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【期末テスト】赤点?満点?? 寒風、四日間の死線<物語編>
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(来年の今頃は大学受験間近……と考えるとそろそろ真面目にやらなきゃなあ。桜花寮食堂の勉強会に行こう)
というわけで
万条 幸次
は、桜花寮にやってきました。
「中に入るのは初めてだなあ」
桜花寮は残念ながらペット不可で、飼い猫の花遊と暮らすにはペットOK物件を探すしかありませんでした。
(でもみんなで一緒に生活できるのも楽しそう……って勉強しなきゃ!)
大体一人で勉強してると途中で眠くなったり、やる気がなくなったりで続かなくて結果が散々なことになっているのです。
(だからこその勉強会参加っと。どの教科も大体ダメな気がするけど、特に出来てない数学を教えてもらおう)
あたりを見回すと、数学の
桐島 義弘
先生が目に留まりました。
(ゆるーい俺と対極の存在って言うか、ああいう真面目でカタそうな人苦手……)
なんとか自分でできないかと問題に向かいますが。
(公式の当てはめ方がよくわからない……)
ちらっ。
幸次は桐島先生の厳しそうな表情を伺います。
(「そんなこともわからないのか」って言われちゃうのかな……)
つい気後れしてしまいますが。
(いやいや勉強会だし、仲良くなれないとか考えずに素直に聞こう)
「先生、ちょっと聞きたいことがあるんですけど……」
桐島先生はすぐにこちらに来て、説明してくれました。
「……ここは、先に単位を揃えてから公式を使うといい。つまり……」
結局、わかるまでしっかり教えて貰えました。
(わからないからって怒られる事なんて無かったし、俺、先生のこと誤解してたかもなぁ……)
他の生徒の元へ向かう先生の背を見送りながら、幸次は反省します。
(ここまでやってもらえたんだから、テストはいい点とらなきゃ)
幸次は決意を新たにするのでした。
「よーし、眠気覚ましのコーヒー飲んでもうひと頑張り!」
桜花寮に住む3年生の
初瀬川 理緒
は、去年の今ごろなら、こんな勉強会には顔も出さなかったはずでした。
勉強嫌いでしたし、高1からグラビアアイドルをしているので、美容に悪いとさっさと寝てしまっていたはずです。
でも今年は違いました。
所属事務所から『偏差値30からの大学受験企画』という企画を課せられて、失敗したら即引退、ということになったプレッシャーもありますが。
なにより、
あの事件
以来、心の奥で深く強く誓ったのです──大切な
佐和崎 紗月
のことを決して手放さない、と。
大学入試まであとわずか。
すでに木天蓼大学なら十分に合格範囲に入っていますが、気を抜くわけにはいきません。
紗月は後輩に、勉強を教えてほしい、と頼まれて桜花寮にやってきました。
それは嘘ではないけれど……本当は最愛の人である理緒のことが気になったのでした。
桜花寮の食堂に行くと、既に結構な数の生徒がノートや教科書や参考書を広げていたりしていました。
紗月はすぐに理緒の姿を見つけました。
エアコンが効きすぎて暑いのか、Tシャツ姿。
「り……」
声をかけようとしたのですが。
理緒は物凄く真剣な表情で問題集を解きにかかっていました。
少し声をかけるのがためらわれました。
「あっ、先輩来てくれたんですね」
後輩にも声をかけられ、しばらくは後輩に国語の文法とかを教えることにしました。
「あー、わかんない~。誰か教えて~」
近くにいたののこが声を上げ、教えることになったり。
「あ、ここはね……」
「えー、そうなんだ。ありがとうございます」
暫くして、理緒のほうを見ると、缶コーヒーを飲み始めたので、声をかけることにしました。
「理緒ちゃん」
「紗月? なんでこんなところに?」
「後輩に勉強を教えてほしいって頼まれたの」
「そうなんだ。それじゃ、邪魔しちゃ悪いよねー」
と言って理緒は、気にしていないふりをして再び目の前の問題集に視線を戻しました。
(……本当は、あたしのことが気になって来たんでしょうに)
内心そう想いながら、来年の受験を前に目の前の期末テストでこけたら目も当てられないので、今は期末に集中します。
(来年の春にはきっと、紗月と一緒に女子大生になってるはず)
そう信じながら。
紗月は熱心に勉強する理緒の姿を見て、後輩の元へ教えに向かいました。
「確かこの文法は……?」
頑張って問題を解いていた理緒ですが、途中文法でつまづいて頭を抱えました。
すると、再び紗月がやってきました。
「そこの文法は……」
と向かい側の席に座って教え始めます。
「……ありがとう」
集中力が落ちていた理緒は、再びやる気を取り戻したのでした。
「先輩、ありがとうございました~」
勉強会が終わり、後輩が去って、紗月が家に帰ろうとすると。
「家まで送るよ」
と理緒が立ち上がりました。
一緒に肩を並べて歩きだします。
「紗月が来てくれて助かった」
短い間ですが、いろんな話をしました。
そして別れ際に理緒は。
「来年の春は桜吹雪をふかせよう」
と言って紗月に片目でウィンクしてみせました。
「うん……」
紗月は赤面し、理緒の姿を見送るのでした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
茄子りんこ
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
26人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2020年03月08日
参加申し込みの期限
2020年03月15日 11時00分
アクション投稿の期限
2020年03月15日 11時00分
参加キャラクター一覧
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