this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
11月の☆ハッピーバースデー
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
●しっかりもの
今日は11月17日。
青山 絢
にとって従姉妹にあたる
水谷 真優理
の誕生日である。
それを祝うために絢はシーサイドタウンのマンションで準備をする。
真優理は今日も仕事に行っているため、帰ってくる前に完了したい。
(今日で真優理さんは20代と永遠の別れを告げる……)
食材を切りながら、そんなことを考える。
30歳になるというのは、どういうことだろうか。
真優理は星ヶ丘の超高級ホテル「ステッラ・デッラ・コリーナ」でコンシェルジュとして働いている。その姿を絢は何度か見たことがあり、有能な仕事ぶりを知っている。とても素敵で、いわゆる『大人可愛い系の美人』だと感じている。
(……けれど、仕事を離れると……)
少しため息を吐く。
真優理が絢を大好きなのは両者ともに認めるところで、それは構わない。ただそれがちょっと過剰じゃないかとも思う。それに私人としての真優理はお調子者で天真爛漫で能天気な『ちょっと残念なアラサー女子』だと絢は思っている。
(でも、真優理さんも30代に突入するわけだし、多少は落ち着くかな……)
* * *
その頃。
真優理は「ステッラ・デッラ・コリーナ」で慌しく働いていた。宿泊客の様々な要望に手際よく、かつ高度な柔軟性を維持しつつ臨機応変に対応する。絢がこの仕事風景を何度か見ていることは真優理も知っている。それでも、真優理は本気を出せば今以上に働けるという自信がある。
ただその反動だろうか。
仕事から離れると、どうしても緊張感が解けて絢に思い切り甘えてしまう。ここにいる間は、ずっと何かしらの案件に対応していて気が休まらないのかもしれない。
その日の仕事を終えたのは20時ちょうど。それから私服に着替えて職場を後にする。自宅のマンションに向かいながら、ぼんやりと思い出す。
(そういえば今日、私の誕生日だっけ)
自分の誕生日を考える余裕など無いほど忙しない1日だった。ふっとため息を漏らして、マンションのドアを開ける。
「ただいま」
「おかえりなさい」
帰ってきた真優理を絢が出迎えた。
そこで真優理が見たのは、普段より少し豪勢な料理とケーキだった。彼女は絢が誕生日を祝うために準備をしてくれたんだとすぐに理解した。
「ね、絢ちゃん! 今日は何の日か知ってる!?」
「え、その、真優理さんのお誕生日……よね?」
「うん! そう!」
天真爛漫でキラッキラなかわいい笑顔を浮かべる真優理。それに圧倒される絢。
真優理はもう職場での緊張感など完全に雲散霧消した。たちまち絢のことが好きすぎる残念無念なキャラへと早変わりする。
(30になったら多少は落ち着くかなって思ったんだけど……)
絢は目の前にいる人物をじっと見つめる。視線を感じて真優理は顔をあげる。その視線の意味するところを察すると、咄嗟に話し出す。
「いやいや、職場での姿も、今の姿もぜーんぶ私なんだから! 私は私のままで30歳になったんだからっ!」
そんなことを言いながら、部屋着に着替える。そして2人で晩ご飯を食べながら、他愛の無い話をする。
今までのことや、これからのこと。話題は尽きない。
「絢ちゃん、いいこと教えてあげる」
そういって、真優理はひと呼吸おいた。
「女は生まれついての魔女だけど、その魔法は自分のために使うの。自分が幸せになるためにね。自分が幸せなら、自分の周りにいる人もそれに巻き込んで幸せにできるんだから」
柄にもないと自覚しつつも、真優理はそう言った。絢は小さく頷いた。
ケーキも食べ終わり、落ち着いてきた頃に絢は隠しておいた箱を取り出す。
「真優理さん、お誕生日おめでとう」
絢から箱を受け取ると、真優理は嬉しそうに箱を開けた。中にはバッグチャームが入っていた。
「通勤用のバッグにつけるチャームだよ。自分で作ったの」
「これ、絢ちゃんが作ったの? やーん、かわいい!」
真優理は感激しながら、さっそく自分のバッグにつける。喜びが爆発した表情でそれを見つめている。
(とても喜んでくれた。本当に子供みたい……でも、そんな真優理さんのこと、好き)
今日は2人にとって、特別な日となった。
1
2
3
4
5
…
7
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
11月の☆ハッピーバースデー
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
星織遥
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
定員
20人
参加キャラクター数
11人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年12月20日
参加申し込みの期限
2019年12月27日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月27日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!