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弥逢 遊琳
は棚の片づけをしていたら、棚の上に置いていたアクセサリーを落としてしまった。
それは天使の翼モチーフ付の銀色の鍵型チャームだ。
「あっ」
慌ててチャームを拾い上げてみるとどうやら傷は入っていないようでほっと安心する。
「良かった……」
しかし、傷はないもののこうして良く見てみると少しくすんでいるのが遊琳にも分かった。その原因は最近ずっと持ち歩いているからだろう。
遊琳にとってこのチャームは思入れのある物で、こうしてくすんでいる状態のまま放置しておく事はどうにも戸惑われた。
「よし、棚の片づけはここまでにしてチャームの手入れをしよう」
棚の片づけ自体は一区切りついていたので丁度良いタイミングだったと言えるだろう。
遊琳は課題用の作業部屋からシルバー用の柔らかいクロスを持ってきて、それで磨く事にしたようだ。
「……これの片割れ、どうしてるんだろう」
それはチャームをこうして磨いているからこそ気になった事だった。
元々このチャームは縁の幻路で手に入れた物だが、実は対になっていると思われる妖精の翅がついた金色のチャームがあるのだ。そのチャームは緑の幻路を遊琳と共に歩いたとある後輩の手に渡っている。
別にそのチャームが欲しいとかそういうわけでなく、本当にただ気になっただけである為、件の後輩に尋ねるような事はしない。相手を困らせるのは本位ではないからだ。
そして、そこまで考えたところで、不意にその後輩から言われた言葉が蘇り脳裏に響く。
『綺麗ですが、本当に欲しかったものですか?』
それは遊琳の心を見透かしたかのような言葉だった。
あの緑の幻路で遊琳が最初に気になったアクセサリーは、今磨いているは天使の翼モチーフ付の銀色の鍵型チャームだった。けれど、迷っている間にいつの間にか無くなっていたのだ。それで、仕方なく妖精の翅がついた金色のチャームを手に取って買おうとしていた。
後からそれは何度も悩む遊琳の姿を見て、悪戯を仕掛ける為にその後輩が敢えて取ったのだと分かる。
その時の事が鮮明に思い出されて、少しだけムカつくような何とも言えない感情が湧き起こる。
『代わりに、俺が決めてあげたんですよ』
天使の翼モチーフ付の銀色の鍵型チャームを差し出して言われた言葉がこれだ。
そして、自分が持っていた妖精の翅がついた金色のチャームを取って、
『良ければ交換しませんか?』
と、ニヤニヤと如何にも揶揄うような笑顔でそう言ったのを覚えている。
『大切にしてくださいね、コレも、鍵も』
あぁ、また言葉が響く。
「……あの子が本当に僕に望んだ事って……?」
応えはなく、言葉は空虚に沈む。今はまだ、その答えの鍵は開かれない。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年06月02日
参加申し込みの期限
2020年06月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年06月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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