何というか。いつもながらとても印象的だ。
紫のアイディアからヒートアップした打ち合わせは、テーマや方向性が決まり、次はそれで行こう! と暫定ながら決まったようだ。一段落付くも、尚は期待に胸膨らませ、子供の様な笑顔で楽しみにしている。そんな表情を見ていると、尚も微笑んでしまう。
「先生、お誕生日おめでとうございます」
不意打ち気味に紫が尚を祝う。すると尚は一瞬驚いたように目を丸くし、微笑んだ。
「あっ、今日はそうでした。ふふ、いくつになっても祝われるのは嬉しいですね。ありがとうございます」
「私からもお礼を言いたかったです。ありがとうございます」
「あら? 私なにかしました?」
「はい。私をコスプレに誘ってくれた事。私にコスプレを教えてくれた事。私にコスプレの衣装を用意してくれた事。とても感謝しているんです」
「そうだったのですね。そう言ってもらえて嬉しいです。好きでしていた事ですので、喜んでもらえていたようで嬉しいです!」
尚は屈託の無い笑顔で、両手を握りガッツポーズをする。コスプレを見るのも考えるのも好きな尚にとって、逸材と称した紫に衣装を着てもらえる事は嬉しかったようだ。お互いに感謝しあえる関係。理想の形なのかもしれない。尚の笑顔を見ていた紫は、伝えて良かったと思い微笑んだ。
「それと、これはお誕生日のプレゼントです。今回のコスプレでしたらもしかしたら合うのかも」
「あら! 格好良いマフラーですね! もしかしてお手製ですか?」
「はい。その方が長さも丁度良く出来そうでしたので」
「とっても綺麗で上手に出来ていますね! ありがとうございます! ふふ、また色々イメージが湧いてきてしまいますね」
尚は目を輝かせながら紫からマフラーを受け取ると、早速着用してみて、似合いそうなポーズを決めたりしている。すぐ夢中になる尚を見て、紫はまたくすりと笑ってしまった。
「今日はとても楽しかったです。ありがとうございます。3月のイベント楽しみですね!」
「はい。私も楽しみです。先生、和傘作り期待していますね」
「任せてください! 仙藤さんに期待されたら張り切ってしまいますよー!」
紫と尚は楽しそうな表情で別れた。大好きな趣味を語り合え、共有できる友人。それは幾つになっても良いものだった。
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グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
オールジャンル
定員
20人
参加キャラクター数
12人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月28日
参加申し込みの期限
2020年08月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月04日 11時00分
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