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街中で受け取ったビラに誘われたかのようにレストラン『満腹』へとやってきた
楡宮 遠海
。
すっかりお腹が空いていた遠海は、この不思議なレストランに対して疑問を感じるより前に店の中へと踏み込んでいく。
「いらっしゃいませ、お客様」
遠海が店の中へと入ると、直ぐに店員から声をかけられる。その堂々とした振る舞いからこのレストランの格式の高さが垣間見えていた。
「本日は当店でお召し上がりという事でよろしかったでしょうか?」
「はい、そうです」
「畏まりました。では、早速ですがお客様に腹筋、腕立て伏せ、うさぎ跳びをして頂きたく思います」
「……ん?」
言われた事が一瞬解らず首を傾げる遠海。
「この店では今言いました筋トレをこちらが指定させて頂いた回数を熟された方のみお食事ができるというシステムになっております」
「なるほど……」
店員からの説明に、充分運動してからの方がよりおいしく食べられるものねと納得して頷く遠海。
間違っていないようでどこかズレた納得の仕方をするが、ともあれ異論がない遠海は嬉々として筋トレに臨もうとする。
が、その前に。街を出歩いていただけの遠海は当然ながら運動に適した格好はしていない。形式としてはやはり問題があるという事で、トレーニングウェアへと着替えるように言い付けられるのだった。
「むぅ……」
鎌倉の名家の令嬢然とした清楚な印象はトレーニングウェアへと着替えても変わる事はない。寧ろ、何故かより強くなっているような気さえしてくる程だ。
だが、本人としてはスラリとしたスレンダーな体型に少しだけ思うところがあるようだ。特にこんな恰好をすれば逆に意味で目立つようになる胸の部分とか。
だから、正直なところを言えばあまり着替えたくはなかったようだが、それでも美味しい物を食べる為ならば我慢できる辺り、遠海の中での食欲の比重はとても大きいものだという事が解る。
「それじゃ、まずは腹筋からスタートしようかな」
用意されたマットの上で仰向けに寝っ転がり膝を立てて、早速腹筋に取り掛かる遠海。
ゆっくりと上半身を起こしてからまたゆっくりと仰向けへと戻る。とても規則正しく行われるその作業に苦しさは見えない。
元々が軽音部である遠海は、普段から体力作りの為にランニングや筋トレは行っており、指定された百回と言う数字も坦々と熟していく。
「よし、次は腕立て伏せ!」
額から汗が流れ、息が多少乱れてはいるもののその程度。まるで良い準備運動とでも言うかのような様子だ。
どうやらこの程度の筋トレならば遠海からすれば楽と言える部類のようである。
そうして腕立て伏せ、そしてうさぎ跳びをクリアして、額から流れ落ちる汗を拭って一言。
「はぁ、良い運動したー」
シャワーで汗を流した後に元の服へと着替えた遠海は、澄ました顔で案内されたテーブルに着いている。
そして、再び店員がやってきて遠海へと一礼をした後、口を開いた。
「では、課題をクリアしたお嬢様には満足されるまで御もてなしをさせて頂きましょう」
「じゃあ、まずは和食のメニューからこのページに載ってるのを一つずつ、洋食のメニューからこのページに載ってるのを一つずつ、中華のメニューからこのページに載ってるのを一つずつお願いします」
「……畏まりました」
果たして返答に少しの間があったのは気のせいなのだろうか。それでも顔色は全くも動かさずにいる辺りはプロの所業と言うべきだろうか。
「持って来る順番は如何致しましょうか?」
「あ、気にしなくて大丈夫です。出来たら直ぐに持って来てください」
そして、始まる至福の時。適度な運動によって遠海の胃はすっかり活性化しており、辿り着くであろう食事を今か今かと待ち侘びている。
レンゲで炒飯を掬う姿はこれ程の食事を頼むようには到底思えない。さながら儚い大和撫子の如き姿だが実際は違う。
少し目を離せばまるで消失マジックのように消えて行く食べ物。信心深い人であればその光景を見て神に祈りを奉げ始めるかもしれない。神はここにいたのだと。
だけど、遠海からすれば全ては些細な事だ。今、重要なのは目の前のあまりにも美味しそうな食べ物を味わい尽くす事。
結局、遠海がその店を去ったのはメニューの全てを食べ尽くしてからであった。
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担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月07日
参加申し込みの期限
2020年02月14日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月14日 11時00分
参加キャラクター一覧
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