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アカリは曇りガラスの仕切りがある丸テーブルへと案内された。
客の人数が少ない時に相席をしてもらうためらしい。相席と言っても、仕切りのおかげで正面に座った相手の顔は見えないのだが。
メニューを渡されたので、目を通すことにした。
「! ケーキバイキング式セット!」
アカリが視線を向ける。会場の中央に設けられた長テーブルには同じくテーブルクロスが敷かれていて、ミニケーキやミニサンドイッチがたくさん並んでいた。バイキング方式というやつだ。とにかく、たくさんのメニューを堪能することが出来るだろう。
「おお、コレニシマース! 店員サーン」
呼ばれて歩み寄ってきたのは葉月である。
「お待たせしました。ご注文は?」
葉月のふわっとした微笑みにアカリは動きを止めた。艶やかな髪と緑色の瞳、儚げな雰囲気のあるメイドさんだ。
「え、えーと、それじゃあ」
アカリが注文したのはもちろん、ケーキバイキング式セットだ。ケーキやサンドイッチはセルフで自分のテーブルへ持ってきて、紅茶だけウェーターに運んでもらう。
「紅茶は何にしますか?」
「私はロイヤルミルクティが好きデース。ダージリンやニルギリをミルクティーにするのが好きデース」
「お待ちください」
葉月は頭を下げて厨房のそばまつまで戻って行った。
彼女の浮世離れした容姿は人の視線を惹き付けるようで、客の何人かは見惚れているようだった。
と、仕切りの反対側の席に案内されてきた客が一人。結衣香だった。
彰尋が連れてきたようだ。メニューを受け取った結衣香は丁度ティーセットのページを開く。
「では、ご注文がお決まりの頃に」
すると結衣香が小さく手を上げた。
「あのー、もう注文良いですか?」
「はい、どうぞ」
彰尋が言って、注文表を取り出す。
「このティーセットで紅茶は……オレンジペコなんかありますか?」
「はい、ありますよ」
一通りメニューは覚えたので、すぐに答える。
「じゃあ、それで。セットのケーキはいちごのショートケーキでお願いします」
「かしこまりました」
ちなみにサンドイッチはかなりボリュームがあるらしい。頼むかどうか迷っていると、
皿一杯にミニケーキを持ってきたアカリがぱっと表情を輝かせた。
「それなら、ケーキバイキング式セットがオススメデース! ミニサンドイッチもあったので丁度良いデースヨ」
「あ、そうですね。それが良いです」
「かしこまりました、お待ちください」
彰尋はお辞儀をして戻って行った。
「マカロンとか、ありました?」
結衣香が鞄から本を取り出しながらそう聞くと、
「もちろんありましたヨー。シュークリームにエクレア、スコーンも並んでマシタ。ちなみに全部持ってきたデース」
アカリの皿にはてんこ盛りのスイーツが。
「あ、これ美味しそうですね」
「早く行かないと売り切れになりマースヨ! それじゃ」
アカリは仕切りの向こう側に座ったようだ。
「お茶が来る前に取りいきましょう」
すぐにでも本の、幕末の世界へトリップしたいところだが、ケーキとサンドイッチを取りに行ってからゆっくりと過ごしたほうがよさそうだ。
結衣香はバイキング台へと向かった。
彰尋はふっと息を吐いた。客が想像以上に多く、中々大変だ。
「これじゃ、スタッフが疲れるな」
屋上を見回すと、黒崎先生がお茶を楽しんでいた。彼が優雅に紅茶をすすって、リラックスをしている様子にホッとする。なんとなくフロアスタッフをやらされているイメージだったのだ。
「黒崎先生」
歩みよるとティーカップを持ったまま振り返る。
「やあ、お疲れ様。盛況だね」
「おかげさまで。ちょっと提案があるんですけど、理事長は……」
「急ぎの用事で理事長室へ戻ったんだ。僕で良ければ聞こう」
「スタッフも中々大変で、休憩中にお茶を楽しめるようにしてあげたいんですけど」
「ふむ。それは確かに良い。簡易キッチンの裏側にテーブルを設置しよう。確か更衣室に長テーブルがあったはず」
黒崎先生が運んでくれることになった。かなり張り切っている様子で、
「任せてくれ」
胸に拳を当てた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
高城ヒト
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
コメディ
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月03日
参加申し込みの期限
2019年10月10日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月10日 11時00分
参加キャラクター一覧
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