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氷のホテル☆星ヶ丘クリスタルガーデン
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●偶然の幸せ
嘉島 和穂
は無料招待券を片手に『星ヶ丘クリスタルガーデン』へやってきた。期間限定だし、なかなかこういう機会も無いので足を運んだ。
アイスルームに通されると、そこは全面が氷でできていた。壁や柱には美しいレリーフが掘られていて、幻想的な雰囲気に包まれている。青や白の間接照明でぼんやりと照らされ、雰囲気を一層盛り上げる。
和穂は荷物を置いて部屋の外を散策する。
* * *
クルト・エールヴァール
は『星ヶ丘クリスタルガーデン』へ訪れた。
(氷のホテル、か。……折角なら行ってみようか。カフェのメニューの参考になるかも知れない)
幸運にも無料招待券を受け取ったので、いい機会だと思い、やってきた。ホテルに通されるとそのつくりに感心する。
「氷で作られた内装、調度品、見事な物だ」
荷物を置いて、壁や柱のレリーフもしっかり観察する。一通り部屋を調べ終えると、部屋を出た。廊下を歩いていると、ふと見覚えのある姿を見かけた。
「和穂ちゃん?」
「え……ク、クルトさん!?」
どうやら2人とも同じ日にこのイベントへやってきたらしい。まさかここで会うなんて、とお互いに驚いた。
「ここで和穂ちゃんに会うとは思っていなかった」
「わたしもです」
「……そうだな。折角だ、一緒に食事でもどうだろうか」
「ぜ、ぜひ!」
(まさかクルトさんと会えるなんて……ディナーもご一緒できるなんて!?)
クルトと雑談している間も、和穂の心は踊っていた。やがて2人はアイスレストランに到着した。席に案内され、氷でできた椅子に腰かける。レストランの内部はレリーフや調度品など、宿泊用の部屋とは別種の華やかさを持っていた。部屋の飾りが彩りを添えるためだとしたら、ここは空間を輝かせるためだろう。
「ひゃぁー……綺麗……! 凄いですね、まるでファンタジーみたい!」
感激する和穂にクルトも同意した。
和穂はさっそくメニューを見ながらどれにしようか迷う。クルトも思案しながらメニューを眺める。
(冷たいメニューで、おススメを幾つか貰いたいな)
クルトはレストランの推しているパスタやサラダを選ぶ。
和穂もオーソドックスなパスタに決めて、飲み物を考える。
「じゃあ、わたしはこのおすすめっていうアイスワインにしようかしら」
「ん? 和穂ちゃんは酒を飲むのか?」
「それなりには……。わたしだって二十歳になりましたし」
「俺も普段は飲まないが……まぁ、和穂ちゃんが飲むなら付き合おうか。俺も同じのを頂こう」
そうして注文した品は、しばらくして2人のテーブルに運ばれてきた。
(そういえばクルトさんの前でお酒を飲むのは初めてよね。酔って変なことしないようにしないと)
クルトを見ながら和穂は気を付けようと心のなかで思った。
2人はさっそく料理を食べ始める。
(どれも素晴らしいな。ホテルそのものも、料理も良い。しかし、流石の規模だ。こうなるとコストもかかる。ウチのカフェで再現するには……氷の器程度なら……それにしても設備が……数を限定するか……)
クルトは様々な視点からレストランの様子を観察する。
「クルトさん?」
(……む。しまった、少し考え込み過ぎたな)
クルトはいちど考えていたことを脇において、和穂を見る。しかし、和穂の様子が普段と違うことに気づいた。
「和穂ちゃん、酔ってないか?」
「んふふ……ふわふわ……するんですけど、わたし今とっても幸せなので、だからかも? です」
和穂は幸せを感じていた。
こんなに幸せだから、何を食べてもおいしいし、顔も自然と緩む。気持ちが顔と言葉ですらすらと出てくる。
「こんなに素敵なホテルですよぉー、やっぱり好きな人とロマンチックなひとときを過ごしたいじゃないですか~」
ワインを片手に和穂は話を続ける。
「でもねぇ……恋人でもないのに……誘えなくて……だから凄くお会いできて嬉しかったんです、えへへへ……」
「そうか。俺も和穂ちゃんに会えてよかった」
「もう、思わせぶりなこと言って、そのまんま受け取っちゃだめって、わかってても嬉しいんですからね~!」
「?」
クルトは『他の人の意見も聞きたい』というニュアンスだったのだが、和穂の話を半端に聞いており、またクルト自身も言葉足らずで微妙に会話がすれ違っている。
ただ、それでもクルトは和穂の様子がおかしいと感じていた。
もしかしたら相当酔っているのではないかと心配になる。
「……大丈夫か? 和穂ちゃん。言動がややふら付いていると言うか……飲み過ぎではないか?」
「わたしは……大丈夫ですよぉ~」
ふにゃっとした言動に全く大丈夫だと感じられない。
(流石に女性の部屋に泊まる訳にもいかないが、このまま放っても置けないか)
「部屋まで送ろう……歩けるか?」
「大丈夫ですぅ~」
クルトは和穂を支えるように客室に向かってゆっくり歩く。
(一人でも大丈夫。……クルトさんだから、二人でも大丈夫なんですよ、本当は)
和穂がその言葉を口にすることはなかった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
動物・自然
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年07月03日
参加申し込みの期限
2020年07月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年07月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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