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遊月会の誘い
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「やぁ、遠藤」
「あぁ、八神か。何か出かけてたみたいだけど、どこに行ってたんだ?」
まるで数年来の友達のように気軽なやり取りをしているのは
八神 修
と
遠藤 健
の二人だ。
「一寸避暑ってきたのさ。で、これはそのお土産」
と、健の方へと差し出したのは袋に入った小箱。中身はイニシャル入りアーミーナイフだ。
「おぉ。こりゃまたご丁寧に。避暑ってどこに行ってきたんだ?」
「ん、スイスだよ。空気が綺麗だし眺めも美しくてお勧めだよ」
「生憎と海外にはまだ行った経験はないし、今のところ行く予定もないんだが……」
「そうかい? まぁ、機会があるなら行ってみると良いさ」
そう言って穏やかに微笑む修。しかし、高校生で海外に行った経験のある人間はそうはいないのではないだろうか。
「しかし、避暑ねぇ。まぁ、今年はもう避暑なんて今更だけど」
「それに今からだと日程がなぁ……。あぁ、でもそれなら月見露天風呂ってのはどうだ? 今、割引をやってるんじゃなかったか?」
修からのお土産を置いてから改めて避暑について健は考えるものの、時期的には確かに今更な話ではある。何せもう夏は過ぎ去ったといっても過言ではないのだから。
だが、それならそれで時期に即したようにすれば良いだけだと修がアイディアを出す。確かに九月と言えば月見だ。丁度それにあったイベントもしている事だしどうだと健を誘う。
そして、それに対する健の答えは解り切ったものであった。
「思ってたよりも大分広いな……」
「本当だな。これなら遠藤が泳いでも問題ないんじゃないか?」
「八神は人の事を一体何だと思ってるんだ……?」
宿へとやって来た二人はグループ貸切用の温泉の受付をしていた。今回の主旨は温泉に入りながらの月見だ。それ故に他人がいては中々難しい面もある為に貸切風呂を借りたのである。
協力をして着々と準備を進めていく健と修。浴槽の脇に展望台会場にて購入して来た飲み物や月見な食べものを用意し、頼んだリクライニングチェアーも設置する。
そして、準備が出来たら足早に着替えを行ってから月見入浴会を始めるのであった。
「はあぁー……。お湯が沁みる……」
「何か随分とおじさんっぽいな……。気になってたんだが、八神、普段より微妙に動きが固い気がしてたがどうかしたのか?」
肩まで温泉に浸かってほっと息を吐いている修。だが、その様子がどうにも気になったのか健が修へと尋ねる。
「あー……。実は筋肉痛なんだよなぁ。どこぞの新聞部部員の野菜収穫を手伝ったら、痛くて痛くて……」
「野菜収穫? 彼女の家庭菜園か何かのか?」
隠す事でもない為、修は素直に筋肉痛である事を健に告げた。その原因となった事についても。
しかし、幾らあまり身体能力が高くない修と言えど家庭菜園程度の収穫で筋肉痛になるだろうかと健は不思議に思うが、そうではない事が修の口から判明する。
「違う違う。庭じゃなくて、畑。なんかこう広いの。こう……」
「は? 畑?」
修の言葉に驚く健だが、その言葉が嘘でない事はまるで死んだ魚のような目をしている事から理解できる。恐らくは余程大変だったのだろう。
そもそもの話、ここで嘘をつく理由がない。
だが、そこで一体何事があったのか突然クワッと修が目を見開いた。
「はっ! 遠藤も誘えば良かった! そうしたら俺の負担も軽減されたと言うのに! クソッ、今度は道連れにして……痛いっ!?」
唐突にアホな事を言う修に対する健の返答は親指と人差し指を用いた秘孔突きもといマッサージもどきであった。
「ホワター!」
「痛い痛いっ! ギブギブギブ!」
普段であればどうという事もない軽いツボ押し。だが、筋肉痛の今、修にはかなりのダメージが入るようだ。
たまらず手のひらを見せてストップをかける修。
「解った! これで、これで手を打とうじゃないか!」
そう言って修が健に差し出したのは――何と温泉卵であった。
「……は?」
「ん? いや、温泉卵だけど」
「見れば解るわ! まさか作ってたのか」
「うん」
耳をすませば聞こえる微かな蟲の声。しかし、この温泉ではそれを掻き消すかのように賑やかな声が響いていた。
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あとがき
担当マスター:
昂祈
ファンレターはマスターページから!
昂祈です。
遊月会の誘いのリアクションをお届けいたします。
私の住んでいるところではこの間の台風の後、随分と涼しくなってきました。
まだ一度だけですがツクツクボウシが鳴く声も聞こえてきたり。
子供のころは夏休みの後半にもなると結構大量に聞こえて来ていたような気がしますが、今は聞こえるのが大分遅い気がしますね。
皆さんはこの夏、やり残した事とかはないでしょうか?
もしあったりするならば、可能ならばやっておいた方が良いかもしれませんね。
それでは、この度のシナリオにご参加頂きありがとうございました!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
昂祈
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
恋愛
定員
10人
参加キャラクター数
8人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月05日
参加申し込みの期限
2019年08月12日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月12日 11時00分
参加キャラクター一覧
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