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- 学年：職業
- 00月00日生 00歳
- AAA000000
【星幽塔】第一階層 月輝く世界よりの移住者たち
後編：みんなで立食パーティー！
「パーティーなのー！」
「お招きくださり、ありがとうございます」
開場し、最初に訪れたのはステラ・ラ・トルレとフランチェスカ・Ｄ・Ｓ。フランチェスカはお土産に、と綺麗な花を持ってきてくれた。
「まぁ！ とても素敵なお花をありがとうございます。今日はゆっくり楽しんで行ってくださいましっ」
移住者を代表し、星華が挨拶をする。次に現れたのは八神 修。彼もまた綺麗な花束とお菓子を持ってきてくれた。
「招待してくれてありがとう。しかし……この船はとても興味深いね。後で話を聞いてもいいかい？」
修の言葉に、星華は「是非」と笑顔で頷く。そして、３人をはじめ訪れた人々をもてなし始めた。
「それでは、浮上いたします。空での宴、どうぞ心行くまでお楽しみくださいませ」
星華が合図をすると、階段が仕舞われ、ドアが閉まる。同時にゆっくりと、静かに浮上をはじめた。
（これは、どういう仕組みで飛んでいるのだろう……？）
窓から外を見ながら修はわくわくしていく自分に気付く。もしかしたら、仕組みなども見せてもらえるのでないか、と。
（まずは、パーティーを楽しもう）
振動なく空を行く船への興味もそこそこに、彼は料理の方へと歩き出した。
ステージ上では華やかな曲が奏でられ、和やかなムードで立食パーティーは進む。もちろん、料理を教えたメンバーも参加していて……。
「これは……。こっちのものはほかほかなのに、こちらのはひんやり……」
フランチェスカはもち米シュウマイと雪米シュウマイに目を丸くしているようだ。
「お肉にほんのりした甘味が合うね」
「でも、こっちのもちもち度の高い寝子島のもち米もおいしい」
移住者たちも二種類のシュウマイを楽しんでいるようだ。
その様子を見ていた志波 武道と呉井 陽太はこっそりハイタッチして喜んだ。
調理中、武道は雪米を食べとあることを思いつく。
「一つ提案なんだけどさ。ここのもち米ってこっちのもち米と逆だよなぁ、って思ったんだ。なら、もち米料理を隣り合わせて置くとおもしろいかなーって！」
月華世界の人たちきっとおどろくぜぃ☆ といたずらっ子のような顔で提案する武道に、陽太もまたノリノリに。
「なるほど、なるほど？ 雪米の料理ともち米シュウマイを並べて味と温度の違いで驚かせるの、楽しそーだねぃ！ 武道君の案で並べてみるわー♪」
彼は盛り付けの際武道の提案を採用してみたのだ。
その結果、移住者たちだけでなく他のお客さんも驚かせ、ちょっと盛り上がったようだ。
「みんな喜んでいるみたいだねぇ」
「あぁ、大成功だ！」
と、２人が喜んでいると、修がやってきた。彼もまた二種類のもち米シュウマイを食べたようだ。
「これは二人の提案なのかい？」
「そうだよー☆ びっくりしたでしょ？」
陽太がウインク一つして問えば、修も「ええ」と楽しげに頷く。味の違いで楽しませるこのアイデアには脱帽だな、と修は心から陽太と武道に尊敬の目を向けた。
（月華世界の料理も気になりますっ）
どれから食べよう、と迷っていたリリエル・エーテライトは、いくつもの料理の中から満月焼きという焼き菓子を選んだ。
「こちらは、『艶蜜林檎』のジャムを中に入れています。故郷では甘酸っぱくて若い人に人気でしたわ。こちらの『艶蜜林檎』は食べると一定時間の間髪の毛がキラキラ輝くのです」
いかがですか、と星華に勧められ、さっそくぱくり。程よい甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、林檎のシャキシャキ感も相まってするりと食べてしまう。すると、リリエルの金色の髪がツヤツヤキラキラ、美しく輝き始める。
「食べたら私の髪がキラキラ輝きだしました！」
すごいです！ と驚きを隠せないでいると、あちらこちらで髪をキラキラ輝かせている姿が。フランチェスカの髪もキラキラ輝いている。
「これにも驚きですね……」
「うふふ♪ 似合いますよ！」
フランチェスカはリリエルの言葉に少しだけ頬を赤くした。
「あ、そうそう！ 星華さんも、みなさんも私の星幽塔料理も食べてみてください！ えっと、おつまみようのフライドポテトに鳥の唐揚げに、私の得意メニューのパンケーキです！」
そう言って、リリエルは皆に作った料理を紹介し、こちらのほうも多くの客人たちや移住者たちが舌鼓を打った。
移住者たちの間では、パンケーキが特に人気で星華からは「こんなに上手に作る方法、教えてくださいましね？」と頼まれるほどだった。
「パーティーなのー！」
「お招きくださり、ありがとうございます」
開場し、最初に訪れたのはステラ・ラ・トルレとフランチェスカ・Ｄ・Ｓ。フランチェスカはお土産に、と綺麗な花を持ってきてくれた。
「まぁ！ とても素敵なお花をありがとうございます。今日はゆっくり楽しんで行ってくださいましっ」
移住者を代表し、星華が挨拶をする。次に現れたのは八神 修。彼もまた綺麗な花束とお菓子を持ってきてくれた。
「招待してくれてありがとう。しかし……この船はとても興味深いね。後で話を聞いてもいいかい？」
修の言葉に、星華は「是非」と笑顔で頷く。そして、３人をはじめ訪れた人々をもてなし始めた。
「それでは、浮上いたします。空での宴、どうぞ心行くまでお楽しみくださいませ」
星華が合図をすると、階段が仕舞われ、ドアが閉まる。同時にゆっくりと、静かに浮上をはじめた。
（これは、どういう仕組みで飛んでいるのだろう……？）
窓から外を見ながら修はわくわくしていく自分に気付く。もしかしたら、仕組みなども見せてもらえるのでないか、と。
（まずは、パーティーを楽しもう）
振動なく空を行く船への興味もそこそこに、彼は料理の方へと歩き出した。
ステージ上では華やかな曲が奏でられ、和やかなムードで立食パーティーは進む。もちろん、料理を教えたメンバーも参加していて……。
「これは……。こっちのものはほかほかなのに、こちらのはひんやり……」
フランチェスカはもち米シュウマイと雪米シュウマイに目を丸くしているようだ。
「お肉にほんのりした甘味が合うね」
「でも、こっちのもちもち度の高い寝子島のもち米もおいしい」
移住者たちも二種類のシュウマイを楽しんでいるようだ。
その様子を見ていた志波 武道と呉井 陽太はこっそりハイタッチして喜んだ。
調理中、武道は雪米を食べとあることを思いつく。
「一つ提案なんだけどさ。ここのもち米ってこっちのもち米と逆だよなぁ、って思ったんだ。なら、もち米料理を隣り合わせて置くとおもしろいかなーって！」
月華世界の人たちきっとおどろくぜぃ☆ といたずらっ子のような顔で提案する武道に、陽太もまたノリノリに。
「なるほど、なるほど？ 雪米の料理ともち米シュウマイを並べて味と温度の違いで驚かせるの、楽しそーだねぃ！ 武道君の案で並べてみるわー♪」
彼は盛り付けの際武道の提案を採用してみたのだ。
その結果、移住者たちだけでなく他のお客さんも驚かせ、ちょっと盛り上がったようだ。
「みんな喜んでいるみたいだねぇ」
「あぁ、大成功だ！」
と、２人が喜んでいると、修がやってきた。彼もまた二種類のもち米シュウマイを食べたようだ。
「これは二人の提案なのかい？」
「そうだよー☆ びっくりしたでしょ？」
陽太がウインク一つして問えば、修も「ええ」と楽しげに頷く。味の違いで楽しませるこのアイデアには脱帽だな、と修は心から陽太と武道に尊敬の目を向けた。
（月華世界の料理も気になりますっ）
どれから食べよう、と迷っていたリリエル・エーテライトは、いくつもの料理の中から満月焼きという焼き菓子を選んだ。
「こちらは、『艶蜜林檎』のジャムを中に入れています。故郷では甘酸っぱくて若い人に人気でしたわ。こちらの『艶蜜林檎』は食べると一定時間の間髪の毛がキラキラ輝くのです」
いかがですか、と星華に勧められ、さっそくぱくり。程よい甘酸っぱさが口いっぱいに広がり、林檎のシャキシャキ感も相まってするりと食べてしまう。すると、リリエルの金色の髪がツヤツヤキラキラ、美しく輝き始める。
「食べたら私の髪がキラキラ輝きだしました！」
すごいです！ と驚きを隠せないでいると、あちらこちらで髪をキラキラ輝かせている姿が。フランチェスカの髪もキラキラ輝いている。
「これにも驚きですね……」
「うふふ♪ 似合いますよ！」
フランチェスカはリリエルの言葉に少しだけ頬を赤くした。
「あ、そうそう！ 星華さんも、みなさんも私の星幽塔料理も食べてみてください！ えっと、おつまみようのフライドポテトに鳥の唐揚げに、私の得意メニューのパンケーキです！」
そう言って、リリエルは皆に作った料理を紹介し、こちらのほうも多くの客人たちや移住者たちが舌鼓を打った。
移住者たちの間では、パンケーキが特に人気で星華からは「こんなに上手に作る方法、教えてくださいましね？」と頼まれるほどだった。
シナリオ
シナリオデータ
シナリオスケジュール
- シナリオガイド公開日
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- 2020年12月12日
- 参加申し込みの期限
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- 2020年12月19日 11時00分
- アクション投稿の期限
-
- 2020年12月19日 11時00分
