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<鈴島海賊の秘宝I>海賊女王のピラミッド
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●星は輝く
【SIDE:青】
黒依 アリーセ
がメモと見比べながら、「あっ、それじゃない、その隣よ!」とか「そうそう。そのままじっとしてて」とかいいつつみんなが正しくボタンを押せるよう配置をしてくれている。
万が一があった場合の回復係として、回復ろっこんの持ち主であるアリーセと
椿 美咲紀
、それから救急知識のある
音海 なぎさ
は見守り係である。
美咲紀は、ここまでの道中同様、みんなが頑張っている姿を逐一カメラに収めていた。合図があるまで絶対に押すまいといつになく真剣な表情の真央、そんな真央を肩に乗せてぷるぷるする修、「ファイトー!」という掛け声で軽々とみゆきを持ち上げる豪、もじもじとするみゆき……。
ファインダーから視線を外し、美咲紀は尊敬のまなざしで友人たちを見る。
「なんだかみなさんすごいですね~。音海さんも、シュー君も……あんなふうにすらすら謎が解けちゃって。私、直感で動くタイプなのでそういうのは苦手で……」
「椿くんだってすごいところがあるよ」となぎさが云った。
「はわっ、そうですか? たとえば?」
「こういうときも、にこにこしてるところとか」
「えー、それってすごいですかぁ?」
みんなみたいに頭が良かったり何かできたりする方がすごいように思うけれど……と美咲紀は首を傾げる。
「椿くんのにこにこが、場の雰囲気を作ってる。それってきっと大事なことだとボクは思うよ。とくにこういうフツウじゃないときはね」
なぎさがマリンブルーの瞳をふわりと和らがせて微笑む。
それがあんまりかわいくて、さらに褒められたことも相俟って、美咲紀は思わず赤面してしまう。
「わ……そ、そうですかねー。えへへ……」
そうこうするうち、小麗以外の全員の準備が整った。
「いいわ。小麗さん、あとはあなたよ」
アリーセの言葉に、小麗は頷いた。小麗は刀の肩の上に立ってバランスを取らなければいけないのだ。
「じゃあみんな、私が合図したらボタンを押してね」とアリーセ。「小麗さん!」
「わかったのだ! 刀、重くても腹に力入れて頑張るのだ~! えいっ!」
小麗はアリーセの手を借りて刀の背中をよじ登った。ボタンの位置のせいで傾いている刀の背中。それをまったくものともせず、肩の上に仁王立ちになる。
「いまよ!」
アリーセの声に合わせ、みんなが一斉にボタンを押す。
小麗が腕をのばした。届く。最後のボタンを両手で押し込む! ボタンが壁面に沈み、がくんっと振動。
「う、わあっ!」
小麗がバランスを崩したそのとき、星々が一斉に白い輝きを放った。
そして――。
「扉が……開く!」
みゆきは見ていた。黒い影がするりとその扉を抜け出ていったのを。
しかも「お疲れさん~」と、にこやかに手まで振っていたのを。
「あれ、いまの……瓢くん?」
その声に、刀がハッと顔をあげた。
「先に行く!」
木刀を手に<加速>する。
【SIDE:赤】
「うわ~。ようやくの娑婆ですよー! ぬくいですー!」
屋敷野 梢
を筆頭に、開いた扉から、凍えた女子たちが次々と飛び出してくる。
「尾鎌くんしっかり」
「邪衣君も!」
頑張っていた男子たちも、さすがに疲れを隠せない様子で、
尾鎌 蛇那伊
は
桜庭 円
の、
邪衣 士
は
伊藤 佳奈
に、引きずられるようにして這い出してきた。
あの子守歌のような歌声は止んでいた。
伝声管から
八神 修
の声がした。
『星が消えれば朝……夢の時間は終わる。つまり歌声が止むってことだよ』
最後に残った
竹松 梅
が、それに答えた。
「お蔭さまで、も少し長生きできそやわ。おおきに」
『どういたしまして』
「青班のみなさんにもよろしゅう」
『はい。ではこれにて通信を終わります。のちほど、てっぺんで会いましょう』
修の声が途切れてしばらく、梅はその場にしゃがみこんでいた。
「あーしんど」
元気とはいえ齢90の老婆である。
さすがに堪えるわー、と身体の節々を擦るうち、梅はいいことを思いついた。
「せや、変身したら楽になるんちゃうやろか」
部屋にはもう人目はない。そこで梅はやおら杖を握りしめ……。
――怒号がした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ★(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
神話・伝説
定員
30人
参加キャラクター数
30人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2014年11月27日
参加申し込みの期限
2014年12月04日 11時00分
アクション投稿の期限
2014年12月04日 11時00分
参加キャラクター一覧
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