this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
月曜日の屋上
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
篠崎 響也
は屋上にあがってきた。
どうして授業中に? それは彼を見ていれば一目瞭然だ。
目をこすりながら、あくびをしてふらふらと歩いている。
「ふぁ~」
眠いのだ。
日が高くなってきて、ポカポカと気持ちのいい昼寝日和。
夜遅くまでバイオリンの練習をしていた響也は、バイオリンケースを枕に横になってしまった。
そして、夢を見た。
妹が空を飛んでいた。
だんだん近づいてくると、クルクルと回転していた。
妹はバランスを崩したのか、ふらふらと落ちてくる。
「だ、大丈夫かっ!?」
ガタッと目を醒ます響也。
「り、り……ん? 鳥?」
それは、ろっこんの能力で黄色いカナリアに変身したラッセルの姿だった。
ラッセルはアクロバット飛行の練習中だったが、落下。
響也の顔の目の前で羽をばたつかせてなんとか浮上し、塔屋の上に戻った。
どこまでが夢で、どこまでが現実か、ぼんやり目を醒ました響也はわからないまま顔を上げた。
塔屋に腰掛けて足をぶらぶらしている人間姿のラッセルと、舞い落ちる羽と夢の中の鳥とが混ざり合っていた。
「人間の姿をした鳥……?」
ラッセルは平静を装って「よぉ~っ」と手を挙げた。
ようやく目が覚めてきて、貴重なサボり仲間だとわかり嬉しくなった響也は、手を挙げて応じた。
「よく来るのか?」
「んー、たまにね」
「そっか、同じだな」
塔屋の上と下で、何を話すでもなく、時間がゆっくり過ぎていく。
響也は雑誌をパラパラとめくっていた。
と、その視界にラッセルの足が入ってきた。
(降りて来たか)
と思って、雑誌に目を向けたまま話した。
「行くのか? 俺は次の時間もこのままサボろうかと思ってるけど……」
と顔を上げると、そこにいるのはラッセルではなかった。
思えばその足は生徒の上履きではなく、謎のキャラがプリントされたサンダルだった。
「あ!」
気づいたときには、遅かった。
「いい根性だ。このバカタコがっ!!」
バチーン!
生活指導教諭
吉田 熊吉
の張り手を喰らって、ズターンと派手に転がった。
仰向けに見ると、ラッセルは変わらず塔屋の上から見ていた。
そのままだと熊吉に見つかってしまうかもしれないが、ラッセルは咄嗟に隠れるほどセコい男ではなかった。
が、わざわざ怒られるために「自分もサボってます」などと自己申告するようなマヌケでもなかった。
ただ、何もできずに見ていた。
耳を引っぱられて起こされ、背中をバシーンと叩かれて屋上からの退場を強いられる響也を、ただただ見つめていた。
響也は歩き去りながら、熊吉にバレないように上をチラッと見ると、ラッセルにウインクして別れの挨拶をした。
「(またここで会おうぜ)」
「(おう。またなっ)」
響也は、かったるい教育指導とかったるい授業が待っている下界に連行されていった……。
こうして屋上はまた静けさを取り戻した。嵐の前の静けさだろうか……?
<< もどる
1
2
3
4
5
…
12
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
月曜日の屋上
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
漂流サーカスランド
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
15人
参加キャラクター数
15人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月09日
参加申し込みの期限
2013年09月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年09月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!