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【星幽塔】第一階層 月輝く世界よりの移住者たち
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「ロールキャベツ、すっごくじゅーしぃなの~。生中に合うの~!」
ステラが気に入ったのは、
水上 桜
お手製のロールキャベツである。ドラゴンキャベツを刻んだものを練りこんだお肉に、核熱トマトのスープは特に冒険者たちに好評である。移住者たちの中でも、冒険者として活動している者たちも幸せそうに食べていた。
「ボリュームがあって、まさに食べてるっ! て実感できる一品だよ!! これは冒険の後の一杯に絶対合う!!」
移住者の一人たる大柄な女性がステラと乾杯しながらロールキャベツを食べる。その思い切りのよい食べっぷりに、桜は少し照れてしまった。
「俺はスープのコクが気に入ったな。ドラゴンキャベツのお陰でお肉の旨味が増しているんだ」
「そう? ふふっ、気に入ってもらえたみたいでうれしいわ」
修はロールキャベツのスープをちょっとお代わりして、ほっこりした様子で堪能する。褒められた後輩の桜は、照れながらも嬉しそうだった。
食事もひと段落したところで、修は食後のお茶を飲む星華に出くわした。
「今日は本当に楽しいよ。俺も何度か月華世界には行ったが、知らない食材ばかりだった」
「実はお祭りにも使われていたりしますのよ。でも、『艶蜜林檎』は基本お酒に使われることが多くて、それ故にオサム様はお召し上がりになっていなかったのやもしれません」
星華がそういえば、修は「成人した暁にはぜひ飲んでみたい」と思う。
修が塔での事を聞けば、星華たちはだいぶ馴染んだようで、今では時折他の階層へも冒険に行ったりするのだそうな。
しかし、やはり時折故郷の味が恋しくなることもあるようで……。
「うーん、星幽塔の食材で応用できればいいのだが……」
「食材事態は、大丈夫なのです。ただ、調味料や香辛料など、使い方の加減が難しくて……」
星華曰く、なかなか近い味の香辛料が見つからず困っているらしい。そこのあたりは
第三階層のアステリズム
に相談できるかもしれない、と修は考えた。
「そういえば、この船の仕組みはどうなっているんだい?」
飛行機とはどうちがうのだろう、と興味津々で問いかけると星華はにっこり笑って動力源の所へと連れて行ってくれた。
「月華世界では、重力操作を得意とする青龍族数名により動かされます。あとは、月の世界に満ちる力です。この動力室で行います。ここでは、星の力を蓄え、魔風の力で進みます。このあたりで入手した石は少量の星の力を増幅することがわかり……」
と、つらつら水を得た魚のような勢いで語る星華の姿は、なんか楽しそうだ。
(飛行機とは全く違うのだな)
修は、その異世界独特の手法に、ただただ感心するばかりであった。
星華曰く、この船は移住者たちが少しずつこの星幽塔で作ったものらしい。移住者の中には空駆船の設計者や職人もいたらしく、そのお陰でスムーズに作れたのだとか。
「折角船があるんだから、冒険というか、……彼方此方行ってみたくならないか?」
その言葉に、星華が「そうですわね」と瞳を輝かせ頷こうとすると……?
「星華さん! ぜひ出かけましょう!!」
「この第一階層も広いと聞きます! みんなで大冒険しましょうよ!」
と、いつのまにか話を聞いていた移住者たちが詰めかける。星華はそんな彼らを窘め、修に苦笑した。
「実は、すでにこんな具合なのです。この宴の後、この船で旅をする計画もたっていまして。もしよろしければ寝子島のみなさんも一緒にどうですか?」
その言葉に、修は「それは面白そうだ」と少し胸を高鳴らせた。
こうして、月華世界からの移住者たちが主宰したパーティーは大成功で幕を閉じた。その後、星幽塔の商人たちが雪米や艶蜜林檎など、月華世界の食材を求めたりしたのはいうまでもない。
「喜んでもらえて、よかったYo!」
「ほんとうだねぇ」
パーティーの後片付けを手伝いながら、武道と陽太は頷きあう。それは桜とリリエルも同じ気持ちで。料理を手伝った彼らは、達成感を覚えていた。
何かと大変だろうから、と修も掃除など手伝い、お陰で早く終わることができ、一同は少し寂しい気持ちになりながらも、パーティーの成功を心から喜んだ。
これは後日談ではあるが、修もまた料理やお菓子作りをすると聞いた星華が、数名の仲間と共にレクチャーを頼んだのはここだけの話である。
(終)
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あとがき
担当マスター:
菊華 伴
ファンレターはマスターページから!
どうも菊華です。
年明けてしまい申し訳ありません。お待たせしました!
みなさんのおかげでパーティーは成功したようです。
星華たち移住者は心優しい皆さんのおかげで星幽塔になじんできた模様。
今後も、仲良くしてもらえると幸いです。
今回は皆さんに
・宴のお土産(パーティーで出されたお料理を詰めたお弁当)
をプレゼントします。
それでは、短いですがこのあたりで。
また縁がありましたらよろしくお願いします。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
菊華 伴
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
コメディ
SF・ファンタジー
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年12月12日
参加申し込みの期限
2020年12月19日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年12月19日 11時00分
参加キャラクター一覧
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