this frame prevents back forward cache
0
0
はじめての方へ
ヘルプ
ログイン
\ オーバータイム!/
種族
学年:職業
00月00日生 00歳
AAA000000
ホームトップ
おしらせ
新着通知
はじめての方へ
遊び方
世界設定
キャラクター一覧
キャラクター検索
キャラクター作成
らっポ
チケット
コミュニティトップ(検索)
コミュニティ一覧
公式コミュニティ一覧
公開トピック一覧
コミュニティ書き込み検索
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
イラストトップ
イラスト一覧
イラスト検索
イラストレーター一覧
イラストレーター検索
自作イラスト一覧
アイテム一覧(検索)
マイリスト一覧(検索)
寝子島(全景)
寝子島(地図)
寝子島(セカンドマップ)
寝子島高校
寝子高制服☆トリエンナーレ!
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
72
つぎへ >>
●「報道喫茶」(
新聞部
)
新聞部の出店は“報道喫茶”の名の通り、喫茶スペースを設けた報道センターだ。
彼らが過去に発行した新聞記事が、号外も含め、壁を所狭しと埋め尽くす。
過去だけではない。本日の出店の宣伝も、これから開催されるトリエンナーレの記事も、届き次第 情報として発信される予定だ。
【猫さがしてます】や【
寝子島高校歌留多同好会
メンバー募集中!】なんて、どこか愛嬌を感じさせるポスターも紛れているのが、いかにも寝子高らしい。
しかしその中でも最も目を引くのは、
【dianoia】
のポスター。
本日、中庭の特設ステージでトリを務めるユニットだ。
霧生 深雪
の繊細なピアノの旋律への期待も高いが、謎の歌姫
榛名 冥
にも注目が集まっていた。
後木 真央
と
桜井 ラッセル
が協力して運び込んだ機材は、部長の
八神 修
の提案で、ここをちょっとしたパブリックビューイングとするためのもの。
トリエンナーレ会場に設置された、ステージ全体と中央を映す固定カメラで、パソコンを通じて2台の薄型テレビにリアルタイムで動画を送り込めるよう、修がセッティングした。
軽食は、200食分準備。
チーズマカロン、ポンデケージョ、棒つきサブレ、1口大のパンチップと惣菜類が竹串で留められている。これが揚げ鶏とセットで、250円と超お買い得。
これはいわゆるピンチョスというもので、主にスペインのバルで提供されている。
「後木、ナイスアイディアだな。ピンチョスって、こんなに旨そうだとは!」
ラッセルはピンチョスを目にして、ごくりと喉を鳴らす。
「ラッセルちゃん、腹ペコなのだ?」
「ああ、ごめんごめん。苦労して用意してくれたのに、食ったりしないって! ちゃんと店番する」
「……にゃっふぅ、実は真央ちゃんも腹ペコなのだ」
目を潤ませて お腹を押さえる真央に、ラッセルがずっこけた。
「ああ、でも無理もないか。夜中から準備に駆けずり回ってんだもんな」
きょろきょろと辺りを伺うと、ラッセルは手招きして、一面に加工新聞が敷かれ透明なビニールテーブルクロスが掛けられたテーブルの陰に真央を誘う。その上に鎮座する紙皿や紙コップの周囲にも、新聞の図案が切張られて、日々飛び交う情報を連想させた。
「ほい、二人分500円っと。暇なうちに食っちまおうぜ? 腹が減っては戦は出来ぬ、って言うもんな!」
膝を抱えた真央と自分のために、ラッセルはピンチョスを二皿確保する。
「ラッセルちゃん……真央ちゃん、ただの掛け持ちの幽霊部員なのだ。でも良くしてもらったから、ここに居る間は頑張って働くのだ!」
「後木は立派な新聞部員だろ、気にすんなって。ほら、味がわかんねーと、客にも勧めらんねーだろ?」
「味は、実は味見したから知ってるのだ」
ラッセル、再びずっこける。
「あはは、しっかりしてるなぁ」
「何度食べても、美味しいのだ♪」
ピンチョスを頬張る真央に、ラッセルも思わずうっとり。
「本当に旨そうに食うなぁ……よーし、俺も食うぞー!」
ラッセルもピンチョスをパクリ。パリっとしたパンに、塩気のある惣菜が口に広がる。
「うん、マジで旨いな! あ、そうだ。今のうちに、合成記事の準備もしとかねーとな」
合成記事は、ラッセルの担当。名前を入力すると、
“○○と××の夢の共演”“○○交際発覚!! ……か?!”“噂のあの人に直撃インタビュー!!”
など、事実無根・ウケ狙い系な記事が出来上がる寸法だ。
写真部分には、デジカメで撮った画像を取り込めて、見た目も本格的。
「みゆきちゃーん、こっちー! あ、ラッセルくんだ。報道喫茶? 合成記事が出来るの?」
ポニーテールを揺らして、友人の
北原 みゆき
の手を引いてやって来たのは、
響 タルト
。
「お、いらっしゃい! 合成記事はパターンあるから、希望があれば」
「ホント? じゃあ、ウサギ怪人VS
桐島先生
でお願いします!」
「はぁ……!? 何だそりゃ?」
「ウサギ着ぐるみでヤル気のなさそうな怪人が、桐島先生のお尻にウサギ尻尾をつけようとする写真と記事♪」
無邪気なタルトの提案に、ラッセルはタハーと笑う。
「先生は顔写真くらいならあるけど、ウサギ怪人はどうするかな。ペンタブあるから、響 描くか?」
やり取りの最中、みゆきはタルトの背中に隠れて おどおどしていたが、真央に気付いて、こっそり顔を覗かせた。
「真央ちゃん、お疲れ様だよぅ」
「みゆきちゃん、タルトちゃん、いらっしゃいなのだ♪ ピンチョスいかがなのだ」
「あ、僕もらうー! みゆきちゃん、ウサギ怪人描いてー」
「え? キャラクターグッズみたいなので、いいかなぁ」
「うん、それでいいよ」
緊張して画面に向かった みゆきの瞳が、次第に真剣な光を帯びる。
時間を忘れて、ペンを走らせる事、しばし。
……?
「はい。みゆきちゃん、あーん」
突然、口元に持ってこられたピンチョス。向かいには気さくに微笑むタルト。
「一口どうぞ?」
「え? あ、ありがとう。あーん……ん、美味しい」
「でしょ?」
「うん」
ほんのり笑みを返せば「ソースついちゃったよ」とタルトから指摘。
慌ててポケットに手を突っ込み、ティッシュを取り出そうとすれば、万が一トリエンナーレに選ばれた時のために、仕込んでいた手品が暴発!
「あ、わわ! 間違えて万国旗が」
「わ、みゆきちゃん、手品だぁ! すごーい!」
手を叩いて喜ぶタルトに、益々焦って、ハンカチは一輪の薔薇に。更には鳩まで飛び出して、鳥の巣を髣髴とさせる、くしゃくしゃヘアーの少年の頭を、ぐしゃぐしゃに かき混ぜて飛び回る。
「かっこいいー!」
タルトは大はしゃぎだが、みゆきは顔を覆って悲鳴を上げる。
「鳩が……ご、ごめんなさい……」
現れたのは、
真辺 敬子
・
真辺 伸幸
の姉弟。伸幸はむしろ、可笑しそうだ。
「あはー、いいのよー。鳩さんもこんにちはだねぇ。さくくーん、こんにちはーなのよー」
「おう、真辺に、敬子さん? やっぱそっくりだなー、来てくれたんだ」
「弟に、ラッセがここで店番やってるって聞いてな。ちゃんとやってるか?」
揶揄されて、ラッセルは背筋を伸ばす。
「いらっしゃいませ。こちら新聞部特製、休憩スペースになってます。よろしければ、座ってピンチョスでも、いかがでしょうか?」
「おー、パチパチ。様になってるじゃん、じゃあピンチョス二つ頼もうかな」
「毎度ありー!」
「それにしても、すごい文字だらけの空間なのねー」
皿を手に感慨深げに見上げる伸幸に、皆もつられて。
がっつり食べ歩きを始めた、
巫部 紫苑
も座って注文したサブレを齧りながら上を向く。
「へへーん、出店を新聞でデコレーションってな。全部、新聞部が手がけたのなんだぜー」
「なんだか懐かしい感じがしますね」
紫苑の言葉は、サブレへの感想なのか、新聞へのコメントなのか判然としない。
「あら、真辺さんじゃない?」
「白沢先生! お久しぶりです、お変わりなく」
食べ物の匂いに誘われて、やって来た
白沢 絢子
が敬子を見て感嘆する。
「本当に久しぶりね。相変わらず、お転婆なのかしら?」
「私が階段飛び降りてショートカットした事、まだ言うんですか?」
「だってあの時、病院行ったり大騒ぎで授業にならなかったじゃない」
「……もう時効ですよ」
「少しは落ち着いた?」
「それは……どうでしょう?」
おどけてみせる敬子。二人、同時に噴出した。
「ラッセルちゃん、真央ちゃんそろそろ陸上部に行くのだ」
「OK、任された! 頑張って来いよ!」
「ラッセルちゃんも、頑張るのだ。片付けは、手伝うのだー!」
元気な声と共に、真央が去る。
「わ、何だ、この鳩?」
みゆきの鳩は、今度は実行委員の業務の合間を見、
七夜 あおい
と連れ立ってやって来た、修の頭へ着陸する。
「また、ごめんなさいっ!」
「いや、問題ないよ。いつもの事だ」
くすりと笑うと、修は洗練された動作で鳩を掴み、みゆきに返す。
乱れた髪を整える修の横で、出店を見回した あおいは、トリエンナーレ会場の様子が中継されている事に、しきりに感動してみせる。
「これなら会場を巡ってる人にも、見て貰える訳さ。軽食はピンチョスっていって、後木の発案なんだ。のんびり座って食べながら、トリエンナーレの様子が見られる寸法だ。いいだろう?」
「へぇー、凄い! 新聞部、って感じするね」
「ここでも応援メッセージを書けば、実行委員のノートパソコンに転送されるよ。報道喫茶も祭も盛り上がる、皆もより楽しめるというわけだ」
「さすがだねー」
素直に感心する彼女に、修もまんざらでもない様子。
自分とあおいのため、軽食を2皿オーダーする。
「これがピンチョス? 初めて見た、おっしゃれー! ……ん、美味しい!」
誉められて気を良くした修、今度はラッセルに依頼して合成記事を作る事に。
「七夜用に、ほのぼのした記事があったら頼む」
「おう、了解」
出来た記事は、猫イラストにまみれた修とあおいの写真の上に“号外・猫ちゃん大集合!”の見だし。
修君の猫が101匹に増えました。その中の一匹、あおいちゃんが化学の授業中に寝子島ヒーローに。
心配した修君は、隔週にくきゅうマシュマロ三昧で泣き濡れています。
見かけた人は、お近くの被服室に連絡を、という内容だった。
「寝子島ヒーロー!?」
「この辺りはランダムなんだよ」
苦笑しつつ、ラッセルが答える。
「そっかー……あー、いけない! 私、
綾花ちゃん
と、ののこちゃんの応援に行く約束あったんだ! 行って来るね、修君ありがとう! 皆も頑張って」
あおいが立ち上がった。
「そうか、残念だな。またな」
「あ、ピンチョスってテイクアウト出来る? 綾花ちゃんにも、持って行ってあげよっと。だって、とっても美味しかったんだもん!」
「そう言われると、すっげー嬉しいな。OK! ちょっと待ってな」
「うん!」
ピンチョスを抱えて、あおいが去り、修も体を伸ばす。
「さて、俺も休憩時間はこちらを手伝うよ。桜井にばかり任せては、悪いからな。回りたい所があったら、今のうちに行って来てくれ」
「んー? それは助かるけど、いいのか? 休憩にならねーんじゃ?」
「構わない、どうも暇なのは苦手でな」
「そっか、八神らしいな。じゃあ、お言葉に甘える事にするぜ」
「ねえ、僕の記事もそろそろいいかな?」
タルトが完成したイラストを指して、おねだりする。
「どれ、俺が引き継ごう。ほう、絵はなかなかの腕前だな。名前は桐島先生とウサギ怪人? ……まあ、やってみよう」
出来た記事は“スクープ・桐島交際発覚!! ……か?!
連日、流しそうめん中に抜け出す桐島。その足取りを追った取材班は見た。
未明の男子トイレで、ウサギ怪人とトライアスロンする桐島の姿を。
二人は取材班に気付くと、鈴島に消えていった、という内容。
「意外といいかも」
突拍子もない内容の、色んな部分を妄想で補っているのか、タルトはウンウンと頷いている。
「ちょっと複雑な気分だな、これは」
「本人には、見せられないね」
「堅物だからな」
「でも、敢えて見せてどんな顔するか、見てみたいかもっ♪」
「程々にな……」
苦笑しながら、修は合成記事をプリントアウトした。
<< もどる
1
…
4
5
6
7
8
…
72
つぎへ >>
このページにイラストを設定する
シナリオ
シナリオトップ
シナリオ一覧(参加受付中)
シナリオ一覧(すべて)
リアクション一覧
ゲームマスター一覧
ゲームマスター検索
シナリオご利用ガイド
グループ参加ご利用ガイド
シナリオタイプのご案内
寝子高制服☆トリエンナーレ!
シナリオガイド
リアクション
参加キャラクター一覧
コメントページ
ダイアリー一覧
シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
もっと!