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携帯戦記カプセルギア 外伝「悪、顕現。ギアの命、その重みは」
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●●●紆余曲折にして一直線●●●
『うま』の演説が終わってから、それぞれの理由で部屋の外に出ていた四人。
それぞれの反応をするが、共通しているのは解決までの道筋を思い描き、計算することであった。
「…やはり」
真っ先に部屋への道を確認した
鷹司 凜太郎
は拳を強く握り、部屋の扉を少し強めに叩く。
だが、中に響いたような感触はなく、一筋縄では開けられぬことが伝わってくる。
(僕は僕にしかできないこと……そもそもの原因を排除しよう)
中に残してきた彼女が心配ではあったが、精神的にもギアマスターの資質的にも信頼をしている。
だからこそ、原因の排除に思考をシフトさせる。
「水槽……デスゲームガチ勢じゃん!」
『うま』の言葉を少し遅れて理解した、といった風に叫び声を上げたのは
桜庭 円
だ。
軽口のようでいて、憤怒の感情を含む語気に同調するのは隣にいた
白 真白
。
二人は連れ合って部屋の外に居たからこそ並んでいられる、その事実はプラスに作用する。
「ギアも心配だけど元凶をたたかないと状況は変わらないよね」
「だね、とりあえずは一階に行く?」
怒りは有れど、気負わないような歩調で軽やかに円は歩き出し、続く真白。
曲がり角を曲がった時、短く甲高いズームをする音が複数、そして視線が一つ。
真白と円は即座に臨戦態勢を取り、向かってくる何かに相対する。
「気をつけな、素手だと結構固い」
何かと戦っている、男のような雰囲気を持つ
河島 澪
は真白と円に警告を発する。
澪自身は複数を相手取りつつ、護身術を駆使して攻撃を受け流しつつ、掌底打ちの要領で間合いを維持。
相対する真白と円が構えると何か―――人間大のノーマルギアが機敏に拳を突き出してくる。
「何あれっ!? イベントとかに持っていったら話題になりそう!」
肝の据わっている真白は喜色を飛ばしながら叫ぶ。ノーマルギアの拳は真白の横を通り過ぎる。
真白とていくつものフツウではない事象と接触してきた一人、高みを知る者として遅れは取らない。
だが、手近なものもなく、決定打がないと周りを探る。
「くぅっ…!」
声が聞こえたのは真白の隣、円であった。彼女もまた、もれいびの一人である。
しかし、ノーマルギアの拳を避けきれず、殴られた勢いのまま壁にぶつかってしまう。
溢れる呼気に顔をゆがませながら、歯を食いしばりノーマルギア達から目を逸らさないようにする。
円、真白、澪、凜太郎の四人より多いノーマルギア達を蹴散らし、『うま』の所に行かねばならない。
円は痛む腕を抑えながら、この障害は超えるためには何が必要かと考える。
そんな中、法螺貝をふく音がしたと思ったら軽快に駆ける音を鳴らしつつ、走ってくるモノがいた。
「壊れたくなければ退け」
真白の前と円の前のノーマルギアを、白く猛々しい馬が蹴り倒していく。
ろっこん『天河召喚』で呼び出された馬、天河に騎乗している凜太郎の表情は極めて冷ややかなものだ。
ノーマルギアは脅威認識を改めたのか、胸の表示が連携PBに変わる。
「自殺行為だよ」
天河に狙いを定めたノーマルギアは、しかし天河の足さばきの餌食となり、体力ゲージを減らす。
澪の周りにいたノーマルギアも天河の方に向かうが、その隙を見逃すことなくノーマルギアの足をすくう。
真白と円は凜太郎に守られるような位置になり、荒い息を吐く。
そこに、直接声が届けられた。
「なんだ! 声が聞こえる! …君は! ベリアル?」
円が思わず声を上げて驚く。他の人たちもノーマルギアを相手取りながらも驚きを露わにする。
曰く、自らのカプギアの力を一度きりではあるが、力を貸してくれるのだという。
こういったフツウではないことに耐性のあるもれいびたちはさほど混乱なく、円と真白は目で会話する。
「ネージュリェーツ、力を貸して!」
真白のその声が合図となり、凜太郎と澪は廊下から退避する。
真白のカプギア、ネージュリェーツのボディ装備、バーストボディを模したパーツが真白を包み込む。
祝福の影響か、人間大になったからか、直線の廊下を埋め尽くすほどのエネルギー砲が放たれた。
「あっつーい!?」
廊下に居たノーマルギアを殲滅し、背中からの放熱と共に真白が叫ぶ。
カプギア祝福を受けた力は細部を再現されることもあるようで、熱で全身が熱くなってしまったようだ。
汗を拭う真白を心配そうな眼差しで見つつ、先ほどの声が本物だということを確信していく。
「次は私に任せて! ベリアル! 力をかりるよ! 伏せてねー!」
「分かった」
頷いた凜太郎と天河に先頭を勤めてもらいつつ焼け焦げたノーマルギアを横目に走ってきた四人。
次の通路に差し掛かり、前に出たのはカプギアの祝福の使用を宣言した円であった。
「伏せてねー! 薙ぎ払うぞぉ!」
円がカプギアの祝福で使用したのは愛機ベリアルのRアーム。
右腕が大剣と化し炎を纏う。そうするのが自然であるかのようにノーマルギアに切りかかる。
さらに火炎を次々に生み出し、一通路のノーマルギアを殲滅。
「派手にやったな」
澪は感嘆とも取れる息を吐きながら焼け焦げたノーマルギアと廊下を見る。
できるだけ熱くなっている床を避けながら進むと、監視室の前に辿り着く。
「開けるぞ」
澪は三人と一頭を見やり、ドアノブに手をかけた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年01月23日
参加申し込みの期限
2020年01月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年01月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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