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【寝子祭2nd】『Nekos・eminyas』
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☆寝子祭当日にゃ!(3)
「……よし、」
学校の許可を得た場所に車を停めて、
恵御納 久隆
は小さく呟いた。
久隆は、裏方の細々した仕事と共に、軽食の材料などが不足した際の買い出し係も担当している。
今は、想定を超える人数の来店によって足りなくなった材料の補充を頼まれ、やっと戻ってきたところだ。
(駅向こうの店まで足を運ぶ必要があったからな。喫茶店の方は大丈夫だろうか)
早く届けなくては、と思いながら、車から降りる。
しかし、購入してきた複数の材料の量と重さは、中々のもの。
(どれから運んだものだろう……。応援を要請すべきか?)
短い思案の後にスマートフォンを取り出しかけたところで、
「手伝います」
と、声。
振り返った先に立っていたのは、昨日顔を合わせた、
犬杜 一閃
だ。
「ああ、犬杜君か」
「はい。丁度、喫茶店に向かっていたところです。仕事柄、荷物を運ぶのには慣れているので、良ければ」
「ふむ……では、ここはお言葉に甘えてしまおうか」
かくして、久隆達は大荷物を抱えて、喫茶店へと急いだ。
※
「初ちゃん! 来てくれてありがとう……!」
犬杜 初
の姿を見留めて、
恵御納 夏朝
は声を弾ませた。
そんな夏朝、今は、占い師の衣装を脱いだ、寝子高の制服姿である。
「来るに決まってるでしょ! ……ところで夏朝、その格好、今から休憩?」
「あ、うん。占いは、僕が休憩してる間はお母さんが担当してくれてるんだ」
気の向くままに楽しんでいってもらえると嬉しいな、と夏朝が小さく口元を緩めれば、
「もっちろん! あとで、お兄ちゃんと写真も撮って送るから!」
と、初。
そこでふと、夏朝の頭に疑問が湧いた。
「そういえば、一閃さんと一緒じゃないんだね」
「ん、ここで合流の予定。お兄ちゃんちょっと遅れてるから、奢ってもらうつもり!」
店内に久隆と一閃が姿を現したのは、初がにひひと笑ったその時だった。
「あ、お父さん、買い出し本当にありがとう……って、あれ? 一閃さんも?」
「下で、偶然会ってな」
久隆の言葉に、一閃がこくと頷く。
それを見留めたあとで、久隆は、愛娘がどこかそわそわとしているのに気が付いた。
昨日の妻の反応にそっくりだと、ついつい、目元が和らぐ。
「夏朝。休憩中に悪いが、犬杜君達の接客を、少しの間お願いできないか?」
この通り世話になってしまったからな、と、尤もらしいことを零す久隆。
夏朝の焦げ茶の瞳が、久隆の言葉に、きらと輝いた。
「……うん! わかった!」
2人への給仕をしたい……けど我慢……と思っていた夏朝は、張り切って、一閃達を席に案内するのだった。
※
「こんにちは~、猫タロット占い師のローミで~す!」
娘のそれとは色違いで仕立てた占い師の衣装に身を包んで、
恵御納 理沙
はふうわりと笑う。
椅子に腰を下ろした初が、
「夏朝ママ……じゃなくてローミさん、よろしくお願いします!」
と、笑みに笑みを返した。
「ふふ、初ちゃん、こちらこそよろしくね~。夏朝ちゃんの代理、頑張るわ~!」
何を占いたいのかしら~? と問えば、初は少し考えたあとで、
「……将来のことって、占ってもらえますか?」
と、どこか面映ゆげな表情になって尋ねる。
「なんかこう、これからどうしていったらいいのかな、みたいな……」
初の言葉の尻尾が小さく消えていくのを耳に、「わかったわ~!」と理沙は敢えて凛として頷いた。
(夏朝ちゃんといっぱい練習したもの。大丈夫!)
夏朝から借りた猫タロットを、手が覚えているままの動きでシャッフルする。
占いの結果は、
「未来への道を見つけるためには、自分の頭で考えることが大切……だそうよ~」
導かれた答えをきちんと告げれば、初は、真面目な面持ちでこくんと頷いた。
「初ちゃん、これ、御守りキーホルダーよ。あなたに、沢山の幸せが訪れますように~!」
理沙の、和らぐ青の瞳には、真摯な色が乗っている。
ありがとうございます、と初が小さく笑みを零した。
「そういえば、夏朝ちゃんには会えたのかしら~?」
「あ、はい! 接客してもらって、エプロン姿の夏朝と写真も撮りました!」
ほら! と差し出されたスマートフォンの画面に映る娘と友人達の賑やかな様子に、
「ふふ。とっても素敵な写真ね~」
と、理沙は眦を下げ、胸の内の温もりをそっと抱き締めた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
6人
参加キャラクター数
4人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月21日
参加申し込みの期限
2019年11月28日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月28日 11時00分
参加キャラクター一覧
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