this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
氷像兵団の襲来
1
2
3
4
つぎへ >>
●力の使い方
アダム・スメルディン
は物陰に隠れて島の様子をうかがっていた。
島全体に自分より大きい氷の巨兵が何体も闊歩している。
『動く氷とはどんな氷なのだ?』
アラビア語でそう呟くと、彼は好奇心から巨兵の捕獲を試みる。日本語は喋らないし、誰とも意思の疎通を行わない。だから、これからの行動はすべて1人で行う。
逃げ惑う人々はどこへ逃げればいいかも分からず、やみくもに走っている。対照的にアダムは明確な目的を持ってそのなかを歩く。まるで水の流れに逆らって泳ぐようだった。
破壊されたり、凍ってしまった建物のなかから電気屋を探し出し、アンテナのケーブルを拝借する。
『自分が有利な時でなければいかなるときも攻勢には出ない』
彼は子供時代に読んだ、中国の思想家の本を思い出す。
今から戦う相手に対して、この心得は重要になるだろう。そのための準備も怠らない。
巨兵から見えない位置に立つと、ケーブルの片側に輪を作り、投げ縄の要領で首を狙って投げる。しかし相手が巨大すぎて、なかなか掛からない。何度か投げて、ようやくその首に引っ掛けることに成功した。
それに気づいた巨兵がアダムのほうを見た。
明らかにアダムに敵意を向けている。
アダムは心拍数を極限まで上げると、ろっこん『ÆDUST』を発動する。その指先から生まれた、色の無い炎が巨兵の足元に放たれる。移動の自由を奪う試みだったが、それほど溶けていない。
まったく効かないわけではないが、ダメージが局所的でろっこん単体では厳しそうだ。
巨兵は距離をつめるとアダムに向けて剣を振り下ろす。
それを避けて、熱伝導率の高いオブジェクトのある場所へ誘うように移動する。その間、首に巻き付けたケーブル目掛けて炎を何度もかけて熱を与える。電車のレールに誘導すると、その上に敵が乗っているのを確認してレールを熱する。
先ほど足元に火を放った時よりも溶けているのが見て取れる。距離を保ちながら首に対する攻撃も継続する。
明らかに溶けつつある巨兵。
しかし、相手もただやられているわけではない。剣を何度もアダムに振るが、彼はその軌道を読んで避ける。
度重なる熱攻撃に足元の氷がだいぶ溶けて、巨兵はバランスを崩し膝をつく。それでも剣を振り上げて執拗に狙ってくる。
「لا تكن باردا 」
冷たくするなよ、と言い放つとアダムはその顔を炎であぶって反撃した。
巨兵が明らかにひるんだのを見逃さなかった。戦意の高揚から心拍数をあげて噴射した炎の力で飛び上がり、膝をついて低くなった巨兵の頭上から蹴りを入れる。
溶けかけていた頭はその一撃で砕けて、巨兵は動かなくなった。
1
2
3
4
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
氷像兵団の襲来
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年05月12日
参加申し込みの期限
2020年05月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年05月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!