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変わり者悪魔は少女漫画の夢を見る?
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★Lesson4.判断力を鍛えよう!
何でも屋『いぬもり』の前で、
呉井 陽太
は目をぱちくりとさせた。
(確かに、バイト募集のチラシが貼られてないかなとは思ったけど……思ってもみなかった内容だなぁ)
少女漫画と来たか……と思いながらも、陽太は、店の戸に手をかけた。
「初ちゃん、一閃さん、こんにちはー」
挨拶をして、店の中に足を踏み入れる。
「あ、陽太センパイ! こんにちは!」
と声を上げたのは、
犬杜 初
だ。
「こんにちは、初ちゃん。……あれ? 一閃さんは?」
「お兄ちゃんは今、引越しの手伝いに行ってるの。だから、留守番と『こっち』は、今は、ういの担当」
台詞の『こっち』の部分で、初は、店内に置かれている机の上に目線を流した。
そこには、少女漫画が山と積まれている。
黙々と漫画を読んでいた少女が、陽太の視線に気づいて顔を上げ、ぺこりと頭を下げた。
「……あの子が依頼人、かな? なんか、変わったバイトだねぃ」
「……やっぱそう思う? でも、ういは結構楽しんでる感じ。あのね……」
かくかくしかじかと語られる、少女――倉科 みいからの依頼の概要とアルバイトの内容。
話を聞き終えて、陽太は、「うーん……」と顎に手を宛がった。
「少女漫画はうちの母さんの本棚にビッシリあって、少し読んだことあるよぅ」
「ほんと!? さっすが陽太センパイ、頼りになる~!」
「だけど、『にゃんスタ』はまだ読んだことなくて……」
「あっ、それは大丈夫! ここに全巻揃ってるから!」
どこだっけ……と机を漁る初の言葉に、陽太は暫し考え込んで、
「ところで……ここにあるのって、全部初ちゃんの?」
と尋ねた。
漫画の山の中から『にゃんスタ』を発掘した初が、振り向いて笑う。
「そう! 部屋から丸ごと持ってきた!」
「ふむふむ、初ちゃんも少女漫画大好きなんだねぃ」
「うん、大好き! あ、これ、『にゃんスタ』の1巻!」
「ありがとう、ちょっと読んでみてもいいかな?」
かくして、陽太はみいの向かいの席に座り、漫画の頁をぱらりと捲った。
そして、読了後。
「かなり魅力的な主人公と、色々なタイプのイケメンキャラが出てくるんだねぃ」
零せば、女子2人がこくこくと頷く。
陽太は、みいの顔を真っ直ぐに見た。
「で、みいさんはそんな主人公のようになりたいと」
「うん。みぃ子は、僕の憧れなんだ。少しでも近づきたい」
「確かに、この主人公は応援したくなるよねぃ」
オレもこーいう子に惹かれるわー♪ と陽太が笑えば、
「……今、陽太センパイの重要な情報がサラッと開示された気がする……」
と、初がぽそり。
「そうだなぁ、それなら、こういうのはどう?」
言って、陽太が取り出したのは、自身のスマートフォン。
アプリゲームのダウンロードページへと進み、陽太は、画面をみいの方に向けた。
「自分の名前を入力して遊ぶタイプの乙女ゲー、試しにプレイしてみない?」
「! 乙女ゲーム! やったことはないが、先日、教えてもらったぞ!」
「様々な出来事が起こって、こんな時この選択肢選んだらどーなるか……とか、」
「判断力を鍛えられると思うんだよねぃ」
陽太の言葉に、みいの瞳がきらと輝く。
「こうやって、スマホで出来るのがあるから、やってみよー。あ、みいさん。スマホ持ってる??」
「いや……それが、持っていなくて……」
「じゃあ、オレでよければ貸すし、ゲームのダウンロードもするよぅ」
「あ、ありがとう……!」
ダウンロードを終えて、陽太と初が横から画面を覗き込む中、みいはゲームのスタート画面をタップ!
「はっ、始まった!!」
「とりあえず、自分ならこれを選ぶ! って選択肢を選んで、どうなっていくかを見てみよっか」
「わ、わかった!」
それから、暫くの後。
「つ、疲れた……。人間の心というのは、やっぱり難しいな……」
「最初の方は苦戦してたみたいだけど、最終的には、結構好感度上がってたと思うよぅ♪」
精神的疲労でぐったりするみいに、「お疲れさま」と陽太は優しく声を投げる。
「……ありがとう、陽太。人間はすごいな。このゲームを気負わずに楽しめるなんて」
きっと、相手の気持ちを考えることが自然にできるんだな、とのみいの言葉に、
「そんなふうに考えてもらえたなら、提案してみて良かったわー」
と、陽太は口元に柔らかい弧を描いた。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
6人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年10月13日
参加申し込みの期限
2019年10月20日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年10月20日 11時00分
参加キャラクター一覧
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