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双界からの試練 ―鋼竜女皇フェラマ―
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( 'ㅅ') <ちょっと弱気になってしまった。
着ぐるみさんは再度『混沌姫の戯れ』で見えない触手を呼び出し、フェラマにBS『鈍化』を添付する。
次々に柚春と碧南、薫が攻撃する中、楓は一人少し下がって力を溜める。同時に周囲を見渡してため息をついた。
(運が悪いというべきか。歌楽士と魔導士が比較的近くにいる。フェラマの狙いは、スピカと歌楽士を潰す事を優先しているように見える)
襲い掛かってくる棘を棍で弾き飛ばしながらも注意深くフェラマを見れば、その眼差しがスピカたちに向いている事に気づいた。
(けっこう、きつい)
スピカは『フロスヒルデⅡ』で身を守りつつ詠唱を重ね、要所要所で強力な魔法を叩き込んでいる。だが、攻撃を受ければ詠唱のやり直しであり、今回は精霊族であるためHPもより少ない。
既にMPもHPも心許ない状態だ。しかし、Reiが水属性の魔法を重ねがけしてくれる事でスピカが放つ強力な魔法もより強化されている。
ちらり、とReiを見れば、彼女がこくり、と頷いた。確かレイドは初めてだと言っていたがそれなりにいい動きをしているように思う。
一番消耗しているのは治癒士の2人だろう。HPはまだ大丈夫そうだが問題はMPだ。一応MP回復のアイテムは携えているものの、フェラマの攻撃は一撃一撃が重く、前衛・中衛を癒すべく何度もスキルを発動していれば辛くなってくるのは必須である。
(いつでも、いける)
スピカは、ぐっ、と拳を胸に当て詠唱を続けた。
(確かにきつい。でも……思った以上に楽しいかも)
柚春は加速した視界の中、フェラマから飛ばされた棘を紙一重で交わしながら考えた。インラインスケートで加速し、『不知火』を重ねがけする事で物理攻撃力をアップさせ、思いっきり蹴り上げてから離脱。着地し火花が散るローラーの音で我に返ったが、倦怠感が身体を襲う。何気なく目を凝らせばステータスを見る事ができ、HPが半分以上減っていることに気づいた。
それでも悪い気がしない。操作しているのは自分のはずなのに、のびのび戦っているような気がする。
『ゲージ(HP)の色が変わってからが、本番じゃん?』
不意に聞こえた、飄々とした声。それは、彼女の相棒たるカプギアの声だろうか? それとも眼前で繰り広げられる非日常に高揚した柚春自身の声だろうか。
身体が踊る。飛んできた棘を見事に避け、フェイントをかける。その後から繰り出されるは、薫の放った矢と楓の放つ棍の一撃。フェラマは僅かに眉を顰め仰け反らせた。
(フェラマのHPが少しは回復したようだが……)
楓は棍を構えながら深く息を吸い、戦意を高めつつ戦場を見渡す。竜のごとき気を込めた一撃を放つ『竜気突』と、連続攻撃により、稀にBS『躊躇』を添付する『裂波連撃』を巧みに使い分けて攻めていたがここで少しパワー不足を感じる。
顔を上げれば、碧南が華麗な動きでとび蹴りを放つも、フェラマに跳ね飛ばされていた。それをうまくカバーリングし都が大剣の腹で足場を作る。上手く着地した碧南は礼を述べ、自己回復『竜の息吹』で体制を整える。
(ちょっと膠着気味かな……)
碧南は戦場を見、口の中が苦くなるのを覚えた。フェラマに前衛が集まるが故に戦場は一部しか使われず、観客席へ上ろうとも何らかの手段を使わなくてはならない。
(そういえば、あの魔導士さんは氷で滑ってあがっていたかな)
何気なく見たのは、スピカが作った氷の道。それは僅かに溶けかけてはいたものの、まだ使えそうであった。
(あの上からフェラマへ飛び掛ったら、大ダメージ叩きだせるかな?)
同時刻、着ぐるみさん(の中の月詠)は、観客席から音楽を……とも考えていた。だが、行く手段が見つからない。だが、良く見ればスピカが作った氷の道が残っている。
( >ㅅ<)ノ <あれだ!
着ぐるみさんも、瑠樹もフェラマに狙われている。確かに観客席にいったスピカが狙われた事はある。だが、そこから魔法がうまく広がっていたのも確かただ。
着ぐるみさんはフェラマが前衛に気を取られている間に瑠樹へとモーションで伝える。そして、音楽を奏でたままそっと氷の道へと近づいていく。
スピカの周りには粉雪のエフェクトが入る。大技に入る前の合図みたいなものだ。『ホワイトアウト・シルエット』で詠唱を高速化し、最大限の一撃の見舞うのだろう。だが、あと少し時間が欲しい、とその眼差しから感じられた。
それを見た真白と楓は頭を働かせる。歌楽士を無事に観客席へと行かせるために、スピカに最大の一撃を放たせるために、どうすればいいのか。二人はすぐに答えを出した。
「少し時間を稼ぐぞ。全員消耗しているが、倒せない相手じゃない!」
「ダメージロール、がんがん回そう!」
「そうだよねっ! それじゃいっちゃうよ!」
楓が棍に気を込めてフェラマに放ち、つづけとばかりに真白が前に出て盾を叩きつける。そして、柚春がオーラを放って援護を行う。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
バトル
ゲーム
定員
20人
参加キャラクター数
14人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年08月01日
参加申し込みの期限
2020年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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