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携帯戦記カプセルギア 外伝「フリー対戦、店内!」
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●●●幕開け、慌ただしい喧噪の中に●●●
シーサイドタウンの一角、とあるおもちゃ屋さんは不思議な人だかりが出来ていた。
小学生やその保護者、中高生に社会人…まさに老若男女を体現したかの様相。
皆がこぞって手に持つのはスマホと10cm程度の小さなロボット―――カプセルギア。
「何ぞ楽しそうなことをやってるねえ」
カリッ、と乾いた足音を鳴らしておもちゃ屋さんを見上げるのは
猫屋敷 宝
。
ここまで先導してきた子供たちは早く、早くとせがむように飛び跳ねる。
そんな姿に微笑ましさを覚えながら雑踏に足を踏み入れる。
2階建ての店舗は今日のために内装が変わっているのか、沢山の人が休憩スペースにいる。
先導していた子供たちは蜘蛛の子を散らすようにカプセルギアの対戦スペースへと行く。
「元気だねぇ。よいしょっと」
宝は息を吐きながら、椅子に座ると視線の先に懸命にカプセルギアを改造する子が目に入る。
「…」
真剣な目で脚のビットに羽を模すように、丁寧に処理を施していくのは
桜庭 円
。
そこそこ騒がしい周りの音など聞こえていないかのように脚のビット、ベリアルレッグの出来を確かめる。
ふぅ、とベリアルレッグに息を吹きかけると満足そうに微笑む。
「よし! 真白ちゃん! 雰囲気出てるでしょ!」
「わ、かっこいい! いいなぁ、私も色々といじってみようかなぁ」
円は隣の
白 真白
に話しかけると同意を得られる。
お互いに笑顔になりつつ、円は羽型ビット、ベリアルボディとアーム、ベリアルRアームに手を伸ばす。
神は細部に宿ると良くいったもの、と意気込んでスマホとパーツを見比べる。
スマホに写っているのはソロモンの鍵とヘブライ文字。これを刻み込んでいくようだ。
円のそんな姿を見て真白は羨ましくなったのか、席を立つ。
向かう先はカプセルギアのパーツが排出されるガチャガチャ。
「ガチャガチャ結構あるじゃん。この店なかなか当たりかも」
上機嫌にどれがいいかを選んでいく真白の足は軽い。
今の装備に飽きてきた、より刺激のある戦いを求める真白。
これ、と言うガチャガチャを決めて愛称の由来ともなっている特有の心弾むノイズと共にパーツを確認。
「さてさて、何がでるかなーと」
三度ほど繰り返したのち、先ほどの席に行くとすでに円の姿はなかった。
すれ違いで完成したのかと思いつつ今入手したパーツの外装を取っていく。
黒、白、そしてみどり。会社も方向性もバラバラな三つのパーツを見て落胆より期待が高まる。
「パーツの装着完了っと。さてさてどう動いてくれるかなぁ」
早速真白のカプセルギア、ネージュリェーツに装着をして対戦スペースを見やる。
試し切りならぬ、試運転にちょうど良い相手がいないかと視線を巡らせると賑やかな集団を見つけた。
「いいね! いいね! 燃えてきたよ!」
仙藤 蒼
のカプセルギア、Diablo Azulは飛んできた幾重もの火の玉をギリギリの所で避けていく。
相手の小学生は体ごと動かしながらDiablo Azulへ攻撃を続けるも。
「取ったァ!」
蒼の操作でDiablo Azulが相手の懐に入り、双肩のキャノン砲が唸る。
咄嗟の防御姿勢もむなしく勝敗が決する。小学生は悔しいがやりきったという表情で蒼と握手をする。
次に対戦する子たちにスペースを明け渡しながらいくつか言葉を交わす。
また後でもう一度、という小学生に笑顔で手を振り2階を目指す蒼。
「ウォーミングアップも終わったし…次はここ!」
眼前に広がるのはおもちゃスペース。
フツウのご家庭ではここまでのおもちゃをそろえるのは難しいだろうと思うほどおもちゃが散乱している。
そんな中でタッグ戦を繰り広げているロボット型と人馬型のカプセルギアが居た。
「リンタロウ、そっち行った…」
「ああ、迎え撃つよ」
ロボット型のカプセルギアを動かす
スピカ・フォーツ
。
少女の呟くような小さな声を余すことなく耳に入れ、的確に相手の攻撃を無力化するのは
鷹司 凜太郎
だ。
人馬型のカプセルギア、ベレロフォンを巧みに操り、連携が崩れたところを狙う…かと思いきや。
「スピカ君」
「うん」
阿吽の呼吸とでも言うのか、スピカのカプセルギア、トライアルβの目が光り、逃げ戻った相手を見つめる。
体制を立て直そうと合流するかのように見えた相手チームは同士討ちを始めた。
相手チームは訳も分からずめちゃくちゃに操作するも、そのまま勝敗が決してしまう。
悔しそうにしつつも挨拶を交わし、何が起きたのか、何が悪かったのかなどと聞いている。
「突出する時のは良かった。けれどどの攻撃を当てたいのかもう少し考えたほうがいいね。それから…」
「…」
凜太郎の分析を真剣に聞く敗北チーム。
同じくらい真剣に耳を傾け、時折小さく頷いているスピカはどこか誇らしげに見える。
話している凜太郎もその雰囲気は感じているのか、柔らかい笑みを浮かべている。
ひと段落したおもちゃスペースは次に対戦する二人が進み出る。
方や猫の着ぐるみを着ている人型のカプセルギア、方や犬の着ぐるみを着ている人型のカプセルギア。
どちらも女子で、きゃいきゃいと挨拶を交わし、対戦モードへと移行していく。
「意外といるんだ、同じぐらいの歳の人…」
各対戦スペースには観戦用の椅子も並べられており、そこにどかっと座る少女。
手に持っているのはスマホと弓を持つ人型のカプセルギア、アタランテー。
知り合いにバレないようにと変装…もとい女装をした
滝原 レオン
は少し安堵の声が漏れていた。
対戦している女子も、スピカや蒼、それに凜太郎も、小学生より上に見える。
カプセルギア自体の対象、というより会社が狙っている層は子供だというのは広く知られているだろう。
ただ、カスタマイズ性やロボット自体への興味など、大人をも引き付けるものが確かにある。
目の前に繰り広げられるワンニャン戦争…姿こそ可愛らしいが、内容は非常にシビアだ。
余裕をもって避けたはずの攻撃が伸びるように斬撃が飛んで行ったり、お互いの鳴き声でスタンになったり。
小学生でも高い技術を持つ人はいるが一握り。いま目の前の人たちと戦えたら…そんな気持ちが育っていく。
生唾を飲み込むのがレオン自身も分かる。どこにこの気持ちをぶつけようか。
浅く息を吐き、周りを見渡し、一人で居る人にできるだけ不自然にならないよう声をかける。
「あの、私とバトルしませんか?」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
御宮 久
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
SF・ファンタジー
バトル
ゲーム
定員
15人
参加キャラクター数
7人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年11月09日
参加申し込みの期限
2019年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月16日 11時00分
参加キャラクター一覧
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