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変わり者悪魔は少女漫画の夢を見る?
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★Lesson1.一生懸命お仕事してみよう!
倉科 みいが何でも屋『いぬもり』を訪れて、間もなく。
店の前を偶然通りかかった
御巫 時子
は、
(あら……?)
と、ガラスの向こう側の
犬杜 一閃
が眉間に皺を寄せているのを見留めた。
(何か、困り事でしょうか? 気になりますね……)
静かに入り口の戸を開けて、「おはようございます……」と笑顔で声を零す。
時子の声に、ハッと我に返った様子の一閃が、
「……ああ、御巫か。おはよう」
と、小さく笑んだ。
何かあったんですか? と問いかけて、時子は“もうひとり”の存在に気づく。
「依頼人だ」
と、時子の視線を追って一閃が言い、“もうひとり”――みいがこくと頷いた。
一閃が入れたお茶を飲みながら一通りの事情を聞いて、時子は少し眉を下げる。
「事情はなんとなくは分かりましたが、『にゃんスタ』は名前ぐらいしか知らないですね……」
すみません、勉強不足ですね、と時子が告げれば、
「……俺は名前を聞いたこともなかった」
と、フォローのつもりらしきことを一閃が口にする。
時子はささやかに笑んで、ふと、思った。
(そういえば、みいさんが悪魔ということは、魔界でもマンガが浸透してるんでしょうか?)
少女漫画を読む屈強な悪魔を想像してほのぼのとしたあとで、時子は、
「みいさんは憧れの人に近づきたいんですね」
と優しくみいに問う。
「あ、ああ」
「でしたら、私で良ければお手伝いさせてください」
「! 本当か!? その、ありがとう」
みいの表情がパッと輝く。
「一閃さんは、もちろん仕事を引き受けるんですよね?」
「……ああ。そのつもり、なんだが……」
「切り口が見つからないなら、まずは外見からというのはどうでしょう。髪型や服装から真似てみるとか……」
初が不在なので服は後ほど、と、ベリーショートの髪を可愛らしくアレンジしてやりながら、
「まずは一歩近づきましたね」
と、時子は柔らかく微笑んだ。
「そう、かな? ……君、その……髪を弄るの、上手だね」
「ありがとうございます。次は……漫画のみぃ子さんは素直で努力家で一所懸命な方ですから……」
そうですね……、と暫し考えたあとで、時子は思い付きに瞳を晴らして、
「みいさん、『いぬもり』でバイトしてみませんか? 依頼主は私です」
と明るい声音で言った。
「丁度困ってた事があったので、お二人に手伝って頂きたいです」
時子が提示したのは、自宅の障子張り。
障子の下の部分だけ、大きな穴が開いてしまっているのだ。
「何枚か終わったんですが、障子紙を切らしてしまって買いに行く途中だったんです」
「……それは、もしかして……」
「ええ。犯人は雷鶏さんです。一閃さん、みいさん、お願いできますか?」
場所を移動して、星ヶ丘寮の時子宅。
一閃に教わりながら、そろそろと障子を張っていくみいの姿にふわりと笑んで、
(私はあたたかい飲み物を用意しましょう)
と、時子は静かに台所へと。
お昼寝中の雷鶏さんが寝ぼけ眼で少し顔を上げたのに、
「雷鶏さん、まだ寝ていてくださいね。障子をまた破ったら駄目ですよ?」
なんて、時子はそっと声を投げた。
「お、終わったぁ……!」
「ふふ。お疲れさまです。1歩も2歩も近づいてますね」
人数分の紅茶をカップに注ぎながらの時子の言葉に、
「! そ、そうだろうか……!」
と、みいの瞳が煌めく。
「はい、勿論です。一閃さん、どうですか? みいさん、頑張ってましたよね?」
「ああ。家主から見て多少拙いところはあるだろうが、真剣に取り組んで、筋も良かった」
「……だ、そうです。さらに主人公に近づきましたね」
「そ、そうなのか?」
「はい。みぃ子さんは男の子にモテる女の子ですよね?」
こくり、みいが頷く。
「ですので、一閃さんに頑張ってたと思ってもらえたというのは大きな一歩のはずです」
「な、成る程……! 時子、君はすごいな!」
興奮した様子で身を乗り出すみいに、「ありがとうございます」と応じたそのあとで。
時子は、みいの目を見て、新たに音を紡ぐ。
「最後に、もしよろしければ、みいさんの本当の名前を教えて頂きたいです」
「それは……僕は、これから、人間のように生きていきたい」
だから、『倉科みい』が僕の名前だ、と、みいはふっと目元を和らげた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月13日
参加申し込みの期限
2019年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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