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【開発の章】
その頃、瑠樹は、ふと気づいた。
「あれぇ? そういえば、おうちがないよぉ」
虫の採取づくりに夢中になっていた瑠樹は、無人島に建てられた一軒の家を発見し、そのことに気づいたのだ。
「HAHAHA! そういうときは家も作ればいいんだぜぇ!」
「タヌマさん、わかったよぉ!」
タヌマの助言に従い、瑠樹は家づくりに着手した。
「ん? そういえば、服がなんかオシャレに変わってるんだぜぇ?」
と、そこでタヌマは瑠樹の服がいつのまにか変わっていることに気づいた。
「あ、そうなんだぁ。他の島にいったら、このピンクのおしゃれTシャツをサバトラの猫さんがくれたんだぁ」
嬉しそうに瑠樹が笑う。
そのサバトラの猫とは、家も作らず、虫も採取せず、ひたすら服づくりに夢中になっているレオンであったのだが、それは二人にはあずかり知らぬことである。
さておき、
(「まるた」と「のこぎり」で「きのはしら」をたくさん作って「きのいた」とかも組み合わせて……)
すでに要領を掴んでいた瑠樹は手早くに家を完成させた。
「おうちできたぁ! でも、なんかさみしいねぇ。そうだ、ぬいぐるみさんでも置こうかねぇ」
「HAHAHA! そういうときは「いと」と「わた」を組み合わせるだぜぇ」
「はーい!」
かくして、瑠樹の家は、もふもふのぬいぐるみ達が溢れていくことになる。
レオンは、ただただ服を作っていた。
むしろ、島を服の生産工場に変えかねない勢いだった。
「よし! 基本色の花は全部揃えた! 「めんのはな」も大量に育成したから、これで材料には困らないぜ! ん、待てよ、確かデザインもできるってきいたような」
はたと思い出し、メニュー画面を探す。
「あった! ここを開くと……おお! こんなに自由度の高いデザインができるのか、すげー!!」
ネコの目を輝かせて、レオンははしゃいだ声を上げる。
「よし! じゃあまずはワンピースから! いやいや、ブラウスとスカートの組み合わせも捨てがたいし――」
レオンの思索はますます深みにハマっていくことになる。
その頃、家づくりを終えた瀬莉は、島に飾る花を探すために他島に来ていた。
そこで、瀬莉はサバトラのメスネコ(レオン)が育てていたピンクの花に目をとめる。
「あ、このピンクのお花可愛いなぁ」
「あら、ありがとう。よかったら、タネをわけてあげましょうか?」
レオンは、花に興味を持ったらしい瀬莉に気前よくそう言った。もちろんメスなので、人前(?)では女性口調で。
少し前にネコのアニマル(瑠樹)に服をプレゼントしたように、レオン出会ったアニマルによくプレゼントをした。
作ること自体が楽しく、また保管する場所(家)もなかったため、もらってくれた方がありがたい部分も多かった。
「本当? うれしいな。ありがとう」
「どういたしまして。ところで、その服可愛いわね。もう少しよく見せてくれない?」
「うん、いいよ」
瀬莉は頷いて、しばらくレオンのファッションチェック(?)をうけた。
「なるほど。ここがこうなって……よし、わかったわ!」
キュピンと電球が頭上で閃き、レオンは何かを会得したようだった。
「ありがとう。参考になったわ」
「こちらこそお花ありがとう。また遊びにきてもいい?」
「もちろんよ」
「えへへ、ありがと」
かくして、瀬莉はサバトラのネコとおともだちになって、自分の島に戻る。
「よし、「いしのはしら」とさっきもらった「ピンクのはな」を使って――できた、『ピンクのはなどけい』!」
出来上がった大きな時計に、瀬莉はこのゲームの醍醐味を理解し、しばらくハマってしまいそうだと感じるのだった。
他方、レオンは、こうして出会ったアニマルたちにアイテムをプレゼントしつつ、代わりに服のデザインを参考にさせてもらうということを日常にしていくようになる。
レオンの島に、「デザイナーのNPCであるニャンブルシスターズの生き別れの姉妹(隠しキャラ)がいる」との噂が流れ始めるのは、ちょうどこの頃からのことであった。
円、海、ブリジットの島では天上への階段が伸ばされつつあった。
「階段をつくると、どこまでも上にいけるね。よし、いけるところまでいこう」
「じゃあ、私はその下に地面を伸ばしていこうかな」
好奇心旺盛な円と海の意見が一致したことが、この壮大な計画の始まりだった。
そもそも最初は食人鬼と死合うつもりで島に来た円にとって、「スローライフ、なにそれ食べれるの?」という話なのである。
ちなみに階段の上り口の前には「この階段を上るものは一切の希望を捨てよ」と書かれている(無論、円の発案である)。
その頃、ブリジットは島の開発は二人に任せて、服を作っていた。
「『むぎ』と『じょうぶなつる』で『むぎわらぼうし』。『みやびなぬの』と『わふうのいと』で『みやびなわふく』。うん、我ながらいいできね」
さっそく作った服を試着していると、休憩にきた海がブリジットの服の変化に気づいた。
「あ、その服可愛いね」
「あら、この服の良さがわかるなんて、さすが海ね。で、海はどんな服がいい?」
「え? ブリジットちゃんが作ってくれるの?」
「もちろんよ。そんな初期装備の服、ダサすぎるって」
辛辣なブリジットの物言いに苦笑しつつ、海は「じゃあ円ちゃんにも希望を聞いてくるね」と海岸で開発の現場監督に励む円のもとに向かう。
程なく戻った海が聞いてきた円の注文内容に、ブリジットは目を丸くした。
「……ホッケーマスクとさんまさんの着ぐるみ? どういう組み合わせなのよ、それ」
思わず円の方を見ると、彼女は
「もっと早く! もっとスピード感を持って! 我々にはシンギュラリティが必要だ!」
などとうそぶいて、いつのまにか木材搬入用の自動ロボットに工事を手伝わせていた。
「スローライフ感、ゼロね」
「円ちゃん、もともと食人鬼と戦うつもりで来たんだもんね。でも、自動化できたら、ラクだよねー」
「まあね。で、海がエプロンとむぎわらぼうしね。りょーかい、可愛いの作ってあげるから、刮目して待つがいいわ。あ、あと、円には「作ってあげるけど、返品は不可」って伝えておいて」
「はーい。じゃあ、私ももうひと頑張りしてこよ!」
そう言って、海岸に向かう羊な海の背中を見送りつつ、ブリジットもまた新しいアイデアを思いつく。
「そうだ。せっかくだから、寝子高の制服も作っちゃおう」
二人の反応を楽しみにしつつ、ブリジットもまた自分の作業を再開させるのであった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
動物・自然
ゲーム
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月31日
参加申し込みの期限
2020年04月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年04月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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