「お茶をいただきたいですわね」
「はい?」
桜栄 あずさと
黒崎 俊介の会話である。
あずさいわく寝子島高校にて、なんかこう、お上品に紅茶などいただいてみたい。そんなイベントを催すのはいかが? きっと楽しいのではなくて? とのことである。
彼女は時折、こうした突拍子もない思いつきを実現するべく、並ならぬ行動力を発揮することがあった。
そして彼女は理事長であるがゆえ、そのほとんどは本当に実現してしまうのだ。
なお話をもちかけられた黒崎は、いつでも午後ティーの習慣を欠かさない紳士である。
「お茶会ですか。それは確かに、楽しそうですね」
「でっしょ~? それじゃ、万事よろしくね」
「ああ……僕がやるんですね。はい」
あっという間に、話は進められた。
「お茶会……という話だったけど」
会場である校舎屋上へ足を運んだ
鴻上 彰尋は、首をひねった。
確かにお茶会ではある。白い丸テーブルに白い椅子が並べられ、さながらオープンカフェのようだ。屋上の柵際にはキッチンが設置され、簡単な調理も行えるようだ。
しかし、給仕を行っているのはひらひらフリルのメイドさんやらタキシード姿の執事だったりするもので、いわゆるひとつのそっち系カフェのような様相を呈している。
彰尋は苦笑いしてしまったが、
「まあ、こういうのも悪くはないかな?」
発起人である桜栄理事長や黒崎先生は満足げにお茶を楽しんでいるし、メイドや執事に扮した教師、あるいは生徒たちも、実に活き活きとしている。
お客としてもてなされるのも良いし、あるいは彰尋も執事に扮して、給仕を手伝ってみるのも良いかもしれない。
そんなわけで、寝子高の屋上にて期間限定で、お茶会イベントが開催中だ。
期間中は、生徒以外の一般客も訪れることができるとのことだ。
これを機に足を運んでみてはいかがだろうか?
こんにちは、高城ヒトです。よろしくお願いします!
鴻上 彰尋さん、ガイドに登場してくださりありがとうございました。
ご参加いただける場合は、ガイドに関わらず自由にアクションをかけてください。
概要
桜栄理事長の気まぐれにより、寝子島高校の屋上で、お茶会イベントが開催中です。
スタッフは理事長にかり出された寝子高教師や、有志の生徒たち。
なぜか、フロアスタッフはメイド服や執事服を身に着けることになっています。
お茶会では、紅茶やケーキ、軽食などをいただくことができます。
メニューは、一般的な喫茶店にあるようなものなら、大抵作ってもらえます。
★お客として参加する
★メイドさん、執事さんとして働く
★キッチンスタッフとして働く
★その他(お茶会にまつわる行動なら何でも)
衣装は借りることができます。もちろん持ち込みも自由です。
教室のひとつが更衣室になっていますので、そちらで着替えてください。
期間中はおおむね晴れて、気持ちの良い青空が広がる見込みです。
なお、小中学生や大学生、社会人、ほしびとさんでも、誰でも参加可能です。
街の中で生徒がチラシを配っていますので、それを見て来場したり、
ねこったーの口コミで知ったり、ご参加のきっかけは何でも構いません。
スタッフとしても、お客として来店するのも、どちらでもOK。
どなたもお気軽にどうぞ!
NPCについて
登録済みのNPCなら、特定のマスターが扱うキャラクターを除き、基本的に誰でも登場可能です。
NPCは時間帯によって、スタッフとして働いたり、お客として訪れたりしています。
NPCをもてなしたり、NPCにもてなされたり、いっしょに働いたりお茶を楽しんだり、
自由に交流してください。
以上になります。
それでは、皆さんのご参加をお待ちしています!