this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
三毛猫との遭遇
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
「わぁ、可愛い三毛猫さん……!」
猫がとても大好きな
恵御納 夏朝
はふと出会った一匹の三毛猫をしゃがんで撫でていたが、その三毛猫の額に石がある事に気付く。
「額に丸い石……不思議だけど、綺麗だね」
恐らくはこの猫も普通の猫とは違う。だけど、夏朝からすれば猫に変わりはなくそれは些細な事だった。
(前に見かけた白猫さん……とはまた違う種族なのかな?)
それは以前不思議な体験をした時に出会った二本の尻尾がある白い猫の事。
かの猫もまた不思議な猫であったが、今夏朝の目の前にいる猫とは違う種族であるように夏朝には感じられていた。
「……え? ……紅葉狩りに付き合って?」
頭の中に浮かぶ言葉。それは三毛猫から送られて来た思念だと何故か直ぐに解った。
不思議な三毛猫からのお願い。普通ならば多少なりとも考える場面であっても、夏朝に限っては答えは決まっていた。彼女が猫からのお願いを断る事などないのだ。
だけど、その前に夏朝から三毛猫に尋ねる事があった。それは最初から感じていた違和感。今のお願いでその違和感はより強いものとなっていた。
「うん、それは喜んで付き合うんだけど、その前に。何か敵に狙われてるとか、困ってる事とか……ある?」
「ここがそうなんだね?」
夏朝が尋ねると三毛猫から肯定の思念が返って来る。
今、夏朝は三毛猫に案内されて紅葉を付けた木が見渡す限りある不思議な場所に来ていた。ここに三毛猫が困っている事があるのだ。
「それで、先程言っていたところはどこ?」
すると、うず高く積もった紅葉の山の前まで三毛猫が移動する。
なるほど。聞いていた通りに確かに紅葉が積み重なっている。
「この下にサツマイモがあるんだね? じゃあ、まずはどかしてみようか」
そう言って夏朝は紅葉を抱えては移動させ、抱えては移動させとやってみるがそれでは駄目な事に気付く。
「……また積もってる。なるほど、三毛猫さんが言っていた通りか」
三毛猫はこの沢山の紅葉の下にあるサツマイモを求めてやってきたのだが、いざ紅葉をどけて掘ろうとした段階で邪魔が入ったのだ。
幾ら紅葉をどけてもどけてもまた元に戻って来る。三毛猫の話では、恐らくは狸による邪魔ではないかという事だったが、さて、どうしようかと夏朝は考え込む。
「うーん。正直、何をしているのかが解らない。乱暴な手は好まないけど紅葉自体を燃やしてみるしかないかぁ」
この紅葉が本物かどうか知る為にもまずは燃やしてみるという選択を取った。
火事にならないように紅葉を集めて、邪魔な紅葉が余所に集める。そうして一部へと火を着けてみて暫くすると、不自然な動きをする紅葉があるのが見えた。
「……あの紅葉、火から逃げてる? もしかして……!」
不自然な動きをする紅葉を発見してからの夏朝の動きは迅速と言うのに相応しいものであった。
自分にねこシールを貼り軽くしてから、進化能力でねこシールを怪しい葉へと飛ばし、葉を目一杯重くする。そうして動きが鈍った所を即座に確保。
突然の火に驚いていたのか、相手にはなす術もなかったようだ。
「あ、紅葉が減っていってる……。紅葉があんな風になっていたのはこいつの仕業か!」
怒りが滲んだ声で夏朝がそう言えば、それに恐怖を覚えたのか狸は元の姿へと戻って震えている。
しかし、そんな姿を見ても夏朝は容赦はしない。
「君……どうして三毛猫さんにちょっかいかけるの?」
フルフルと頭を横に振るう狸。しかし、夏朝は敵と認めたものに対して容赦をするような性格をしていなかった。
「これ以上三毛猫さんに何かするんだったら磨り潰しちゃうよ?」
その言葉で限界を迎えたのか狸はジタバタと手足を暴れさせて夏朝の拘束から逃げる。
三毛猫からは倒すまではしなくても良いと言われていたので、逃げる背中を追う事はしない。
「よし、これで良いね。三毛猫さん、焼き芋を一緒に食べよっか」
ニコッと笑って三毛猫にそう語り掛ける夏朝。
火傷しない程度に程よく冷ました焼き芋を三毛猫に上げてから、自分の分を口に運ぶ夏朝。甘くて美味しい風味に笑顔が零れた。
「三毛猫さん……誘ってくれて、本当にありがとう!」
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
三毛猫との遭遇
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年01月09日
参加申し込みの期限
2020年01月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年01月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!