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変わり者悪魔は少女漫画の夢を見る?
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★Lesson5.シミュレーションを積み重ねよう!
何でも屋『いぬもり』にて、依頼の内容を知った
本条 小萩
。
小萩は、倉科 みいと向かい合って座り、「ふむー」と唸った。
「少女漫画の主人公みたいになりたい、ですか」
「あ、ああ!」
「モデルにしたい作品やキャラクターは決まっているそうですね。それなら話は早いです」
自信に溢れた声で言い切って、小萩はすっくと立ち上がった。
そうして、人差し指をピッ! と立てる。
「デカルトは言いました。『困難は分割せよ』」
「困難を、分割……?」
「みいさん、『にゃんスタ』内で好きなエピソードや感動した場面は?」
「えっと……みぃ子が病気で倒れたメンバーの看病に行く話、とか」
「他には?」
「才能がないと落ち込むメンバーを元気づける話も印象的だ」
「ふむふむ、どれも良いですね」
みいがお気に入りのシーンを挙げていくのに、小萩は満足げに頷く。
「つまりですね、漠然と『こんな感じ』というのではゴールは遠いままなのです」
「な、成る程……! なら、僕はどうしたら……?」
「洗い出したエピソードを、実践に移してみましょう」
実践することで理想は現実になるのです! と、青の双眸をきらりと光らせる小萩。
「おお……!」
と、感激しきり、ぱちぱちと拍手をしたあとで、
「……しかし、実践するにも相手がいないし、シチュエーションも揃わないような気が……」
と、みいは不思議そうに小さく首を傾けた。
ちっちっち、とばかりに、小萩が指を振る。
「みいさん。そういうときに大切なのは、想像力です」
「想像力……?」
「ズバリですね、もしこんな状況ならどうするかというシミュレーションを積み重ねるのです!」
その積み重ねこそが日々の振る舞いにフィードバックされるのだと、小萩は語った。
「そして、やがてみいさんの言動を、憧れている姿へと変えていくことでしょう」
会話の練習なら付き合いますよ、と、小萩はにっこりと微笑むのだった。
「ええと、その、大丈夫。君なら、絶対できるよ。……こう、かな?」
「ふむー。まあ、初めてにしては上々でしょう」
応じて、小萩はうんと伸びをした。
「練習に付き合うとは言いましたが、『才能がないと落ち込む』役は、小萩向きではないですね」
「そう、なのか? 君の演技は、生き生きとしていてとても素晴らしいと思うけど」
「ふふん、それは当然です。小萩はすごいので、自分とかけ離れた役もチャーミングにこなします」
ドヤ顔で言い放ったあとで、「シミュレーションについてですが、」と小萩は再び口を開く。
「小萩は
『スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy』
という、小萩を主人公にしたとっても面白い漫画を描いているのです。演劇祭で舞台化されて伝説を作ったこともある、ウルトラ超大作です」
「漫画を!? すごいな……!」
「ふっふっふ。小萩の溢れる才能は隠し切れませんね。……と、小萩がすごすぎて話が脱線してしまいました」
小萩は、『スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy』のコピー本を取り出しながら、
「つまり、小萩がそこで描いているのは、小萩の理想のシミュレーションだという話です」
と、音を紡いだ。
大きい荷物を持って困っているおばあさんや、平和を壊す悪の組織。
『こうだったら』『こうしたい』と思うような事象が、現実に都合よく現れるとは限らない。
寝子島はやや特殊な環境ではあるが、それでも、望むものが幾らでも転がっているわけではないだろう。
「でも、『もしいたら、どうするか』という心構えを……、」
「小萩は常に、『スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy』の中で描いているのです!」
えへん! と胸を張って小萩が言えば、彼女の自信が醸すある種の煌めきが、みいのことを圧倒する。
ぱちぱちぱち! と再びの拍手。
小萩はそれを、「ああ、やっぱり小萩って素晴らしすぎます!」と全身に受け止めて、
「ふふー、それでは、記念にコピー本をあげますね」
と、『スーパーレジェンド伝説ko-ha-gy』のコピー本をみいへと差し出した。
「わああ、ありがとう!」
みいが、コピー本を宝物のように胸に抱く。
「小萩の怖いくらいの才能、存分に堪能してくださいね!」
小萩のすごさが今日も発揮されまくってしまいました! と小萩は機嫌良く口元を綻ばせた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月13日
参加申し込みの期限
2019年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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