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\ オーバータイム!/
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◆先行きは如何
「おや? 喫茶店ですか」
休日の寝子島は太陽高くのどかだった。
志波 甲斐斗
は昼に何を食べるか悩み悩み、方々を歩いていた。そんな中、ある喫茶店が見えてここにするかと決める。彼は中に入ると店員から占いの話を聞かされる。
「そうですね、折角ですし占ってもらいましょう」
そう頼むと、一人の少女が座っている席に案内された。名前をイムイムという。
「ありがとうなのだ! お代に何か奢ってもらえると嬉しいのだ」
「なら、お好きなものをどうぞ」
彼女がナポリタンを頼むと、甲斐斗はオムライスにサンドイッチ、ケーキを頼んだ。よほど手際がいいのかすぐにそれらがやってくる。
「で、どうしたのだ?」
「それなんですが、『陶芸家として大成できるか』を占ってほしいんです」
「ふむ」
「師匠のご友人のお手伝いをしていますが、いつかは、作品をみれば僕のものと知られる事を夢見てまして……」
甲斐斗はサンドイッチを食べながら、のんびりとした様子で続ける。
「僕自身の努力次第でしょうけど、それ以外にも色々な事が必要でしょうし……心構えにはなるかと」
それを最後まで聞くとイムイムはゴクリとナポリタンを飲み込み、なんだか神妙な面持ちになり、懐からカードを取り出しては机の上に並べていく。甲斐斗がカードを繰る彼女の手を眺めていると、イムイムは突然腕を組み、唸り始めた。
「わかったのだ! 早速占っていくのだ! んむー……んむむむむー……」
イムイムは何か天啓でも得たかのようにピンと立ち上がり、すぐさま座ってカードを開き始めた。
「うーん……大成は出来るのだ」
「……含みがあるように聞こえますが」
甲斐斗は少し顔を顰めて、彼女の言うことに耳を傾けた。彼女は数本の剣が描かれたカードを指して口を開く。
「なんというか……思っていたのと違う成功の仕方になるのだ。失うものも多くて困っている姿が見えたのだ……ただ」
「ただ?」
「少し一線を退いたあと、心機一転する姿が見えたのだ。終わり良ければ総て良しじゃないが、これは良い方なのだ。詳しくは言わないが、芸術関係でもっとひどい未来が見えた人がいっぱいいるのだ……」
「そうですか……」
彼は結果をスマホに打ち込むと、オムライスに手を付けた。イムイムもナポリタンを美味しそうに食べ始める。やがて空になった皿を前に、甲斐斗は手を合わせた。
「ごちそうさまでした。占いもですし、ご飯もおいしいお店で嬉しいですね」
「ありがとうなのだ! このお店のご飯は美味しいのだ……わかってくれて嬉しい!」
とここで、微笑んだイムイムの腹がぐぅと鳴る。甲斐斗はくすっと笑いメニューを差し出した。
「あぁそうだ、おかわりは要りますか? メロンクリームソーダとかどうでしょうか?」
「お? ありがたくいただくのだ!」
思わぬ提案にイムイムは目を輝かせる。二人を照らす日はゆっくりと傾いていった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年02月02日
参加申し込みの期限
2020年02月09日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年02月09日 11時00分
参加キャラクター一覧
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