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オープンワールドの世界へようこそ
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知らぬ間にゲームの世界へと入り込んでいた
伊藤 佳奈
と
伊藤 美緒
。
二人は驚く間もなく、屍食鬼と呼ばれるモンスターに襲撃されたがこれを撃退した。そして、とりあえず情報を集めようかと歩いていると村に発見したのだった。
「何か村人の様子が変じゃない?」
「うん、どうしたんだろう?」
しかし、村の中に入ってみると村人達が所々に何人かで集まって何事か話をしていた。それもどこか怯えた様子で。
その様子に何かおかしいと感じた二人は、手近にいた村人達のところへと行き、話を聞く事にした。すると――
「屍食鬼が村を襲撃しに来る?」
そう。最近、屍食鬼達が村を襲撃しにやって来るようになってしまったらしい。既に被害者も出ており、このままではまずい状況のようで怯えていたというわけだ。
「きっとこれがクエストね!」
と、話を聞いた美緒がすっかり鼻息を荒しくして興奮している。その様子を見た佳奈はこれは受ける事になりそうだと早速防衛に関して思考を走らせる。
(前にDVDで見た七人のお侍のお話みたい。二人しかいないけどやるしかないかー)
勢い良く退治の為に力を貸す事を宣言している美緒を横に、佳奈は人に防衛の為の柵と櫓を作るよう指示を出した。
(多分、基本的に戦闘要員じゃない人ばかりだよね。なら、弓矢を用意する必要があるかな?)
弓矢ならば射る事さえできれば後ろから攻撃ができるから、戦闘経験がなくても十分に戦力になる。もし、弓を射る事ができない場合は、柵を挟んで槍で攻撃して貰う事になるだろう。
「美緒ちゃん、柵や櫓を効果的に運用するには場所とかも重要だから私達も現場に行って指示出そう」
「ええ、分かってるわ!」
櫓の簡単な図案を作った後、櫓、柵、そして弓矢を作成して出来る限りの事をしてから二人は村人と共に屍食鬼がやって来るのを待った。
そして――
「来たぞおおおおおお!」
遠くを見張っていた村人の一人が鐘を鳴らしながら叫ぶ。それはすぐに村全体に伝わり、一気に緊張感が高まった。
「良い? 弓矢の人達は櫓から射かけて、槍の人達は柵を挟んで攻撃して。もし、柵を超えてきても落ち着いて複数人で攻撃してね?」
「皆、しっかりね!」
と、佳奈が指示を出し美緒が激励を飛ばす。互いの性格が現れているがだからこそ効果的でもあった。
佳奈の指示が終えたところで刀を片手に二人は柵の前へと出て、屍食鬼達の方へと向かって行く。
「そういえば美緒ちゃんお化け苦手な筈だけど大丈夫?」
「え? ここはゲームの世界だからあれは単なるデータでしょ? なら別に怖くないわよ」
「そういう物なの?」
その途中でそんな会話をしていたが、緊張感はまるでない。だが、それは油断をしているというわけではない。互いが互いを信頼し、そして自らの技を信頼しているが故なのだ。
「さて、そろそろ行こうかな」
「あ、美緒ちゃん」
「ん、何?」
「あまり突出しすぎないようにね?」
「言われなくても分かってるわよ!」
そう言って美緒が刀を抜く。その姿はまるで彼女自身も刀の一部になったかのようだ。
「ふっ!」
鋭い呼気と共に美緒が駆け出し、銀色の閃きを走らせる。対多人数用の一刀流の秘技「払捨刀」にていきなり複数の屍食鬼を切り捨てた。
それを見て取った佳奈もまた同じように鋭く前へと飛び出して、対多人数用の一刀流の秘技「払捨刀」を披露する。
「どっちが沢山敵を倒せるか勝負よ!」
「別に勝負する気はないよ、っていうか誰が数数えるの?」
毎度の事のように美緒が佳奈に対して勝負を仕掛けるが、受けるつもりもない佳奈はそう返した。が、その相手である美緒の姿が見当たらず、屍食鬼の攻撃を佳麗なステップで避けてからすれ違い様に切りながら視線を彷徨わせる。
「いた! もう! 突出したら駄目って言ったのに!」
佳奈が見つけた美緒の姿は敵陣の奥深くだった。佳奈に勝負を挑む宣言をしてから、既に勝負のつもりでいる美緒は敵を斬りながらどんどんどんどん前へと突き進んだのだ。
(今度こそ美緒は佳那に勝つんだから! だからさっさとやられなさい!)
屍食鬼と佳奈のどちらにも絶対に勝つという意思を刃に乗せる美緒。しかし、その想いがあまりにも強く気が付けば屍食鬼の群れの奥にまで入り込んでしまっていた。
「しまった……」
その事に美緒は気付いた時には周囲は屍食鬼だらけ。そして、まるで灯りに群がる虫のように美緒へと殺到し出す。
四方八方から襲いかかる斧を何とか捌いていくが、余りの数の多さに段々と捌き切れなくなっていく。鋼と鋼がぶつかり合ったが、美緒にとって不利な体勢だった為に完全に崩されてしまった。
「ヤバっ!?」
迫りくる斧。だが、体勢が崩されている今、美緒に出来る事はない。その刃を身に受けるだけ――但し、それは美緒が一人だったらの話だ。
「はっ!」
佳奈が美緒に攻撃しようとしていた屍食鬼を袈裟懸けに断つ。
(お姉ちゃん!)
と、佳奈の姿を見てほっとしたように彼女の事を心の中で呼ぶ美緒。しかし、素直でない美緒は、
「別に美緒だけで大丈夫だったのに!」
と、強がってしまう。
そんな美緒の対応は今に始まった事ではなく、苦笑しながらはいはいと流して佳奈は別の屍食鬼へと刀を向ける。
そこからは美緒も無理をする事はなく、互いにカバーできる距離を保ちながら屍食鬼を的確に減らしていく。
村人達も佳奈の指示通りに動いた為に、結果として被害なく全滅させる事に成功するのであった。
そして、屍食鬼を全て倒したところで佳奈と美緒は元の世界へと戻された。
「結構面白かったわね! またやりたいな」
「あたしはもういいよー」
今回の事態に対して美緒と佳奈の感想は真逆とも言えるものであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月12日
参加申し込みの期限
2020年06月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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