this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
探し求めるは虹色の桃
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
「ふぅん。ここが例の森かぁ」
下唇に人差し指を当てながら
楠 瑠璃
は一人呟く。
瑠璃がいるのは幾つもの木が生えているエノコロ岬周辺の森だ。何でもここには今、虹色の桃があると噂されており、それを聞きつけて興味を引かれ瑠璃はやって来たというわけだ。
「何でも木も虹色に輝くらしいから結構簡単に見つけれそうなんだけど……」
キョロキョロと辺りを見回しながらも森の中を進む瑠璃。
噂では妙な妨害があったりして手に入れるのは簡単ではないという話もあったのだが、どうやら瑠璃はそれを忘れているらしい。
そして、直ぐに瑠璃は思い知る事になる。当初思っていた程には簡単に虹色の桃を手に入れる事は出来ないようだと。
「……水?」
それは、一粒の水滴。瑠璃の頬に落ちて濡らす。それだけならば何も問題はない。しかし、その後まるで水鉄砲でも使ったかのようにどこからか水が噴き出してきたとなると話は変わる。
しかも、何故かピンポイントに瑠璃の胸付近へと着弾する。
「きゃっ!? え、何っ!?」
突然の事に悲鳴を上げながらも守るように腕を胸の前に出しながら後ろに下がるがもう遅い。胸部部分を中心に服は十分に濡れてしまっていた。
瑠璃は低身長ながらもスタイルそのものはかなり良い。特に胸に関してはFカップという思春期の男子にはあまりにも刺激が強すぎる兵器となっていた。
そんな胸部装甲を備えた状態で服が濡れてしまえばどうなるか? それは正しく火を見るより明らか。その立派なメロンに透けた服が張り付き、下着で覆い隠せていない部分さえも布越しに解るようになってしまう。
「もう、何だっていうのっ!?」
瑠璃からすれば辺りには誰もいないのは幸いだったが、それでもやはりこの状態は恥ずかしいようだ。
これでは万が一にも人前に出る事は出来ない。とは言え、このまま探索は続ける気でいるのでその内乾くだろうと判断し気を取り直して再び歩き始めた。
けれど、瑠璃に降りかかる災厄はこれだけではなかった。
「ちょ、また水っ!?」
濡れた辺りが乾きそうになったら再度水が降りかかって来るのは、その濡れ透けな巨乳は絶対に隠させないという意思の現れなのか。
「ふぇっ!?」
その瞬間まで確かになかった木の根に足が引っかかり、盛大に転んだ挙句に木の枝によってスカートが完全に捲られたり。
そんな妨害に遭いながらも根気よく探索を続ける瑠璃。そして、ついに見つける。
「虹色に輝く木……。これねっ!」
苦労した分、思わず大声を上げてしまうがそれも仕方ない事だろう。
そっと胸に手を添え、落ち着かせるように深呼吸を一つ。そして、徐に木の枝を見回していけば少し高いところに虹色の桃が生っていた。
「あった!」
喜色に顔を染め、そこまでどうやっていくか瑠璃は考え始める。
「うーん。ジャンプじゃ少し届かないけど……。あ、でも、幹側に近いし、幹に足場になりそうな窪みとかでっぱりがあるから足をかけて登れば何とか届くかな?」
瑠璃の言う通り、まるで如何にも足場ですと言わんばかりの凹凸が存在している。木登りの経験がなくてもこれならばどうにかなるだろう。
スカートが引っかからないかだけ心配ではあったが、何とかなるだろうと瑠璃は登り出した。
だが、それが最後の罠だったのだ。
「えっ!? また蔦っ!?」
後もう少しというところで瑠璃の手に巻き付く蔦。
いや、手だけではない。太ももやら胸を挟むように上半身やらに蔦が巻き付いて行く。
「ちょっと、この、止めてっ! 誰か、助けてー!」
そう言いながら瑠璃は暴れる。どうやらこの蔦は力そのものはそう強くないらしく、抵抗は意外と出来ているが何分場所が悪く脱出とまではいかない。
そして、瑠璃が悪戦苦闘していると――。
「何かこっちの方から声が聞こえた様な……」
それは瑠璃と同じように虹色の桃を探しに来た
遠藤 健
であった。
「……ブッ!」
瑠璃の状況を見て思わず吹き出す健。濡れ透け巨乳の女の子が蔦に絡めとられていればそういう反応にもなるだろう。
だが、直ぐに気を取り直し健は何とか蔦から瑠璃を救出する事に成功し、二人は何時の間にか二個に増えていた虹色の桃を無事に手に入れる事に成功した。
「……あの、見ました?」
「イエナニモ」
だが、それとは別に無事ではない事があったのは別のお話。
「じゃあ、食べてみましょうか」
そう言う瑠璃とその横に並ぶ健の手には皮を剥いた桃が握られている。
どうやらこの桃は皮が光っているらしく、皮を剥けば普通の桃と変わらないようだ。
頂きますと二人同時に桃へとかぶりつく。すると――。
「うっまっ!?」
「おいしっ」
ただの一口で解る美味しさ。溢れる果汁が二人の口に広がる。
こうして二人は虹色の桃を食し、この後暫くの間確かに運が良い日々を過ごすのであった。
<< もどる
1
2
3
4
5
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
探し求めるは虹色の桃
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
コメディ
お色気
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月29日
参加申し込みの期限
2019年12月06日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年12月06日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!