「なんだ……これ……」
水守 流は言葉を失った。
道路や建物が氷漬けになっている。
今は寒さの厳しい季節だが、それにしても不自然だ。
「今、この島は『侵略』を受けている」
頭に疑問符が浮かぶ流に対して、
どこからか現れた
テオドロス・バルツァはそう語った。
「侵略……?」
「ああ。世界は切り離してあるが、時間の問題だろう。それに……」
テオが視線を走らせる。
流もつられてその方向に目を向ける。
そこには、自分の背丈よりも大きい
氷の像があった。
しかも武装しており、明確な攻撃の意志を感じる。
(おいおい……やばいんじゃねぇの……)
「『あれ』をどうにかしないと解決しないだろうな」
テオはやれやれと肩をすくめた。
寝子島を守るには、平穏を守るには、戦うしかない。
星織遥と申します。
水守 流さん、ガイドに登場していただきありがとうございます。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションを書いてください。
概要
今回は「寝子島を襲う『氷像兵団』と戦う」お話です。
敵意ある巨大な氷の像を破壊して、氷漬けになってしまった寝子島を解放してください。
●『氷像兵団』の特徴
兵団にはトップである『隊長』と
その下で働く『巨兵』の2種類がいます。
【氷の巨兵】
通称『巨兵』。
2~3メートルほどの体格。
右手に氷の剣、左手に氷の盾をもっています。
熱や電気が有効ですが、威力が低いと効きません。
例えばガスバーナーを当てた程度では溶けません。
ただし回復手段を持っていないため、
強い衝撃を与えて砕くという作戦も有効です。
またヒトの言葉を話しますが、交渉は不可能です。
ろっこんを活用して戦う事もできます。
【氷の隊長】
通称『隊長』。
4~5メートルほどの体格。
両手に剣を持っていて、防具は無し。
性質は巨兵と同じです。
一振りの威力は強大ですが、その分動きが大きいため
かわしたりブロックすれば、巨兵よりも隙を突きやすいです。
ろっこんを活用して戦う事もできます。
『巨兵』は旧市街、シーサイドタウン、星ヶ丘に散在しています。
『隊長』は九夜山にいます。
この異常な寒さは氷像兵団がもたらしたものです。
兵団を全滅させなければ寝子島全体が氷漬けになるでしょう。
それをなんとか阻止しましょう。
直接戦えなくても、戦闘を支援する形で参戦できます。
また登録済みのNPCなら、
特定のマスターが扱うキャラクター以外なら誰でも登場可能です。