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携帯戦記カプセルギア 外伝「フリー対戦、店内!」
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●●●激突するギア、瞬きの間に●●●
「付き合ってくれてありがとー」
「いえいえ、ちょうど試したかったからね。さてさてどう動いてくれるかなぁ」
おもちゃスペースに並んだのは円と真白。
円は排熱処理を施した耐熱ラッカーを積んだベリアルを置き、真白も愛機ネージュリェーツを置く。
ネージュリェーツは先ほどガチャガチャを回し出たパーツをヘッド、Lアーム、Rアームに積んでいる。
「準備はどうだい? スピカ君」
「ばっちり…」
言葉少なに、けれどしっかりとした絆を感じさせて対峙するのはスピカと凜太郎。
スピカは愛機である禍々しい異形の機体トライアルβ、凜太郎も同時にベレロフォンを置く。
知らず呼吸が合い、ゆっくり背筋を伸ばしてスマホを構え、相手と相手のカプセルギアを見据える。
『ギアバトル、スタート!』
機械音声が対戦の始まりを告げ、同時に動き出す四機のカプセルギア。
初期位置では直線の交わりがなく、攻撃という攻撃は発生しない。
そんな中で動きがあったのは二本の角、そして脚の羽が艶やかに光るベリアルだ。
「アイちゃん、前方に魔法陣展開、ぶっ放すよ!」
ヘブライ文字を刻み込んだ大型の剣と同化したRアームを構え魔法陣を展開する。
強く踏み出した一歩と同時にLアームを大きく開き、掌からレーザーを噴射させる。
そのレーザーは一つではなく多方向に向かわせる、弾幕と言われる戦法。
「派手に行く!」
高らかに宣言する円。
それに追随するように段差を利用しながらビルを駆け上っていくのはネージュリェーツ。
レッグ装備のアラクネアは多脚であり、安定した走りを見せつつ相手のカプセルギアが見える位置に陣取る。
ボディ装備、バーストボディから射出することができるビームで狙撃を、と考えたところで。
「っ!? あっぶなー、これ当ててよかったー」
飛んできた攻撃をギリギリで防ぐことができ、体力ゲージの減りはほぼないネージュリェーツ。
外枠以外透明な大きめの盾が装備されたLアームをこれ、と呼びつつ巧みに操った真白。
先ほどガチャで当てたばかりの装備である、アクリル戦士シリーズ『シールド』。
これまでの経験を鑑みても、初戦で十分な性能試験ができたのは上々、と真白は微笑む。
「今のを防ぐとは、なかなかだな」
思わず、と言った様子でつぶやくのは凜太郎。
ベリアルの弾幕を避けながら、ネージュリェーツの位置を把握し、攻撃をしないように見せてからの一射。
半人半馬の弓兵型のベレロフォンの装備は射撃を正確に当て、ダメージを与えることを中心にしている。
それが通らないというのは防御力が高い装備か、ダメージを抑える装備なのだろうと想像する。
「動く…」
「うん。お願いするよ」
何でもないことのようにお互いの動きを確認するスピカと凜太郎。
その間にもベリアルとベレロフォンの打ち合い、そしてネージュリェーツの攻勢は止まっていない。
遅く、しかし確実に相手に近づいていたトライアルβは両腕のカルキノス・EXシザースのワイヤーを射出。
この位置を狙っていたのであろう、ワイヤーは両隣のビルに張り付くとトライアルβの体を持ち上げる。
ネージュリェーツのビームを鮮やかに躱し、物理的に上昇するとワイヤーを取り外す。
「重くて遅い、けど…それは、平地でなら…」
自由落下をしながら次の張り付き先としておもちゃの銀行を選択したスピカ。
ほど近くではベレロフォンがボディ装備、黒天馬の能力で空を駆り、トライアルβを並走する。
通常よりも早く、そして不規則に動くトライアルβにやや翻弄されつつある円と真白。
「合わせてね、真白ちゃん!」
「はーい、円ちゃん」
小型の炎球をまき散らしながらネージュリェーツとの合流を目指して走るベリアル。
都合の良さそうな地点を、ベレロフォンからの狙撃を避け、防ぎながら探るネージュリェーツ。
結果、おもちゃの公園にあった滑り台を多脚で器用に上り、ベリアルを待ち受ける。
ベレロフォンとトライアルβもそれぞれ接近してきてはいる。
ただ、ネージュリェーツとベリアルには今一歩届かない距離。
思い切り移動してきているベリアルは助走として、そんな距離を合わせ技で何とかする。
ネージュリェーツはベリアルが滑り台を駆け上がってくるのに合わせて盾を滑らせる。
ベリアルは盾の外枠を利用して勢いを保ったままネージュリェーツの盾に上り、飛ぶ。
ベレロフォンの矢が飛んでくるが、迫るベリアルのヘッド装備が光り、ベリアルの蜃気楼で回避する。
「いいね! ありがとう!」
「いえいえー」
実に楽しそうにベリアルに炎をまき散らし、蜃気楼の幻影でトライアルβに急接近する。
幻影で被弾率は下がったものの、ベレロフォンの弓矢が容赦なくベリアルの体にダメージを与えていく。
ネージュリェーツは先ほどのガチャで当てたRアーム、穏やかなる息吹を掲げる。
腕パーツについている、無限の形をしたシンプルな緑色の指輪が暖かく光る。
するとベリアルの体力ゲージは回復していく。
即席で組んだとは思えない連携を見て、凜太郎は少し笑いながらスピカを見る。
スピカもまた凜太郎を見て、一つ頷き合う。
「残念だけど、パートナーへの攻撃を見過ごすわけにはいかないんだ」
凜太郎はトライアルβに迫るベリアルを、ベレロフォンで急接近した勢いをそのままに体当たりをする。
ベリアルは抵抗しようとするも、トライアルβのヘッド装備が光り、急に動きが悪くなってしまう。
モロに体当たりを受け、互いにダメージを追い、ベリアルの爪とビームは届くことはなかった。
スピカは嬉しそうに口角を上げるとトライアルβは眼前のベリアルにカルキノス・EXシザースを振り上げる。
トライアルβ、もといスピカが巻き込むとは思っていないが、ベレロフォンは空へと退避しようとする。
しかし、いつの間にか回復をやめて近づいていたネージュリェーツの腕に引っ張られてしまうベレロフォン。
「む…」
思いのほか頑丈に引っ張られているのか、ベレロフォンがネージュリェーツからなかなか逃れられない。
もちろんその間無駄無弓で射るも、アクリル戦士『シールド』で器用にはじかれてしまう。
ベレロフォンが苦戦してる中、トライアルβの痛快な一撃がベリアルへと決まる。
両腕のカルキノス・EXシザースがベレロフォンを避け、ベリアルに当たった瞬間に眩い雷が発せられる。
「わぁああ、やら、れて…ないっ!」
「…」
脱落を覚悟した円であったが、ほんの少しだけ残っている体力ゲージを見て逆にびっくりしている。
それは結構なエネルギーを施したはずの一撃で仕留められなかったスピカ。
びっくりしているのは同じだったのか、口角は下がってしまう。
そこに。
「円ちゃん、私ごとやっていいよ」
「えっ、そう? …じゃあ、アイちゃん魔方陣展開! ベリアル、風の魔法剣で巨大ー!」
真白の言葉に円は動き出し、相手との至近距離に魔方陣を展開するベリアル。
トライアルβのヘッド装備、”狂気”頭部・改参式が生み出す妨害電波でベリアルをターゲットする。
並行してネージュリェーツへの攻撃を試みる。
「…スピカ君、シールドの展開を」
「うん」
ネージュリェーツへのダメージは蓄積されていくが、回復が継続されて決定打にならない。
ベリアルは少しずつ何かを成しつつあり、ベレロフォンは拘束を解けずにいる。
第六感に近い部分で危険を感じて次の、次の一手を指す凜太郎。
ベレロフォンの無駄無弓はトライアルβを捉え、呼応するようにトライアルβはレッグ装備の能力を起動。
”狂気”脚部・改から展開されたシールドは無駄無弓の弓矢を吸収し、エネルギーを回復していく。
「やるならここでしょ」
トライアルβの回復を見ながらベリアルのタイミングを待ち、ヘッド装備を起動するネージュリェーツ。
化け猫の頭を模した、にゃんだふるはエンジンが急速回転するような音を立てて、全身に光を灯していく。
ほどなく元々笑っている雰囲気の口がさらに深くなる。同時に大きな音を発して爆発する。
「たーまやー」
「…っ」
「大丈夫…」
局所的な爆発を巻き散らし、真白は軽やかに言葉を発してネージュリェーツは脱落する。
直撃を受けた凜太郎のベレロフォンは生き残ったが、ベリアルの大剣は完成し、眼前に迫っていた。
スピカは凜太郎を安心させるためか、そう呟き、両腕の盾とシールドで二重のガード体制を取る。
「いっけー!」
何度も音声入力とスマホからの入力を試し完成したベリアルの大剣。
炎を吸収し、魔方陣からの補助を受け、風の魔法剣と呼称する剣が出来上がる。
一歩踏み出して横なぎに振れば自爆したネージュリェーツ、ベレロフォンとトライアルβを捉えられた。
最後の最後まで無駄無弓をトライアルβに放ち、エネルギーを回復していたベレロフォン。
大剣の元に脱落させられるも、勝利を疑っていない様子の凜太郎。
ベリアルの大剣をモロに受けるトライアルβだが、ガードもあり、切り伏せられるまではいかない。
「次!」
「ない…」
大剣を上段より振り下ろそうとしたベリアルだが、トライアルβの両腕はすでにベリアルを捉えていた。
十二分なエネルギーを注ぎ込み、カルキノス・EXシザースからの超高圧電流でベリアルを焼く。
大剣が届く直前、ベリアルの体力ゲージが無くなり、勝利コールがスマホから流れる。
ふぅ、と息を吐いた四人。
待っていたのはいつの間にか周りに集まっていた老若男女問わないプレイヤーの称賛の拍手であった。
それぞれの反応で相手に、そして周りのプレイヤーに敬意を払っていったのだった。
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2019年11月09日
参加申し込みの期限
2019年11月16日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月16日 11時00分
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