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第一部 祭は巡る
●中庭ステージ、開演前
寝子島高校の誕生日にあたる6月9日。梅雨の最中ではあったが、天も寝子高の誕生を祝ってくれたのか、この日は朝から清々しい晴れ間が広がっていた。
自由当校日にも関わらず、早朝から多くの学生や街の人が出店や出し物の準備をしている。
なかには、普段の登校日よりずっと早く学校に来た生徒もいるくらいだ。
中庭に設えられた特設ステージの周りでは、メイド服に身を包んだ数人の男女が、楽器を運び込んだり、配線のチェックをしたりしている。本日、トップバッターを務める軽音楽部のメンバーだ。ステージスタッフはいないから、なんでも自分たちでやらなければならないのだ。ま、それも青春の1ページ。
昨年度は部員が足りず部活動としての認証が取り消されていた彼らにとって、これまで
非公式でのライブ
はあったものの、学校公認の場ではこれが初ライブということになる。否が応にも緊張が高まる。
真っ先にステージ中央奥に運び込まれたドラムセットは特注品。
中央のバスドラムには大きく黒い翼とメイドのシルエットが刻まれている。
すこし眠たそうな目をした
羽黒 空
が、カカカ、タタタ、と単純なリズムを叩きながらドラムの位置や音の調子を確認している。彼女の手に巻かれた包帯は、ドラムとの絆の証。本格的なスタジオに通い、常にドラムを演奏している彼女の手の、豆や擦り切れという勲章を包むものだ。将来プロを意識している彼女からは、落ち着いた風格のようなものが漂っている。
ギュイーン、とベースをひと掻き鳴らして、
上穗木 千鶴
が声を掛けてきた。
「さすがだね羽黒くん。将来はプロを目指してるのかい?」
「将来は誰かとバンドを組めたら幸いでございます……あたしで良ければですがね……何て思ったりします」
「そりゃあ、羽黒くんと組みたいって人はごまんといるだろうさ。一緒に練習してたらわかるよ。うまいもの」
「ありがとうございます。あたしのドラムがご入用でしたら何時でも声をおかけ下さい」
「あはは、羽黒くんの口調、ほんとのメイドさんみたいだ。ははは……ふーっ」
笑っていたかと思うと、千鶴は大きくため息を吐く。
「緊張しているんですか?」
「当然だよ。まだまだ下手だし、みんなについていけるか心配だよ」
「きっと大丈夫ですよ。今日は玲珂さんと三人、同じリズム隊として、楽しみましょう」
「ん、そうだね。とりあえず手のひらに『人』って書いて呑み込んでおこう」
◇
「……メンドくせぇ。折角の自由登校日だってのに、何でわざわざ……」
ヘッドフォンを首にかけた
吾妻 優
はいつも以上に気だるげな様子。
「なんでもかんでも、ライブだよ、ライブ!」
いつも以上にはりきっている軽音楽部副部長の
雨寺 凛
は、かまわずぐいぐいその手を引く。
だって――。
「待ちに待った軽音部ライブ発表の機会なんだよ! 思いっきりやっちゃうんだから!」
「軽音部でライブね……好きだね、お前ら……しかも、
いつぞや
みてぇに俺にMCやれって?」
うんうん! と肯く凛だったが、優は視線を彷徨わせる。
「……あれは、あの時のは何かの間違いだったんだ……」
そんな優のささやかな後悔は、凛のキラキラ笑顔に吹き飛ばされた。
「あ、優くん! はいこれMC用のマイク! 前のときすっごく良かったから、今回も期待してるよ!」
「おぃ、だから俺は……」
優が顔を上げれば、もうそこは中庭ステージの前で。
他のメンバーも、優の登場を嬉しそうな顔で見ていたりして。
「俺は……本当は来たくなかったが、もう来ちまったからな……出店でも回って、屋上でノンビリ昼寝でもしててぇんだよ……」
なんてぶつぶつ口の中で呟いてみたけれど。
「ね?」と凛がにっこり首を傾げたときには、身体が勝手にマイクをもぎ取っていて。
「あー……メンドくせぇ……くそっ、やりゃいいんだろ?!」
優がやる気になったのをみて、メンバーは顔を見合わせほくそ笑み、ステージ袖に待機する。
――キィン、とマイクのハウリング。
優は立ち位置をずらしながら、きっと足を止めることになるだろう通行人に語りかけ始める。
「……よぉー、お前ら。よーこそおいで下さりやがりました。ったく、自由登校日だってのに、よく学校に来る気になるな……」
客の入りは朝イチなのも手伝ってまだちらほら。
それでも優のMCに、道行く人が振り返りはじめる。
「俺か? 俺はもうメンドくせぇの何のってよぉ……俺と同じヤツいるか? 面倒でしょうがねぇってヤツ」
幾人かの調子のいい男子が、はーい! と手を挙げている。
「いるのかよ。だよな。……ま、どっちだっていいさ。直ぐにそんな口利けなくなるんだからよ」
そのセリフがあまりにいい声だったので、「キャーッ口を塞ぐとかー!?」と――男子生徒の野太い――声が上がる。
「……口を塞ぐ? バカ言ってんじゃねぇよ」
舞台袖で、
紗乃恭 玲珂
はさりげなくかんざしを握りしめた。視力回復のろっこん<瞽女の御渡り>の発動を期待して。だって、今日のライブを、この目でしっかり見たいから。
――優が吼える!
「歓声以外でねぇ様にしてやるのさ! 俺たち軽音部のライブでな!!」
優の声にはじかれるように!
恒例のライブ衣装であるメイド服に身を包んだ軽音部一同が、ステージに飛び出す!
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
笈地 行
メシータ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
なし
シナリオジャンル
日常
学校生活
定員
1000人
参加キャラクター数
130人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2013年09月30日
参加申し込みの期限
2013年10月07日 11時00分
アクション投稿の期限
2013年10月07日 11時00分
参加キャラクター一覧
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