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【星幽塔】第一階層 幻妖の森と怪鳥の巣
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「チィッ……相変わらず風の威力が強ェな」
グレッグは舌打ちすると、頬から流れる血を拭った。強風でいつの間にか切れていたようだ。彼は再度弓を引き、怪鳥に向かって矢を放つ。怪鳥は咄嗟に羽を動かし、彼の矢を地に落とした。そうして彼に向かってそのくちばしを尖らせ突進する。グレッグは寸でのところでそれを避け、怪鳥から距離を取る。
「おう! こっちだ!」
グレッグを律義に追う二体の怪鳥――一体は矢が急所に刺さり、堕ちて行った――は、ぐぎゃあ、ぐぎゃあと鳴き声を上げながらその爪を彼に振りかぶる。しかし、その大きさから小回りがきかないのが災いしてまんまと逃げられてしまう。
怪鳥はそれに怒り、怒りゆえに狙いがそれ、さらに怒るという悪循環に陥った。そこに、グレッグの矢が刺さる。一本刺されば二本、三本。致命傷には至らないが、牽制には充分だ。
「危なかった……皆さん! 無茶しないでください! 戻れさえすればケガだって治してもらえます!」
妙子はぬるりと立ち上がり、慣れた手つきで服を着直した。鋭い怪鳥の嘴を自身のろっこん『スライムレディ』で避けた妙子は、驚く怪我人をこう言って鼓舞する。怪我人は妙子のことをどう見たらいいやら目を白黒させつつ、怪鳥の攻撃に備えた。
怪鳥は極彩色の羽を振りかぶり、風を生み出す。そこを妙子の星の光が相殺する。怪鳥はそれを読んだかのように、真っすぐ桜に向かって飛ぶ。怪鳥の爪がきらりと光った。
「くっ! 桜!」
ティオレはかまいたちを発生させ、怪鳥の動きを止めようとしたが、避けられてしまった。もう後には引けない。標的である桜はクロスボウを構え、深呼吸する。
――怖い……。けど……!
恐怖で埋め尽くされた心を静めながら、怪鳥にクロスボウの先を向ける。
「覚悟なさい!」
そう叫び、桜は怪鳥を撃った。クロスボウから射出された矢は怪鳥の目と心臓を射貫く。怪鳥はなすすべもなく地に伏した。ちょうどその時、上から二体の怪鳥が落下してくる。グレッグの撃ち落としたもののようだった。残された一体は仲間の亡骸を見てぐぎゃお、と鳴き声を上げ、羽ばたいた。巣に戻ろうとしている。
ティオレはそれを勘付くと、自らの剣に『魔風の光』を宿していく。緑色の光が剣を包み、かまいたちが刃の周囲を回る。その時、剣の装飾であった極彩色の羽が光る。かつてヴォラティルから抜け落ちたソレは、その力を持って持ち主に牙をむく。
「逃げられると思った?」
彼女は怪鳥に向かって剣を振り下ろす。それと同時に、無数のかまいたちが怪鳥と怪鳥の巣に向かって飛んでいった。
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シナリオデータ
担当ゲームマスター
六原紀伊
前回シナリオ
【星幽塔】第一階層 はぐれ怪鳥と騒乱の暴風
シナリオタイプ(らっポ)
ブロンズシナリオ(100)
グループ参加
3人まで
シナリオジャンル
冒険
SF・ファンタジー
バトル
定員
10人
参加キャラクター数
5人
シナリオスケジュール
シナリオガイド公開日
2019年08月01日
参加申し込みの期限
2019年08月08日 11時00分
アクション投稿の期限
2019年08月08日 11時00分
参加キャラクター一覧
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