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【中間テスト】居眠り厳禁! ペンを離すな!
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●佐和崎紗月の場合
中間テスト。第一日目。朝。
佐和崎 紗月
は、いつものように朝七時に目を覚ますと、既に店を開けている両親に挨拶をし、手早く朝の支度を済ませた。
試験ということで、勉強用のルーズリーフを鞄に入れ、紗月は恋人――初瀬川理緒の寮へと向かう。
玄関で、持ってきたルーズリーフを見直しながら待っていると、「おはよ」と理緒が姿を見せる。
少し疲れているように見えるのは、昨日も仕事だったうえに、きちんと勉強をしていたからだろうと沙月は思う。
二人で、学校に向かう間も、ルーズリーフを見ながら勉強を続けた。
「紗月―、この問題の解き方ってさー」
「ええっと、そこは確かね」
道すがら、ずっとそんなやりとりを続けながら歩いていると、あっという間に学校に着いた。
「理緒ちゃん、ギリギリまで教室で一緒に見直しをしましょうか?」
「うん。そうね」
紗月の提案に、理緒は素直に頷く。
二人で、教室に移動し、机を並べて座る。
試験の範囲を確認したり、問題を出し合ったりしながら、知識の定着度を確かめていく。
「あっれー? ここの公式、なんだったかしら……。昨日、ちゃんと撮影の合間に覚えたはずなのに……」
柳眉を眉間に寄せて、うむむと唸る理緒の姿を見て、紗月はふと去年の今頃に自分達のことを思い出した。
(……理緒ちゃん、変わったなぁ)
ぽつり、と心の中でそうこぼす。
実際、理緒はこの一年間で大きく変わった。
去年の今頃の理緒といえば、公式を覚えるわけでもなく『わけわかんねー!』と思考を放棄したり、『こんなのいくら一生懸命やったって将来なんかの役に立つわけ?』と謎の逆ギレを起こしてばかりだったのに。
最愛の恋人の変化を嬉しく思う反面、ふと紗月は不安になったりもする。
(……このまま急成長して、私を置き去りにして、遠い場所に行ってしまったりしないわよね、理緒ちゃん?)
そんなことを考えていると、いつの間にか試験の15分ほど前になっていた。
「紗月、そろそろ行こう」
「……うん、そうね、理緒ちゃん」
はっと我に返り、とっさにした返事は我ながら気のないものになった。
(……理緒ちゃん、気にしてないかな)
試験会場の席に着きながら、ふと恋人の横顔を覗いたときだった。
「……紗月の、おかげなんだから」
「え……?」
ぽつり、と理緒が言った言葉に紗月は大きく目を見開いた。
「紗月がいなかったら、あたし、多分こんなに勉強で頑張ろうなんて気にはならなかったよ」
自分の胸中の不安を見透かしたように、静かに恋人が言ってくれた言葉に、紗月の不安はたちどころに消えていった。
「それじゃ、やっつけてやるか」
「……うん」
にっこり笑って言った理緒に、紗月も微笑みを返す。
理緒がそばで笑ってくれている
ただそれだけで――紗月は「もう何も怖くない」と思った。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
水月 鏡花
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
30人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月27日
参加申し込みの期限
2019年11月03日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年11月03日 11時00分
参加キャラクター一覧
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