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慌てん坊のサンタクロース
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「お腹空いた……何かおいしいもの食べたいな」
と、そんな事を呟いてお腹をさするのは
落合 まゆら
だ。
年末にはネコミケがあり、正月には実家のさいたまへ帰省しなければならないとまゆらの年末年始は結構お金が飛ぶ事が確定している。
その為、現在は節約生活をしており食事もできるだけ切り詰めていて、こうしてお腹を空かせているというのが最近のまゆらだった。
「ふぁっふぁっふぁっ。その願い、叶えよう」
どこからともなくそんなお爺さんの声が聞こえる。
すると、いきなり何故かレストランのようなところへと飛ばされてしまう。一体何が起こったのかまゆらには全く分からずにただただ混乱する。
「え、えっ? 何々? 何が起こったの?」
『さぁ、始まりました、格付けチェック!』
そこでまゆらに追い打ちをかけるように響くアナウンス。
「格付けチェック……ってなんでいきなりっ!?」
だが、突然始まる謎の格付けチェックというフレーズにまゆらは最近聞き覚えがあった。
確かそを聞いたのは専門学校で授業が始まる前の事。まゆらと同じように年末年始にお金がいる為に金欠な友人と妙なサンタクロースの噂について話した時の事だ。その時は適当に笑い合っていたが、まさかその噂の出来事に遭遇してしまったというのだろうか。
そうしてぐるぐると考えている間にアナウンスはこの格付けチェックについて説明をしていく。
何でも全四問で全部間違ったら「食べる価値なし」でアウトで何も得れないけど、一問でも正解すれば食べ放題ご飯を食べる事ができるらしい。
これはチャンス! と、まゆらは思った。今も尚鳴るお腹を満足させるにはこれしかない。
しかし、そう意気込んだのが良いのだが最初の二問は敢え無く不正解となってしまう。
「ぐぬぬぬぬ。チーズケーキ、絶対あっちだと思ったんだけどなぁ……」
悔しそうにそう言うが不正解であったのは仕方ない。
しかし、三問目は何でも声を聴き分ける問題であるらしくこれはいけるとまゆらは確信する。
まゆらは現在、寝子島アニメーション学院声優科に通う声優の卵。しかも声帯模写を特技としており、人の声を聴き分ける事も得意なのだ。
「ふぅむ……」
目を閉じて問題として出題された声を聴き分けるまゆら。
確かに二人の女性の声は良く似ていた。普通だったら聴き分けなんてできなくてもおかしくはないかもしれない。けれど、まゆらの耳は僅かな違い、特徴を確かに捉えていた。
「確かに良く似ているけど……Aの人が正解!」
『何でそうだと思ったのですか?』
問題としては例として出された人の声はAとB、一体どちら? というものだ。
「そうだけどって言うところで、Aの人はその最初が少し高くなってて最後の部分が少し掠れていて、同じ特徴を例の人にもあるから」
『んーーーーー、正解っ!』
「やったぁ!」
喜びを全身で現し、ツインテールもぴょんと跳ねる。念願のお腹一杯の食事の権利を得た瞬間であった。
「はぁあ……」
正解したまゆらは早速食事をするところへと案内されたのだが、あまりにも高級感漂う空間に緊張した吐息を零す。
明らかにドレスコードがありそうな雰囲気にこんな恰好で良いのだろうかと不安にさえなっているようだ。
因みに今のまゆらはとある不思議なお店で買ったベージュのスエードアウターの下に薄いグレーのレイヤードニット、白のデニムという服装だ。
「あの……。ここってドレスコードありますよね? こんな格好で大丈夫ですか?」
「勿論でございます。お客様は見事権利を勝ち取られたのですから」
高級レストランのウェイターのようにキッチリとした接客をこなす店員に聞いてみればそんな回答。
そう断言までされてしまえばそういうものかなとまゆらは落ち着く。そもそもここでダメと言われても困った事になるのだ。何故なら既にまゆらのお腹は期待感で大暴れしているのだから。
「うっまっ!」
まずと出されたグリンピースのポタージュスープを一口入れたところでまゆらから発せられたのはその一言。
ファミレスとかで飲むポタージュスープとは何もかもが違う。あまりにも濃厚な味わいのあるポタージュスープはただ驚くばかりであった。
まずはスープで落ち着くところかここからの食事に対する期待感が増々大きくなる。
一緒に出てきたパンも食べてみると、やはりそこいらのパンとは全然違うしっかりとした感触が感じられる。これと比べると普通のパンはあまりにもスカスカに感じられる。
「美味しいものを食べたかったけど、ここまで美味しいものを食べて大丈夫かなぁ」
後々の事をついつい考えてしまうもののそれでも食べる手は止まらない、止められない。これ程の料理を前に止めれる事などできる筈もない。
普通に食べたら一体どれほどの値段がするのだろうかとそんな考えが一瞬過るが、それを隅っこにおしやってまゆらは食事を楽しむのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
オールジャンル
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年04月12日
参加申し込みの期限
2020年04月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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