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【8周年記念】ドレミファソラシド、8つの音の精を探せ!
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●寝子島神社にて
「音楽がない世界など考えられねぇ。それはてめぇもだろ、六花」
「まあねえ」
神嶋 征一郎
は旧友の
篠宮 六花
と連れ立って学校を出た。
コンクールに向け音楽室で曲の練習していた最中に音が消えたので音楽室を出てきたのだ。
そこで六花ばったり出逢い、ピアノを愛する彼も以心伝心の如く音楽を取り戻したいと言った。
「音の精はどんな姿なんだろうな。よし神社へ……っぐぇ」
「おい、何処へ行くつもりだ。逆方向だろ」
まったく逆方向へ歩き出そうとした六花の首根っこを、征一郎は容赦なく掴む。
「目を離すとすぐにふらふらと……相変わらずだなお前は」
そういう征一郎がどこか寂し気で、六花は少し黙り込んだ。
高校三年生。進路が分かれる時期だ。征一郎はドイツの音大留学の準備で忙しく、同じクラスだというのに近ごろ学校でも会えていなかった。一緒にいられる時間もあとわずかなのは、お互いに分かっている。
「征一郎……」
「何でもねぇ」
六花には征一郎の考えていることが手に取るようにわかった。こうやってじゃれ合うのも最後かもしれない――そんな想いは、自分のなかにも湧いてきそうだったから。だからこそ奮い立たせるように笑う。
「きっと、大丈夫だ。音楽があれば、世界のどこにいても繋がることができる」
「ああ、探すか。音の精を」
◇
「コンラッドさーん、どこにいるのー?」
寝子島神社の境内では、早々に駆けつけた
恵御納 夏朝
が、猫さんを撫でたい気持ちを抑えて音の精の長男「低いド」の精コンラッドを探していた。
「音の精さん達、心配し、音楽がなくなるのも、困る……歌うのも演奏もできなくなるし、猫さん達がにゃあにゃあ歌えなくなるのはいやだ!」
夏朝の行動基準はとにかく猫さんだ。
「身長10センチくらいなら子猫さんより小さいかも……」
そう考えた夏朝は、賽銭箱を覗いたり、神社の裏手へ回ってみたりと、子猫が入れそうな小さい隙間ともう少し小さい隙間を重点的に探していた。
一時間か二時間か、足が疲れるほども探し回ったころだろうか。
社務所のほうから「見つけた」「誰か手伝ってくれ」と呼び声がして駆けつけてみると、征一郎と六花が社務所の脇に泊っている白いバンの前でうろうろしている。
「どうしたの? コンラッドさん、見つけたの?」
「ああ。床下に入り込んじまってたらしい。運悪く床下への穴がこの車で塞がれて出られなくなったようだ」
「この車を動かせばいいんだね?」
社務所に走って車の持ち主を探す手もあったが、夏朝はより早くコンラッドを助けられる手段を取ることにした。ろっこんだ。
あたりに人目がないことを確認すると、バンに猫シールを貼って、軽くなれと念じる。
<重く軽く>の効果で軽くなった車を、夏朝は軽々と動かしてみせた。
「大丈夫、コンラッドさん?」
呼びかけると、憔悴した様子のコンラッドがひゅいっと飛び出して来た。
「助かりました」
六花は微笑み、コンラッドの頭を柔らかく撫でる。
「よく頑張ったな、もう大丈夫だ」
「照れ臭いですね……ええと、皆さんは他の兄弟たちの行方をご存知ないですか?」
「みんなで探してるよ。見つかったらここに集まることになってるから、安心して……」
夏朝が現状を伝えると、コンラッドは安堵したように肩を撫でおろす。
六花はそんなコンラッドを見て、征一郎に似ていると思った。
「君は彼に似てるよ。真面目で努力家、あと眼鏡……それにすごく優しくて、周りを気に掛けてる」
六花はそうコンラッドに耳打ちする。
「な、何を……! 違う。自分は優しくねぇし周囲の人間がどうなろうと……」
「それでいて抜けてる所もあるし……って、これは本人には内緒な。お前さんに似ていて、放っておけない」
「聞こえてるんだが? やめろ、それ以上言ったら承知しねぇ」
「素直で不器用だよなぁ」
つんとそっぽを向いた征一郎の照れ隠しに、六花がくすくす笑うと、コンラッドにも笑顔が浮かんだ。
「仲のよいご友人で何よりですね」
「だってさ、征一郎?」「な……!」
間も無く、あちこちで音の精の兄弟たちを見つけた人々が、寝子島神社に集まってきた。
音の兄弟たちは口々に再会を喜び合っている。
「兄さま方ー!」
「仕方ないから来てやったぜ?」
「あとは『レ』のディーンだけですか?」
そのディーンはといえば――。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
イエローシナリオ(50)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
30人
参加キャラクター数
25人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月09日
参加申し込みの期限
2020年06月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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