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ずばっと解決! 生徒会疾風伝!
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◆美術室のカラスとワカメ
『インスピレーションが沸かなくてね。良かったら誰か、絵のモデルになってくれないかい?』
『なんだか肖像画を描きたくなったので、生徒会諸君らはモデルになるべき。スケッチだけでいい。完成品は後日渡す』
生徒会の奔走が始まってから数日後、放課後の美術室では洋二と
旅鴉 月詠
が画材を広げて彼らを待っていた。目安箱に投函した願いを叶えるために、生徒会四人が来る手はずだった。かた、と物音がして二人は扉に目を向ける。すると、四人――と修の連れてきた一匹がぞろぞろと美術室に入ってきた。
「というわけで、オレでよければモデルになりまっす!」
「ありがとう。四人も居れば充分さ」
陽太の元気な声が響くと、洋二は満足そうに微笑んだ。全員が揃ったところで、修が咳払いとともにこう提案する。
「提案なんですが、俺を描く旅鴉さんを描く……というのはどうでしょう」
「それもまた魅力的だね! 次に何か描くときはそうしてみるよ」
彼のアイデアが実現するのはまたの機会になりそうだ。修が洋二を手伝う中、イーゼルを立てる月詠に五郎八がそっと近づいて耳打ちする。
「私も一緒でよかったのかな」
「もちろん」
「とにかく良い思い出になるし、一緒に描いてもらえると嬉しいわー」
というわけで、いざモデルに――の前に、武道は上着を脱ぎつつ月詠を一瞥した。
「服って脱いだ方がいい?」
「どんなポーズしたらいいのか教えてっ」
「なんでもご自由に。用意した椅子に座っててもいいし、アクロバティックなポーズをつけてもよい」
陽太と武道の問いかけにあっさりと応えながら月詠は準備を終え、顔を上げる。
「小物もブーメラン水着もOK。ただし、5分動かなければの話だ」
その瞬間、武道はばっと服を脱ぎいつものブーメラン水着になった。月詠は思い思いのポーズをとる生徒会の面々を見ながら、鉛筆を走らせる。
「5分我慢したら動いてもいい。ファッションショーのようにくるくる回っててもいい。私は描ける」
沈黙が支配する美術室で、月詠が鉛筆を動かす音だけが小さく響いた。約束の5分はいつ来るのかとモデルたちが考え始めた頃、月詠の指がOKサインを作り5分経ったことを知らせる。最初に口を開いたのは五郎八だった。
「どのくらいで完成するのかな?」
「そうだな、せいぜい20分。それだけあれば私は描ける。まあ待ってる間暇だろうから喋っててほしい」
「はいはいー! 洋二君は大丈夫?」
「かまわないよ」
洋二も順調なようで志波の声に頷いている。その裏で月詠は大まかに描いたそれを細かく詰めていった。
「なんで肖像画を?」
「描きたくなったから。……生徒会であった自分を残しておきたくないかね?」
「興味はある」
修がこくりと頷くと、月詠も頷き返して三年生に顔を向ける。
「特に三年。特に生徒会長」
「記録を残すだけなら写真でいいんじゃないか」
「そうだね。まあ、魔女の手によって描かれた己が素晴らしき姿を見よ」
彼の素朴な疑問を軽くいなしつつ、魔女は目の前の絵に集中する。それからどれ程の時間が経っただろう。月詠は筆を置くと片付け始めた。
「解決してくれてどうもありがとう。私の方は後日贈るので楽しみに」
その言葉にモデルたちは脱力しかけたが、洋二の存在を思い出して崩れかけた身体を持ち直した。彼はその様に笑いつつこう言った。
「もう少し付き合ってくれ」
「はいはいー!」
「わかったよぅ」
道具をまとめた月詠は洋二に礼をしつつ美術室を去っていく。向かう先は彼女のアトリエ。あとは過ぎ行く時間を止め、キャンバスに魂を吹き込む――彼女の腕の見せ所だ。
「肖像画といえば油絵かなー、やはり」
そんなつぶやきが月詠の唇からこぼれた。
「おお、早い」
「猫が増えてるねぃ」
それから数日後、休日の生徒会室で五郎八と陽太は完成した絵をしみじみと眺めていた。が、絵の中の猫を見て五郎八はふとあることを思い出した。
「そういえば、猫絡みの相談があったね」
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
20人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月23日
参加申し込みの期限
2019年08月30日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月30日 11時00分
参加キャラクター一覧
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