this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
慌てん坊のサンタクロース
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
「んんっ」
仕事用のデスクを前に
三折部 朝衣
は伸びをする。
寝子高を卒業後に町役場に就職して二年目。夏休みや冬休みといった長期休みに友達と遊んだりしていた事なんてもう過去の事。今では毎日デスクで仕事に忙殺される日々を過ごしている。
一日くらいは休みを貰ってどこかへ遊びに行きたいと思うものの年末年始の忙しさは尋常ではなく、とてもではないが休みなんて貰えそうにない。朝衣は直ぐに現実へと思考を戻して再び仕事に取りかかり始めた。
「ふぅ、今日もすっかり遅くなったわね」
忙しい故に仕方がないのだとは言っても、それでも朝衣が溜息の一つや二つは吐きたくなるのは仕方ないと言えるだろう。
仕事を終えて役所を出てから帰り道に街中を通ると、サンタクロースの恰好をしている人を見かける。時期的におかしな事ではないのだが、彼等のその姿を見てねこったーを通じて知った噂の事を朝衣は思い出していた。
願いを叶えてくれるサンタクロース。もし、本当にそんな存在がいるのならばぜひとも今の自分の願いを叶えて欲しいものだと朝衣は思うのだった。
「ふぁっふぁっふぁっ。なるほど、どこかに出かけたいとな。ならば、これをプレゼントしようかのう」
「……えっ?」
朝衣の前を塞ぐように立っているサンタクロースの恰好をしたお爺さん。一体、どこから現れたのだろうかと驚きながら朝衣は不思議に思っていると一枚のチケットを差し出して来た。
「これは……」
受け取ってみるとどうやらレジャーランドのチケットであるようだ。ペアチケットならば恋人と一緒に行けて丁度良いのだが、貰ったのは一枚だけだ。
「あの、これもう一枚……って、えぇっ!?」
駄目元でサンタクロースのお爺さんにもう一枚貰えないか聞こうとして顔を上げたところであまりの事に大声で驚いてしまう朝衣。
何と夜の街中にいたはずが何故か真昼間のレジャーランドになっていたのだ。
「……あのお爺さんってもしかして」
もしかするともしかする? あのねこったーにあった噂のサンタクロースだと言うのだろうか?
もしそうだしとしてもいきなり連れて来られても困るというのが朝衣の正直な思いであった。彼氏とか、友達と一緒に行くならまだしも女一人でどう楽しめというのだろうかと。
しかし、朝衣がそう思っていたのは最初だけだ。連れて来られたものは仕方ないとレジャーランド内にあるアトラクションを体験する内に段々と楽しくなっていったのだ。
だけど、どうやらこのレジャーランドは普通ではないらしい。そう言えば噂では例のサンタクロースが叶えてくれる願いは微妙にズレているとか言われていた事を朝衣は思い出す。
例えば、食べ物が一個無くなったりとか転ばされたりとかの悪戯のようなものはまだ可愛い方で、先程なんて突然物陰からゾンビが出て来て追いかけてくるというホラー展開を体験させられたのだ。
悪戯の方は少し驚く程度で済むが、ホラーが苦手な朝衣からするとホラー展開によるダメージはかなり大きい。
「はぁ……全く……」
何とかゾンビから逃れて一息つく朝衣。しかし、このレジャーランドの仕掛け人からするとここからが本番なのだ。
実はこのレジャーランドを管理しているのはサンタクロースの力で呼ばれた小悪魔なのだ。悪魔と言えど力によって召喚されている以上、契約以上の事はできないが問題はその契約にあった。
レジャーランドをちゃんと経営管理する代わりに時折悪戯を仕掛けても良いというのがサンタクロースと交わした契約なのだ。
小悪魔からすれば今までの悪戯はただのお遊び。この小悪魔はど直球にスケベでエロな性格をしており、そんな彼が仕掛ける本番の悪戯もそっち方面のものなのだ。
スカートにプラスチックで出来た釣り針を引っ掛けてめくるというものから始まり、その次には服が透けるライトを当てて部分的に強制脱衣状態にされたり。
「ちょっ、何このライトっ!?」
かと思えばどこからともなくぬるぬるな触手が出て来たかと思えば朝衣を捕らえた後に胸を挟んでみたりパイスラッシュをしてみたり。
「んっ、ちょっ、離しな、さいっ!?」
幸いな事に全身を使って抵抗すれば何とか抜け出す事はできたものの手足がぬるぬるで大変な事になってしまった。
「もう、一体何なんのよ!」
手足を水で洗いながらやりたい放題なこのレジャーランドに腹を立てる朝衣。しかし、幾ら怒ったところで一体誰がこれを仕掛けているのか朝衣には分からない。止めさせるにはどうしたら良いだろうかと悩んでいると、ふと朝衣の方を息を荒くして見ている羽の生えた小悪魔のような見た目をした不審人物? がいた。
「…………なるほどね」
それを見た瞬間、全てを悟った朝衣は力一杯握り拳を作り一目散に駆け出す。勿論、目標は不審小悪魔である。
「げっ、ばれたっ!?」
その様子を見て、自分の存在に気付かれたと判断した小悪魔は逃げようとするが朝衣のあまりの速さにあっさりと追いつかれてボコボコにされるのであった。
<< もどる
1
…
2
3
4
5
6
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
慌てん坊のサンタクロース
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月12日
参加申し込みの期限
2020年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!