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何でもない日を祝うパーティー!
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(何でもない日をお祝いするパーティーって、珍しくて興味あります)
そんな気持ちで、
綾辻 綾花
は《cafe眠り猫》のドアを潜った。
店内をぐるりと見渡した綾花は、賑やかに立食パーティーを楽しむ人々の中に、
「……あ」
早川 珪
先生の姿を見留めて、胸をとくりと跳ねさせる。すぐに歩み寄って、
「こんにちは、珪先生」
と声をかければ、振り返った早川先生が、「こんにちは」とふわりと笑った。
「珪先生も、何でもない日をお祝いしに来られたんですか?」
「うん。面白い趣向だよね。少し、興味を持ってしまって」
「あの……珪先生」
「? 何かな?」
「その、一緒に時間を過ごしてもいいでしょうか?」
「うん、勿論だよ。気の向くまま、ひとりで来てしまったから、その方が、僕も嬉しいな」
柔らかく目を細められれば、「ありがとうございます」の声が弾む。
(好きな人と居れる偶然は大切にしたいです)
なんて、心の中で呟く綾花へと、
「綾辻さん、焼き菓子、良ければ一緒に取りに行く?」
と、早川先生が優しく尋ねた。
かくして2人は、とりどりの焼き菓子が並ぶ一角へと。
焼き菓子の数々を捉えた綾花の眼差しが、きらきらと煌めく。
「わ、猫の形のクッキーに、猫の形のマドレーヌ!」
「可愛いよね。マフィンは、デコレーションもしてもらえるらしいよ」
「素敵ですね。猫の絵も描いてもらえるでしょうか?」
近くのスタッフに声をかければ、笑顔と共に快諾の返事。
じきに運ばれてきたマフィンと、クッキーにマドレーヌがテーブルに並べば、
「ふふ。それぞれ違ってみんな可愛いです。食べるのがもったいないくらい」
と、口元が勝手に綻んだ。
「珪先生も、一緒にいかがですか?」
「いいのかい? ありがとう、頂くよ」
ぱくりと齧ったマドレーヌは、ふうわりとバターが香って何とも美味しい。
その味を口に楽しんだあとで、綾花は、持参したお茶を喉に流した。
早川先生が、少し、驚いた顔をする。
「お茶、持ってきたの? ドリンクメニューも、色々あるみたいだけど……」
「糖分の吸収を抑えるお茶なんです。甘くて美味しいと食べ過ぎちゃうので」
笑顔で言って、綾花は今度は、クッキーを口に運んだ。
幸せな気持ちが、胸をふくふくと膨らませる。
(可愛くて美味しいから、沢山食べたくなっちゃいます)
間もなく、綾花はもう一度、焼き菓子を取りに行くことになるのだった。
「珪先生はどれが美味しかったですか?」
綾花の問いに、早川先生は、「うーん」と考え込む。
「悩むな……どれも美味しいよね」
「はい。それに、猫の形で味が違うものが沢山あるから、迷ってしまいます」
お腹を空かせてきたからしっかり食べれそうで良かったと綾花が零せば、
「ふふ。僕も、もう少しお腹を空かせてきたら良かったかな」
なんて、楽しげな様子で早川先生。
「もしかして、珪先生、もうお腹いっぱいですか?」
「まだ大丈夫だけど、そこそこ、ね? 他にも、気になるものはあるんだけど……」
「じゃあ、半分こしませんか?」
「え? いいのかな」
「勿論です!」
2人でなら、ずっしりとしたマフィンもいっぱい食べられる。
マフィンを幾つか分け合ったあとで、綾花はふと、
「先生は甘いもの食べても太らないですよね」
と、気になったことを口に出してみた。
「私は、寮からの自転車通学や休日のにゃんこ巡りで歩いたりしてるからなんとかキープできてますが……」
あまり、珪先生が運動してるイメージがありません、と言えば、早川先生はくすりとした。
「そうかな? 僕も、多少は身体を動かしたりもするよ?」
「え、本当ですか? でも確かに、珪先生、気を使ってそうですよね」
どんなことをしているかぜひ教えて欲しいです、と真剣な面持ちで訴えれば、
「そんな、大したことはしていないよ。歩いたり走ったり、あとは筋トレとか」
とのお返事。
綾花は、小さく嘆息した。
「やっぱり、体重維持の道は険しいですね……」
「でも、甘いものって、食べたくなるよね」
「全面的に同意します! 甘いものを我慢はしたくないです」
ぐっと拳を握っての綾花の言葉に、早川先生がまた笑う。
綾花は、自分の胸にぽっと、あたたかな灯が燈るのを感じた。
(特別な日は限られてるから、何でもない日もお祝いしたら楽しい日が沢山出来ますね)
今日はその最初の日、と、綾花はそっと表情を柔らかくした。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
巴めろ
シナリオタイプ(らっポ)
シルバーシナリオ(150)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
日常
NPC交流
定員
10人
参加キャラクター数
10人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月10日
参加申し込みの期限
2019年08月17日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月17日 11時00分
参加キャラクター一覧
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